復興支援だより 岩手震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2016年02月

2016/02/17

大槌町立大槌学園小学部で出前授業を実施

2月17日(水)、大槌町立大槌学園小学部3年生70名に出前授業を行いました。
この授業は「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業※」で大槌町が独自に設けた「ふるさと科」という授業の一環で、
「地域への愛着」「生き方・進路指導」「防災教育」を学ぶことを3つの柱としています。
今回は、学校からの依頼で、大槌町で働く人の仕事内容や努力について学習している3年生に、
学校の目の前で建設している寺野地区災害公営住宅などを題材に、災害公営住宅ができるまでを説明しました。

※「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」についてはこちらをご参照ください⇒http://manabi-mirai.mext.go.jp/other/revive.html

建設中の寺野地区災害公営住宅2工区

<建設中の寺野地区災害公営住宅2工区>

授業では「災害公営住宅って何?」「どんな建物があるの?」「どんな人が建てているの?」「どうやって建てているの?」ということについて、UR職員が講師になって説明しました。

授業の様子。大槌町のキャラクター「おおちゃん」(正面左)も参加してくれました

<授業の様子。大槌町のキャラクター「おおちゃん」(正面左)も参加してくれました>

一生懸命メモを取りながら聞いてくれました

<一生懸命メモを取りながら聞いてくれました>

「災害公営住宅の工事」という難しいテーマだったので、実際にコンクリートを持って重さや堅さを体験してもらったり、 施工する大和ハウス工業(株)に協力いただいて水平に建物を建てられているか確認する機材を使って一緒に教室の水平を測ったり、 クイズを出しながら授業を進めたりと、児童にも参加してもらいながら一緒に授業を進めていきました。 URの心配とは裏腹に、元気で色々なものに興味津々で、みなさん積極的に参加してくれました。 みんなこちらが思っていた以上に、災害公営住宅に設置したスロープの意味や断熱材を入れていることなどを知っていることに驚きました。

コンクリートに触れてみる児童。実際に触れてみて「重たい」「固い」といった感想が挙がりました

<コンクリートに触れてみる児童。実際に触れてみて「重たい」「固い」といった感想が挙がりました>

建物が水平になっているか確かめる児童たち

<建物が水平になっているか確かめる児童たち>

質問にも積極的に手を挙げて答えてくれました

<質問にも積極的に手を挙げて答えてくれました>

最後に児童たちからは「家を建てる方法がわかってよかった」「今度は実際に見てみたい」といった感想をもらい、 後日「たくさんの人ががんばって家ができていることがわかった」「いつか家をつくる人になりたい」といった嬉しい感想文もいただきました。

<いただいた感想文の本の一部をご紹介します>

1時間の授業でしたが、大槌の未来を担う子どもたちの学習に役立てばうれしいですね。参加したUR職員も、より一層復興への気持ちが高まった一日でした。