復興支援だより 岩手震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2017年9月

2017/9/30

山田町で桜山トンネルが貫通

9月30日(土)、UR都市機構が山田町からの受託により整備した桜山トンネル工事の貫通を記念した式典が開催されました。

桜山トンネルは、UR都市機構が山田町から受託している山田地区の復興基幹事業である町道細浦柳沢線他整備工事の一環で整備したもので、延長が336mのトンネルです。

東日本大震災の際には低地部の国道45号線が寸断され、山田町全域が孤立しました。

当該トンネルを含む町道は、高台団地や公共防災拠点地区を結ぶ交通ネットワークを構築し、広域避難路機能の確保及び災害救助要員および物資等運搬ルート確保、救急搬送及び火災消化活動の困難解消を図る重要な役割を担うことが期待されています。

<貫通した桜山トンネル>

式典では冒頭に関係者による貫通発破が行われ、貫通の確認を行いました。

<貫通発破を行う関係者(左から1番目がUR栗原本部長、中央が佐藤町長)>

<貫通の報告を受けるUR山田復興支援事務所才田所長(右)>

また、貫通を記念して、山田南小学校の児童さんによる「虎舞」や山田北小学校の児童さんによる「鼓笛隊演奏」も行われました。

<山田南小学校の児童さんによる虎舞の様子>

<山田北小学校の児童さんによる鼓笛隊演奏の様子>

その後、山田町の佐藤町長が「細浦柳沢線の一番重要な工事であるトンネルが今日貫通を迎えたことで、山田町の掲げる「コンパクトなまちづくり」、「高齢者に優しいまちづくり」に大きく近づく。」とあいさつされ、最後には来場者全員で記念撮影を行いました。

<あいさつされる佐藤町長>

<参加者全員による記念撮影>

山田地区では、昨年11月の共同店舗「オール」の開業を皮切りに、周辺でも個店の再建が進み、中心市街地の賑わい再生が目に見える形で進んできました。今後は、JR山田線山田駅(休止中)周辺のかさ上げ地では、段階的に宅地の引渡しが行われ、地権者の皆さまによる住宅再建が望まれます。

<再建が進む山田地区の中心市街地>

URは引き続き山田町の復興事業に全力で取り組んで参ります。

2017/9/16

URが釜石市で建設する最後の復興公営住宅完成

URが釜石市から要請を受けて建設した復興公営住宅の完成を記念した餅まきが9月16日(土)に片岸地区復興公営住宅で、9月23日(土)に鵜住居地区復興公営住宅でそれぞれ行われました。

<完成した片岸地区復興公営住宅>

<今回完成した鵜住居地区復興公営住宅>

片岸地区復興公営住宅は、釜石市から受託して整備中の片岸地区土地区画整理事業地内に位置しており、木造平屋建、1LDK4戸・2LDK14戸の合計18戸の戸建タイプの復興公営住宅です。また、鵜住居地区復興公営住宅は、釜石市から受託して整備中の鵜住居地区土地区画整理事業地内に位置し、一部先行して完成していますが、今回完成したのは、木造平屋建、1LDK3戸・2LDK9戸の合計9戸の戸建タイプの復興公営住宅です。

両住宅では、入居予定の方々や先行して復興公営住宅にお住まいの方々などを対象に、住宅の完成を記念して餅まきが実施されました。餅まきに参加された皆さんはみなさん楽しまれた様子で、「こんなに取れたよ」と取ったお餅を見せてくれる方もいらっしゃいました。

<片岸地区復興公営住宅での餅まきの様子>

<鵜住居地区復興公営住宅での餅まきの様子>

両住宅では、それぞれ同日に内覧会・住戸抽選会・鍵引渡しが行われ、即時入居が可能となっております。

<片岸地区復興公営住宅の内覧の様子>

URでは釜石市からの要請を受けて、全3地区151戸の復興公営住宅の整備を進めてきましたが、今回の両住宅の完成をもって釜石市におけるURによる全ての復興公営住宅の整備が完了いたしました。

URは引き続き片岸地区・鵜住居地区の復興市街地整備事業に全力で取り組んで参ります。