復興支援だより 岩手震災復興支援本部から

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2017年3月

2017/3/12

宮古市で県内初の環状交差点が供用開始

3月12日(日)、URが宮古市から受託して整備している鍬ヶ崎・光岸地(くわがさき・こうがんじ)地区内に、岩手県内では初となるラウンドアバウトと呼ばれる環状交差点が完成し、供用開始式が行われました。

浄土ヶ浜大橋から鍬ヶ崎・光岸地地区を望む(中央に見えるのがラウンドアバウト)

<浄土ヶ浜大橋から鍬ヶ崎・光岸地地区を望む(中央に見えるのがラウンドアバウト)>

ラウンドアバウトでは、自動車は時計回りの一方通行でのみ通行することができ、信号機による制限を受けないため信号待ちがなく、災害などで停電した際にも混乱を招きにくく、速度抑制や一方通行による視認性向上のため事故が起きにくいという特徴があります。震災発生時に信号停止による交通渋滞が発生した教訓を踏まえ当地区に設置されることとなりました

完成したラウンドアバウト

<完成したラウンドアバウト>

式典では、冒頭に山本宮古市長は「これまで水産のまち宮古の象徴でもあり、歴史のある港町鍬ケ崎のため、地区住民の皆様とともに復興まちづくり計画を作り上げ、新しい街づくりを進めてまいりました。このラウンドアバウトが復興のシンボルの一つとして末永く皆様に愛され、安全で安心して利用していただけることを願います。」とあいさつされました。

あいさつされる山本宮古市長

<あいさつされる山本宮古市長>

その後、テープカットとくす玉割りで、ラウンドアバウトの供用開始を祝いました。

テープカットとくす玉割りで供用開始を祝いました

<テープカットとくす玉割りで供用開始を祝いました>

また、供用開始の前には、ラウンドアバウトの見学会を行い、参加者はラウンドアバウトの中を歩きながら、完成状況を確認していました。

ラウンドアバウトの中を歩く参加者の様子

<ラウンドアバウトの中を歩く参加者の様子>

供用開始に先立って、地元の子供たちや高齢者などに向けての交通安全教室が開催されています。また、供用開始後は、早速、一般車両がスムーズに通行していました。

供用開始後にラウンドアバウトを通行する一般車両

<供用開始後にラウンドアバウトを通行する一般車両>

ラウンドアバウトが地域の象徴になるといいですね。 URは引き続き宮古市の震災復興に全力で取り組んでまいります。