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【団地のグルメ】板橋区民が選んだパン!「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」で見つけたおいしいお店「石窯パン KURIYA」
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団地の中には、住宅だけでなく飲食店やカフェなどがあることをご存知ですか? 全国の団地で、地元の人に愛されている名店を調査!
今回おじゃましたのは、東京都板橋区の「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」にある「石窯パン KURIYA」です。
外はパリッ、中はもっちりな石窯焼きのパン
東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚」駅から徒歩6~9分、東武東上線「下赤塚」駅から徒歩9~12分。「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」の商店街内にあるのが「石窯パン KURIYA」です。
「石窯パン KURIYA」は創業から20年、地元のみなさんに愛され続けているパン屋さん。外観と店内は、木を基調としたやさしい雰囲気です。
店内には、さまざまな種類のパンが並んでいて、香ばしいパンの香りに包まれています。
店名の通り、すべてのパンは石窯で焼かれています。
「石窯だと遠赤外線の効果でパンの外側と内側に同時に熱が加わり、水分の過剰な蒸発を防ぐことができます。そのため、外はパリッと、中がもちっとするんです。以前働いていたお店に大きな石窯があり、その魅力にほれ、自分の店を持つなら石窯でやりたいと思ったんです」と、店主の西口さんがその魅力を教えてくれました。
板橋区民に愛されている「田舎パン」
さまざまな商品の中でも「田舎パン」は、「板橋のいっぴん」、さらに歌舞伎俳優の坂東彌十郎さんが高く評価した「坂東彌十郎セレクション」にも選ばれています。「板橋のいっぴん」は、区民からの応募によって、板橋区を代表する食に関する商品を決めるというもの。
そんなみんなが「おいしい」と認める「田舎パン」を求めて、日々たくさんのお客さんが訪れています。
材料に使われているのは、新潟県産の「コシヒカリ」と「こしいぶき」の米粉と玄米粉をブレンド(小麦を含む)。アレルギーがあるお客さんのことを考えて、卵は不使用です。口に運ぶと、玄米の香ばしい香りがふわっと鼻に抜け、かめばかむほど甘みとうま味が感じられます。シンプルですが、ずっと飽きずに食べられる名品です。
毎日食べたい食パンから菓子パン、総菜パンまで
シンプルな食パンは「パン・ド・ミ」と「にこ食パン」の2種類です。
「パン・ド・ミ」は生クリームが練り込まれており、甘くやわらか。「にこ食パン」は低温で長時間発酵されており、ふんわりとした食感と、豊かな香りを楽しめます。石窯で焼いているからこそ、パンの耳までしっとりとしています。
食パンの一つ「栗とクルミと粒あんと。」は、もともとは季節商品でしたが、人気が出て通年販売することになった商品。それぞれの素材の甘みが口いっぱいに広がります。焼かなくてもおいしく食べられるので、子どものおやつにも良さそうです。
菓子パンとして、「石窯メロンパン」と「リッチシナモンロール」を注文。
「石窯メロンパン」は店長の西口さんが、お客さんからの要望に応じる形で考案した商品。中がぎゅっとつまっていてしっとりとしている、「石窯パン KURIYA」ならではのメロンパンになりました。
チーズ好きにはたまらない商品もありました。
いろいろなタイプのチーズパンを作り続けてたどり着いたという、「久しぶりにうまいチーズパン食べた!」。店主が試作した際に自ら感動し、この特徴的な名前を付けたのだそうです。
「うまトマ・チーズ&ナッツ」は、「2021パングランプリ東京」の「チーズを使った部門」でグランプリを受賞した商品。トマトとオリーブオイルが練り込まれた生地に、くるみとヘーゼルナッツが入っていて、ドイツ産のマリボーチーズとの相性が抜群です。
おなかが空いているときでも満足できる総菜パンも。
「ピザパンプラス(+)」には、チキン、チェリートマト、しめじがたっぷり。石窯焼きならではの、もちっとしたピザ生地の食感にやみつきになります。そのほかにも「味噌カツサンド」や「あらびきソーセージフランス」などもあるので、好みに合わせて選ぶことができます。
「近くに緑が豊かな『光が丘公園』があるという環境に引かれ、この地でのオープンを決めました。出店前の店舗は壁や内装がないスケルトンだったので、自分たちの考えで空間をアレンジすることができたのも良かったです」と、「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」を選んだ理由を、店主の西口さんが教えてくれました。
こだわりの石窯で作られたパンを楽しめる「石窯パン KURIYA」にぜひ足を運んでみてくださいね!
周辺環境もチェック!
季節に合ったイベントが開催される商店街。「光が丘公園」もすぐ!
「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」商店街には、スーパーマーケット、飲食店、薬局などさまざまな店舗が並んでいます。商店街として、地域を盛り上げるため、年間を通してイベントが行われています。
団地内は自然が豊かで、ひと休みできるプレイロットもあります。
徒歩圏内には、東京ドーム約13個分の広さを誇る「光が丘公園」があります。園内では、四季それぞれの草花を楽しむことができます。6ヘクタールに及ぶ広大な芝生広場や、バーベキュー広場、ちびっ子広場、野球場、テニスコート、競技場まで備わっています。
外はパリッ、中はもっちり。「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」の「石窯パン KURIYA」
- ・パンはすべて石窯で焼かれている。石窯だと遠赤外線の効果でパンの外側と内側に同時に熱が加わり、水分の過剰な蒸発を防ぐことができる
- ・「田舎パン」は、区民からの募集によって、板橋区を代表する食に関する商品を決める「板橋のいっぴん」に選ばれている
- ・食パンや菓子パン、総菜パンなどさまざまな商品がある
- ・UR賃貸住宅には、敷地内に商店街や飲食店、カフェがあるところも
東京都板橋区赤塚新町3-32
東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚」駅から徒歩6~9分、東武東上線「下赤塚」駅から徒歩9~12分。
東京メトロ有楽町線では、「池袋」駅や「有楽町」駅にダイレクトアクセスが可能。東京メトロ副都心線は「渋谷」駅から東急東横線、みなとみらい線に直通運転が行われているので、横浜方面への移動にも便利です。
近隣には「光が丘公園」があるなど、緑豊かな街並みが人気です。
石窯パン KURIYA
東京都板橋区赤塚新町3丁目32番14号棟112号室
「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」にあるパン屋。
石窯で焼いたパンが並ぶ。雨の日は割引あり。- 【定休日】日曜日
- 【営業時間】10:00~16:30
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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