技術系総合職・建築設備(設計)S.I|人を知る|中途採用サイト|UR都市機構

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INTERVIEWインタビュー

建築計画という「骨格」に、
機械という「血管」を通す醍醐味。

技術系総合職・建築設備(設計)S.I2013年入社(新卒)/ 千葉県出身

2020年10月取材

賃貸住宅

URの物件が教えてくれた「団地は面白い」。

学生時代は、建築とは畑違いの機械工学専攻。そんな私がURに興味を持ったのは、地元の「UR団地」がきっかけでした。そこは建物も広場も明るく綺麗に改修され、デザイン性と機能性を両立していました。

団地というものは、創意工夫次第で地域の雰囲気や景観すらも変えることができる。これは面白いと、私の中の団地に対するイメージが一変したのです。しかもURは全国に数々の資産を保有していて、事業領域も幅広いです。様々な仕事に挑戦する中で、自分にあったフィールドを見つけられるのではないか、という期待感も入社を後押ししてくれました。

実際、入社後はUR賃貸住宅の管理部門からスタートし、ジョブローテーションを通して建替の計画業務、自治体・行政との調整業務、既存物件の機械設備の保全・修繕業務といった幅広い業務を経験できました。結果として技術面はもちろん、安心安全に工事を進める術や、適切なコスト管理で仕上がりの品質を高めるノウハウなど、当社の機械設計に求められるスキルを一つひとつ習得することができました。

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扱うのは、「快適」を実現する建築設備ばかり。

現在は、横浜市にある洋光台北団地の建替プロジェクトに参画し、建築設備の設計業務を担当しています。全体の建築計画が「骨格」だとすれば、建築設備の我々は「血管」を作るのがミッション。衛生設備、換気設備等、具体的には水栓一つからエレベーターまで、扱う設備は様々。その全てが居住者の皆さんの快適な暮らしに直結するので、責任は重大です。

今回のプロジェクトでは、まず建築部門が作成した構造躯体や間取りをベースに、設計事務所と相談して配置・配管ルートを検討し、最適な設備も選定。5年10年先のメンテナンスのしやすさも考慮しながら、設計していきます。

ただ、机上の計画通りに進行できるケースはごく稀。配管スペースは限られているので、電気設備や土木の設計担当とのきめ細かな協議・調整は欠かせません。また現場環境に合わせて施工業者と納まりを相談し、臨機応変に施工図を修正するのも日常的です。もちろん、施工中は団地にお住いの方の安全・安心・過ごしやすさへの配慮も必要不可欠。心を配るべきポイントはいくつもありますが、だからこそ、無事に工事完了の瞬間を迎えた時はやりがいもひとしおです。

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設計の腕が試される保全業務の奥深さ。

やりがいという面では、既存物件の保全・修繕業務にも奥深いものを感じています。団地は見た目の印象程、同じつくりではありません。同じ設計図でも実は躯体寸法は微妙に異なりますし、屋外環境に至っては、敷地形状、地盤高、勾配、住棟配置、樹木の種類・大きさなど全てが異なります。そのため設備のリニューアルの際には、URが蓄積してきた過去の事例、工法、ノウハウが通用しないケースも多いのです。

そこで、元の設計図や施工図から設計意図を読み解き、新築ではできない、保全ならではの最適なアプローチを検討するなど、難題にぶつかることもしばしばですが、チャレンジしがいがありますし、スキルアップの機会にもなります。

今後は、ジョブローテーションを通して幅広い業務に精通した上で、いつかまた保全工事の現場に戻り、そのやりがいを追求したいと思っています。このように将来を見据えて自分なりのキャリアを築いていけるのは、URならではの魅力。安心の環境で腰を据えてステップアップを目指したい方や、周囲とのコミュニケーションや調整を大事にしながら、多くの関係者と協力して大規模プロジェクトを実現したい方には、心からオススメできる職場です。

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1日のタイムスケジュール例

  • 09:15出勤、メール確認、その日の業務の確認
  • 10:30打ち合わせ
  • 12:00昼休憩
  • 13:00工程打ち合わせ資料作成
  • 14:00外出
  • 15:00現場変更設計・工程打ち合わせ
  • 17:40退勤

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