団地で営業し続けて50年！

最寄りは、JR阪和線「新家」駅。15分ほど歩いたら見えてくる、泉南一丘団地の広場に面しているのが「ミート＆デリカ　肉のいしだ」です。

「ミート＆デリカ　肉のいしだ」は、約50年前からこの団地で営業を続けている精肉店＆弁当屋。精肉、弁当、ホットスナック類、食料品などを販売しています。
弁当は、丼物を含めて16種類以上。その中から、今回は、「焼肉弁当」と「のりスペシャル弁当」を注文しました。

「焼肉弁当」は、店主の石田さんが「精肉店だからこそ食べてほしい！」と自信を持っておすすめする商品。好きな人が多い甘辛いたれの焼肉はご飯が進みます。

「ミート＆デリカ　肉のいしだ」の弁当の特長の一つは、品数の多さ。おかずのうちひと品は日替わりで、この日はサトイモの煮付けでした。常連のお客さんの場合、このひと品を好みに合わせて変えることもあるのだそうです。このほかに、磯辺揚げ、ナポリタン、漬物が入っています。

「のりスペシャル弁当」は、提供している弁当の中で一番ボリュームたっぷり。唐揚げとミニサイズのチキンカツ、日替わりのひと品、磯辺揚げ、ナポリタン、卵焼き、漬物、サラダが入っています。

「お弁当は、基本的に注文を受けてから作っています。外のベンチで少し待ってもらうことにはなりますが、温かい出来たてを提供したいんです」と、こだわりを石田さんが教えてくれました。

アツアツサクサク！揚げたてのホットスナック

「ミート＆デリカ　肉のいしだ」では、若鶏の唐揚げ、カレーパン、トンカツ、串カツなどの商品を単品で買うこともできます。こちらも、注文を受けてから揚げるため、揚げたてでアツアツの状態でいただくことができます。

人気メニューは、若鶏の唐揚げと手羽元の唐揚げ。若鶏の唐揚げはガツンとニンニクとショウガが効いています。そして、手羽元の唐揚げはしょうゆ味と、種類によって衣や味付けが異なります。

チキンカツと牛肉のコロッケも定番の商品。揚げ物ですが、ちょっと時間がたってもサクサクのままでおいしくいただくことができます。

「近くに中学校があるので、夕方ごろにはこれらのホットスナックを求める学生さんたちでにぎわいます。学生さんたちが購入しやすいよう、創業してからほとんど値上げをせず、ひと品80～200円程度に抑えているんです」と、店主と一緒にお店を営業する奥さんは言います。
大人になった中学校の卒業生たちが、週末に家族でお店に訪れることも多いのだそうです。

総菜も品ぞろえもお客さんの要望が第一！

店内には日替わりの総菜も並びます。調理を担当するのは、店主の娘の吉澤さん。ファンが多いというポテトサラダやダイコンゆず香漬けはほぼ毎日販売しているのだそうです。
日によって、季節の野菜を取り入れたり、芋やダイコンはやわらかく炊いたりと、食べる人のことを考えた工夫がなされています。

店内にはこのほかにも野菜、卵、カップラーメンなどの食料品も取りそろえられています。これらも全てお客さんからのリクエストに応えてのこと。
「この団地ができたのと同時に僕らは営業を始めました。団地と一緒に育ってきている分、愛着があります。この場所に住むお客さんに『ここで暮らしていて良かった』と思ってもらいたいんです」と店主の石田さん。このように、とにかくお客さんのことを一番に考えた接客が、多世代から愛されている理由かもしれません。

地元のみなさんに愛され続ける弁当や揚げ物を楽しめる、泉南一丘団地の「ミート＆デリカ　肉のいしだ」。訪れれば、心も体も温かくなりますよ。

周辺環境もチェック！

関西国際空港やりんくうタウンへもアクセス◎

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団地から車で10分ほどのりんくうタウンには、商業施設「りんくうプレジャータウン シークル」や「りんくうプレミアム・アウトレット」があり、買い物にも便利。「りんくうタウン」の先には、関西国際空港があります。
りんくうタウン付近の大阪湾の海岸に広がっているのは、900mに渡って白い玉石が敷き詰められた「マーブルビーチ」。この海岸からの夕焼けは「日本の夕陽百選」に選ばれています。

団地内の住棟と住棟の間には、プレイロットと呼ばれる小さな公園や自然豊かな広場が備わっています。

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