
INTERVIEWインタビュー
再開発と地域の方々の人生に向き合う。
その先にプロジェクトの成功がある。
事務系総合職(計画)R.H2014年入社(中途)/ 埼玉県出身
2020年10月取材
「より大きな事業」と「家族との時間」の両輪を叶えてくれた。
「より大きな事業に携わりたい」「家族との時間を持ちたい」というのが、転職活動のきっかけでした。転職活動当時、子どもは1歳。家族と過ごす時間を増やし、ワーク・ライフ・バランスをより豊かにしたいと考えていました。実際働いてみて、土日はしっかり休めますし、転職して本当によかったと感じています。URは公的な機関という面もあり、世の中のためになる事業をしていることも転職の決め手となりました。まちづくりの課題に積極的に取り組めることは本当に喜ばしいですね。
まちづくりの課題解決と言いますとちょうど今、計画部門の事務系総合職として、長岡市大手通坂之上町地区の再開発事業の推進業務に携わっています。担当者は私を含め四人いて、事業調整と事業計画かに分かれており、私は事業調整を担当しています。建物の計画の打ち合わせに参加することもありますが、私は調整の仕事がメインですね。
調整業務で向き合うのは、再開発地区に住まわれている方や店舗を開いている方、地権者の方です。ご挨拶のためのアポイントを取るところから始まり、再開発中に住居やお店を別の場所に移転していただかなければならないので、店舗の移転先を一緒に探したり、補償金について話し合ったりしています。

人生を変える局面に同席する責務がやりがいに変わる。
URの担当する再開発地区には、もともと銀行や商工会議所、個人商店さんが混在しており、その調整が難しいため、URが依頼されたという経緯がありますので慎重に向き合う必要があります。また、調整業務は、一人の人間として多くの方々の人生が変わる局面に立ち会うので、プレッシャーでもあります。以前、地権者の方から「私たちにとって今回の事業は人生のリセットなんだよ」と言われ、責任感が一層強くなったのを覚えています。それだけ責務は大きいですが、逆に重要な役割を任されている実感もあり、やりがいにもなっていますね。
この仕事は、「人生」に影響を及ぼす業務になりますので、大切になってくるのは、住民の方々一人ひとりに向き合って、誠実な対応をすること。その土地に仕事と家庭のある方々なので、皆さんが今どういう状況にいるのか、その土地に対してどのように愛着をいだいているのか、どのような歴史を持っているのかまで把握し、相手が今何を求めているのかを考えぬいた結果、皆さんに事業に対してご理解をいただく。それがプロジェクトの成功の一要素につながると信じています。
これまで、いろいろな壁はあったのかもしれませんが、個人的には壁ととらえず、成長の機会だと考えるようにしています。何より、一緒に働いている職員と一緒にプロジェクトを進めていると、助けられる場面が何度もあって、恵まれているなと思うほどです。街の再開発のためにも、やるべきことをやっていかなければならない。そのために、自分ができることはなんだろうと考えながら、日々、仕事をしています。

社会の先頭に立ってこそ、公的機関であるURとしての存在意義がある。
長岡の再開発のプロジェクトが完了する頃には、長岡市民の方々に喜んでいただけるものになっているように、と掛け値なしに思います。長岡が再び発展していくためのまちづくりをすることが我々の使命だと思っています。
自分自身としては、これからも常に新しいことに挑戦していきたいと考えています。民間企業ではできない、URだからこそできることをしていきたい、と。むしろ、公的機関である独立行政法人だからこそ、他ではできないことを率先してやっていかなければならないと思っています。
我々が先頭に立って新しいことをやってこそ、URの存在意義があるのではないでしょうか。だからこそ、これから入社してくる人には、何かを与えられてこなすのではなく、課題意識・挑戦意識を持ってチャレンジしていける人と一緒に仕事がしたいと思っています。転職活動には不安がつきものだとは思いますが、私はURに転職して本当によかったと思っています。私の体験が、転職活動をする誰かの役に立てば幸いです。

1日のタイムスケジュール例
- 09:15出勤、メールチェック
- 10:00ミーティング
- 12:00昼食
- 13:00市と打ち合わせ
- 15:00権利者協議
- 17:00作業
- 17:40退勤
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施工管理経験を活かし、
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大規模改修の0→1に挑戦。技術系総合職・建築設備(保全)M.K
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経験者採用・2014年入社 -
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経験者採用・2012年入社 -
賃貸住宅
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新卒採用・2013年入社 -
賃貸住宅
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憩いと交流の
屋外空間を創造する。造園系 R.I
新卒採用・1994年入社 -
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賃貸住宅
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災害復興
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