INTERVIEWインタビュー

地域の想いに寄り添い、
にぎわいの広場を創造する。

技術系総合職・造園(設計)R.A2017年入社(中途)/ 神奈川県

2020年10月取材

造園の経験を活かして、街づくりに挑戦したい。

以前は設計事務所に9年ほど勤め、主に戸建て住宅の庭などの造園設計に携わっていました。転職先を探す上で重視したのは、街づくりや地域の緑化に貢献するような、より大きな視点で造園に挑戦できること。さまざま企業を調べる中で特に興味を抱いたのがURでした。

もともと私は、幼少期を団地で過ごしたため、URはとても身近な存在でした。広々とした団地の屋外空間を、今のニーズを踏まえて設計していくのは、想像するだけでも面白そうでした。さらに団地だけでなく、都市再生や災害復興など、街づくりに関わる事業が様々あり、幅広いチャレンジが出来ること。それに決まったものをつくって終わりではなく、計画担当や建築担当と造園担当が肩を並べ、チームでプロジェクトに取り組める体制も、入社を決めるポイントになりました。

URに入社して最初に臨んだのは、地方自治体や公共団体からの依頼を受けて都市公園を整備する事業。未体験の規模感に加えて、行政との調整・交渉など初挑戦の連続で、はじめは戸惑うことも多々ありました。それでも、自治体の方の「地域を盛り上げるために、ぜひ知恵を貸してほしい」という熱意に刺激を受け、少しでも力になりたいと必死で基本計画の策定に取り組みました。地域の想いに寄り添い、街づくりに励んだ経験とやりがいは、今の私のベースになっています。

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入社3年目で都心の大規模プロジェクトに参画。

入社3年目からは現在の部署に異動し、都心部のさまざまな都市再生プロジェクトに携わっています。
各プロジェクトでは、事業の立ち上げ段階であれば、どのような広場・公園を設ければ防災・緑化といった機能に加えて、人々の交流やにぎわいを生み出せるのか、造園担当の目線でアイデアを発信し、事業組成段階をサポートしています。

その他にも、東京港区の北青山三丁目地区の街づくりプロジェクトや、愛宕山周辺地区の再開発といった事業では、外部の設計事務所と連携して造園の基本設計を進めています。こうしたプロジェクトは、事前に自治体や関係各社と綿密な行政協議を行い、都市計画案をしっかり作成してから動き出すものです。協議で承認されたプランを設計に落とし込んでいく工程は、難しくもあり、やりがいでもありますね。

また、入社前にイメージしていた通り、URの計画担当や建築担当をはじめ、たくさんの関係者とチームで一大プロジェクトを推進するのも、この仕事ならではの醍醐味。各方面の専門家が参画しているため、足並みをそろえるだけでも大変ですが、積極的にコミュニケーションをとって人間関係を深め、みんなで調和のとれた街づくりを目指せるよう頑張っています。

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ゆくゆくは、造園の枠を超えた活躍を目指したい。

人口減少に悩む地方、都市の更新が課題となっている都心部。それぞれの課題や未来への期待に寄り添い、自社の利益ありきではなく、あくまで地域のために力を注げるのは、URならではの魅力です。

都市再生の公園・造園に関する案件は、どれも10年単位の長期スパンで動いていますので、私の担当案件の完成もまだまだ先の話ですが、いつか各地域に新しい価値を生み出せるように、今は目の前の仕事に一生懸命に取り組んでいきたいと思います。

そしてゆくゆくは造園という仕事をベースにしつつ、業務に枠を設けず、さまざまな形で街づくりに携わっていけたら嬉しいです。例えば、計画担当のチームに造園の知識を持って参画出来れば、都市再生のプランに新しい発想をプラス出来るかもしれません。

こうした将来のキャリアプランも、仕事のスケールも、転職前の想像以上に大きく広がっています。今後入社してくる方にも、ぜひ私が感じたやりがいを感じてほしいですね。大規模な街づくりに興味がある方は、ぜひURへのエントリーを考えてみてください。

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1日のタイムスケジュール例

  • 09:15出勤
  • 10:00打ち合わせ
  • 12:00昼食
  • 13:00打合せ用資料作成、設計検討
  • 16:00各職種や外部コンサルと調整
  • 17:40退勤

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