街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2018年02月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2018/2/10

陸前高田市今泉地区のかさ上げ部で初の宅地引渡し

2月10日(土)、URが陸前高田市から受託して整備中の今泉地区の愛宕下工区の宅地の一部が権利者の方々に引渡されました。

<今泉地区土地利用計画図>

今泉地区では、平成29年7月初旬に山林を造成した高台部の宅地を権利者へ引渡して以来、ほぼ毎月権利者へ宅地の引渡しを実施してきました。今回引渡された愛宕下工区は、平成29年3月に完成した災害公営住宅今泉団地に隣接し、海抜10m程度まで盛土されたかさ上げ部の宅地で、今泉地区の中におけるかさ上げ部において初めて引渡された住宅地となります。

<愛宕下工区の整備状況>
<隣接する災害公営住宅今泉団地>

当日は、引渡しに先立ち陸前高田清水JV事務所にて、引渡しにあたっての注意事項などの説明を行いました。冒頭に熊谷陸前高田市復興局長が「市では引渡し後の土地の利用が図られるよう借り手と貸し手をつなぐマッチング制度の創設の検討を行っています。皆さまの土地が有効に活用されることを祈念しています。」とあいさつされ、URの職員も宅地の整備状況や周辺道路の整備状況等についての説明を行いました。

<あいさつされる熊谷復興局長(中央)>
<UR職員(中央)による周辺道路整備状況説明の様子>

その後、バスで現地に移動し、市やURの職員立会いのもと、それぞれがご自身の宅地の境界杭の設置状況などを確認しました。

<現地をご案内するUR職員(左から2人目)>

今泉地区では、今後も高台やかさ上げ部の引渡しが予定されています。

URは引き続き陸前高田市の復興事業に全力で取り組んで参ります。

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