復興支援だより 岩手震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2013年06月

2013/06/29

大槌町町方(まちかた)地区復興整備事業安全祈願祭の実施

町方地区は、大槌町役場やJR大槌駅(休止中)などがある大槌町の歴史的中心地ですが、東日本大震災によって甚大な被害を受けました。

写真:町方地区

<大槌町町方地区の様子>



UR都市機構は、被災直後の復興計画策定から大槌町の復興事業に携わってきました。
現在大槌町においては、町方地区の復興事業の他、大ケ口(おがくち)地区などの災害公営住宅の整備を行っている他、大槌町が行う他地区の復興整備事業の発注者支援も実施しています。

その大槌町町方地区の中心市街地再生へ向けた工事の安全祈願祭が、6月29日(土)、JR大槌駅の駅前広場で工事を行う共同企業体により開催されました。

写真:安全祈願祭1 写真:安全祈願祭2

<安全祈願祭の様子>



町方地区は、土地区画整理事業によって約30haを平均2.2mかさ上げして新たな市街地をつくります。
現在早期着工に向けて、地権者の方から工事の承諾(起工承諾)をいただいてきているところです。

写真:大槌町町方地区復興計画図

<大槌町町方地区復興計画図>



碇川(いかりがわ)大槌町長は「これまで住民主体でまちづくりの計画をまとめてきました。仮設住宅にお住まいの方が一日千秋の思いで待っています。単に以前のまちに戻すのではなく、世界に誇れるまちにしていきたい。一日も早い完成を願っています。」と挨拶されました。

写真:碇川大槌町長

<挨拶をされる碇川大槌町長>

これに対して、当機構の佐々木岩手震災復興支援局長は、「一日も早い復興が待たれており、CM(コンストラクションマネジメント)方式によってスピードアップを図っています。これから大槌町の豊富な湧水に配慮しながら、工事を安全に進めて参ります。」と挨拶しました。

写真:佐々木岩手震災復興支援局

<挨拶をする佐々木岩手震災復興支援局長>

大槌町の復興事業もいよいよ始まります。




2013/06/28

鍬ヶ崎(くわがさき)・光岸地(こうがんじ)地区

盛岡市から車で約2時間の鍬ヶ崎(くわがさき)・光岸地(こうがんじ)地区です。
古くから宮古港の漁業関連施設や商店が立ち並んでいましたが、8mを超える津波によって大きな被害を受けました。

写真:宮古市鍬ケ崎・光岸地地区1


写真:宮古市鍬ケ崎・光岸地地区2


鍬ケ崎・光岸地地区は土地区画整理事業によって整備されます。

写真:宮古市鍬ケ崎・光岸地地区3


土地区画整理事業は6月13日に認可されました。
現在施工者を公募しており、これから地権者の方々に工事の承諾を得ていきます。
鍬ケ崎・光岸地地区でも復興事業がいよいよ動き出します。




2013/06/17

宮古市田老地区をご紹介します

盛岡市から100km超、車で約2時間のところにある宮古市田老地区をご紹介します。
宮古市は、市内全体で死者行方不明者600名を超える方が犠牲となり、住宅棟の被害も約9,000棟に及びました。
田老地区はこれまで何度も津波の被害にあってきました。そこで、1934(昭和9)年から、高さ10m・総延長2,433mの防潮堤を「X」型に建設しました。防潮堤はその大きさ・高さから、「万里の長城」とも呼ばれました。
しかし、東日本大震災の津波はこの防潮堤をも越えて襲ってきました。

写真:宮古市田老地区1

<現在の宮古市田老地区 写真左奥に続いているのが防潮堤の一部>


写真:宮古市田老地区2

<現在の宮古市田老地区 左側は防潮堤の一部>


写真:宮古市田老地区3


田老地区は、土地区画整理事業による市街地の嵩上げと、防災集団移転促進事業による高台移転を行う計画です。

写真:土地区画整理事業完成予想図

幹線道路(国道45号)沿いに計画を示す看板が立っています。



写真:乙部団地完成予想図


写真:造成予定地高台

この正面の高台を乙部団地完成予想図のように造成します。

田老地区においてもCM(コンストラクションマネジメント)方式で工事を行う事業者が6月7日に決定しました。
いよいよ田老地区でも復興まちづくりが動き出します。




2013/06/07

大槌町大ケ口(おがくち)地区災害公営住宅の整備

大槌町は岩手県沿岸のほぼ中央に位置しており、約200km²の町域のほとんどは北上山系で、市街地は大槌湾沿いのわずかな平野に広がっています。人口約1.3万人(平成25年5月31日現在)の町で、大槌湾内には「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島(ほうらいじま)があります。
大槌町は東日本大震災での津波で、死者行方不明者約1,300名の方が犠牲となり、町長を始めとする役場職員も40名近く亡くなり役場機能が麻痺するなど、甚大な被害を受けました。

写真:大槌町町方地区の市街地

<城山から見た大槌町町方(まちかた)地区の市街地。左端の茶色の建物が被災した町役場>



UR都市機構では、被災直後から復興計画の策定などに携わり、昨年には災害公営住宅の建設と土地区画整理事業などの復興まちづくりへ協力することになりました。

現在、大槌町においては4地区で災害公営住宅の整備または設計を進めています。そのうちの1つである大ケ口地区の様子です。

地図:災害公営住宅、土地区画整理事業

写真:大ケ口地区の様子(平成25年4月下旬)

<平成25年4月下旬>


写真:大ケ口地区の様子(平成25年6月上旬)1

<平成25年6月上旬>


写真:大ケ口地区の様子(平成25年6月上旬)2

着々と建設工事が進んでいます。 この住宅は要請によって木造としており、地元産の木材を使用しています。また、建設工事には地元企業も参加しています。

写真:建築中の住宅内部

<建築中の住宅の内部>


当地区の住宅70戸は8月下旬に大槌町へ引渡し、その後入居の予定となっています。




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