街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2018年03月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2018/3/6

大船渡小学校3年生向けに施設の見学会を実施

3月6日(火)、大船渡小学校の3年生向けにURが大船渡市から受託して建設中の大船渡市防災観光交流センターの見学会を実施しました。

<見学会の様子>

これは、大船渡市の椿学習プログラムの一環の大船渡小学校3年生の「まちづくり」をテーマにした総合学習の一コマをお借りして実施したもので、当施設が3月末に竣工を迎えるに先立って、施設のメインターゲットの一つである大船渡小学校の3年生の児童さんに当施設への理解を深めてもらうために行ったものです。

当施設の建設地は、URが大船渡市から受託して整備中の大船渡駅周辺地区土地区画整理事業地内に位置し、大船渡線BRT大船渡駅にも直結する中心市街地に位置しています。

<賀茂神社より望む大船渡駅周辺地区>

当施設は鉄筋コンクリート造3階建てで、津波発生時に逃げ遅れた方々の一時的な避難場所としての機能を有しており、平常時には広く市民の皆様に開放され人や活動をつなげる交流の場として市民活動の中心となっていく施設です。

<完成を間近に控える大船渡市防災観光交流センター>

見学会では、UR職員から施設の概要や特徴の説明を行いました。

<2階のスタジオでは中と外に分かれて遮音性の確認を行いました>
<2階の柱には地元産材である気仙杉が貼られています>
<屋上には大船渡市の花である「椿」のオブジェを配しています>

また、児童さんに向けて事業に携わった想いや大船渡の「まちそだて」などについてお話し、それに対して「高校から大船渡を離れるかもしれないと思っていたけど、まちそだてなら僕にも何かできるかもしれない」という大船渡の未来を託す子供たちの頼もしい感想を聞くことが出来ました。

<児童さんはメモを取りながらUR職員の話に真剣に耳を傾けてくれました>

その他にも、児童さんからは「大船渡産の材料を使ってるのにビックリ」や「和室でお茶を飲んでみたい」などの声を聞くことができ、当施設への理解や愛着も深まったのではないでしょうか。

<手を挙げて質問をする児童さんもいらっしゃいました>

URは引き続き大船渡市の復興事業に全力で取り組んで参ります。

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