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団地は治安が良い?子育て環境としておすすめな理由とは

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団地と聞いて思い浮かぶイメージは人それぞれかもしれません。一般的なマンションと比較して、団地には緑や公園が豊富で、住民同士がつながりを得やすいなどの印象を持つ人が多いようです。これは子育て家族にとっては、生活しやすい環境といえるでしょう。その理由として挙げられるのが、ちょっとした助け合いや見守りから生まれる安心感。ここでは子育て家族にぜひ知ってほしい、団地のおすすめポイントを紹介します。

団地は治安が良い!?子育て世帯にとってのメリット

現在、一般的に団地と呼ばれるものには、UR賃貸住宅(旧公団住宅)、公社住宅、公営住宅(県営・市営住宅など)の三つがありますが、いずれにも共通する特徴があります。

●子供が安心して遊べる空間がある

個別に建てられた民間のマンションと異なり、団地は敷地の全体計画に基づき総合的に開発されたケースが多く、広場や公園を併設したものが少なくありません。住戸から歩いてすぐの場所に子供たちの遊び場があるので、様子がすぐに分かり、声掛けもしやすいので安心です。また、歩道と車道を分離した設計が採用されている団地では、交通事故を気にせずに済むのもうれしいポイントです。

交通量の多い地域では、子供が自転車などで遠くまで外出するのは何かと心配。団地内の広場や公園なら、近所の友達同士で気軽に遊ばせることができます。さまざまな交流が生まれ、学年を超えた遊び仲間ができることも珍しくないようです。子供の成長にもプラスの影響があるのではないでしょうか。小さな子供がいるファミリーも、日なたぼっこをしたりして、のんびり過ごせるのが魅力です。

●大人の目がある

団地には子育て世代以外にも、高齢者を含めて、多様な年代が暮らしている場合が多いでしょう。日中に大人が不在になる割合が少ないことで、住民が子供たちを見守りやすいといえそうです。不審者の侵入や、犯罪事件の発生を抑止するだけでなく、子供が遊んでけがをするなどのトラブルにも早めに気付く可能性があります。

2021年まで減少していた犯罪認知件数が2022年から増加に転じており、子育てする上で治安は特に気になるポイント。子供同士だけでなく、親同士も互いに日ごろから交流することで、防犯対策のための情報交換もスムーズにできそうです。子供を注意して見守る大人のネットワークをつくりやすいのも団地の特長かもしれません。

●困ったときに助け合える緩やかなコミュニティがある

団地には住民による自治会が置かれていることが多く、自分たちで良好な住環境を維持できるようさまざまな活動を行っています。建物設備の修繕を管理者に相談したり、自主的にごみ清掃活動をしたりしているほか、防犯や防災、福祉などの問題についても協力して活動しています。いざというときに助け合えるよう、同じ団地に住む人と顔見知りになっておくことはとても大切です。

子育て世帯と高齢者世帯が自然と交流できる、お祭りや盆踊り大会、餅つきなどのイベントが開かれる団地もあり、年齢のギャップを超えて地域がつながる場になっているようです。新米のパパママ同士が子育てについて情報交換したり、子育ての先輩たちからアドバイスを受けたり、困りごとの相談相手も見つけやすいかもしれません。子供にとっても年齢の異なる人と接することで、あいさつや礼儀などを学ぶ良い機会になりそうです。

まだまだある!子育て世帯にとっての団地暮らしの魅力

団地は日本各地にあり、利便性の高い駅前や、自然豊かな郊外など立地もさまざま。物件の選択肢が多いことに加えて、建物が頑丈で安心して暮らせるのも大きな魅力です。

●生活利便性が高い

団地には駅のそばで交通アクセスの良い物件がたくさんあります。また、日本の経済成長期の人口増加に対応して、大都市周辺の郊外に建設された団地も数多く残っています。棟数が多い大規模な団地では、幼稚園や保育園、小学校、中学校などの公共施設や、医療機関、スーパーマーケットなどが建物内や近隣にひと通りそろっていることもあります。

日常の買い物や用事を、団地内や近くの商店街で済ませられることも多く、郊外にあるデメリットをあまり感じないかもしれません。以前からある飲食店が今風のカフェにリニューアルされ、子育て家族が集う場になっている団地もあるようです。通勤や通学で利用する主要な電車の駅に向けてバス路線が整備され、多くの団地は交通面で住民に不便がないようになっています。

●広々とした敷地と豊かな緑がある

ネットで団地についての口コミや住み心地のレビューを見ると、敷地が広く自然を感じられる環境に満足している人が少なくありません。特に郊外で造成された団地は、公園や広場以外にも散歩道やベンチスペースが設けられている場合があり、たくさん植えられた木々が四季の変化を感じさせてくれます。1月、2月ごろに枯れ枝だったのが、徐々に芽吹き花開く4月、緑が濃くなる5月と、変化するのを楽しみにしている人もいると聞きます。

団地の建物同士の間隔を大きく取った設計は、各住戸の採光と通風も考慮したもので、民間の不動産会社による経済性と機能優先のマンション開発では難しいかもしれません。歴史を重ねた団地の中には、敷地が森のようになっている場合もあり、地域の財産になっているケースもあるようです。そんな団地で暮らせば、いつでも思う存分自然の気持ち良さを堪能できます。

●建物が頑丈につくられていることが多い

団地の多くが、構造が頑丈な鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で建てられています。築年数が経過しているレトロな佇まいの団地でも、耐震診断・耐震改修や、計画的な修繕が進められているケースが多いようです。

また、住戸のある建物本体だけでなく、自転車置き場や敷地内のアプローチの街灯なども整備されているので、塾通いで子供が遅くなっても安心です。建物が頑丈で長く暮らせる強みを生かして、各住戸の部屋も定期的にリノベーションされていることが多く、快適な住み心地を保てるよう適切に管理されているようです。

団地で子育てするならUR賃貸住宅がおすすめ

子育て環境の良さが魅力のUR賃貸住宅。基準となる月収額などの条件を満たしていれば入居でき、子育て世代が利用できるお得な家賃プランがあるのもうれしいポイントです。

●UR賃貸住宅の入居には一定額以上の収入が必要

UR賃貸住宅は一般的な賃貸住宅で行われている入居審査がなく、一定額以上の月収があるなどの条件を満たしていれば入居が可能です。例えば、世帯で家賃8万2500円未満の物件に入居の場合や、単身で家賃6万2500円未満の物件に入居の場合は、いずれも家賃の4倍以上の月収があることが条件とされています。

賃貸住宅のオーナーや管理会社によっては、入居審査の基準が分かりにくく、クリアできないこともあるようですが、UR賃貸住宅ならそのような心配はありません。また、公営住宅は所得が定められた基準を超えると入居できないようですが、そのようなこともありません。

UR賃貸住宅は原則先着順募集となります。定められた基準を満たした安定した収入がある家族なら入居できる仕組みになっています。なお、基準となる月収額以上の収入がない場合でも、一定期間の家賃および共益費を一時払い(前払い)する制度や、貯蓄が基準額以上あるときに利用できる貯蓄基準制度なども用意されています。詳しくはUR賃貸住宅のHPでお申込み資格別ウィンドウで開きますをご確認ください。

●物件数も多く間取りも豊富なUR賃貸住宅

独立行政法人都市再生機構(UR)が管理するUR賃貸住宅は、全国に約70万戸。都市部のタワーマンションから自然豊かな郊外に広がる集合住宅まで、広々としたキッチンや豊富な収納を備えた、さまざまなタイプの間取りがそろっています。子育て世帯にぴったりな住まいも見つけやすいでしょう。郊外の物件では、敷地内に木々や草花が植えられるなど緑の多さが魅力となっています。

建物同士がゆったりした間隔で建てられ、敷地内や近隣に広場や公園、プレイロットがある場合も多く、植えられた木々や草花から自然を身近に感じられます。「歩車分離(歩道と車道を分ける)」が採用された物件では、敷地内に許可を得た車しか入れないエリアが設けられ、子供がのびのびと遊んだり、散歩したりできます。また、買い物に便利な商業施設も近隣にあることが多く、子育て家族にうれしい環境といえます。

UR賃貸住宅ではクリーンメイトと呼ばれるスタッフが、ほぼ毎日建物の清掃業務を行っていて、朝8時と午後3時ごろに登下校する児童に「行ってらっしゃい」、「お帰りなさい」など声を掛けることも。人の目が行き届いている環境は、小さな子供がいる家族にとって安心感を得られるでしょう。

一部の団地では、集会所などで子育て中の家族が交流するサロンのような集いが開かれ、コミュニティが形成されていることもあり、子育ての困りごとについて情報交換ができるのも魅力。保育園や幼稚園、学童クラブなどの施設や、クリニックなど医療機関が敷地内や近くにある物件なら、子供の急な体調変化にも対応しやすく安心です。UR賃貸住宅の物件は、エリアや間取り、家賃、最寄り駅からの徒歩時間のほか、保育園・幼稚園が近隣にあるかなど、HPで希望の条件を入力することで簡単に検索ができます。

<参考>
近くに幼稚園・保育園があるUR賃貸住宅を探す別ウィンドウで開きます

UR賃貸住宅は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため入居時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。子育て世帯向けのお得な家賃プランも複数用意されています。以下の項目で条件を満たしている場合は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

●子育て世帯にうれしいお得な家賃プランが豊富

<そのママ割>別ウィンドウで開きます
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養し、同居している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>別ウィンドウで開きます
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供を扶養し、同居している世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<U35割>別ウィンドウで開きます
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<近居割>別ウィンドウで開きます
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。条件を満たした子育て世帯については、最長5年間、家賃の20%(上限4万円)がサポートされます。ただし、世帯の所得合計が月25.9万円以下で、対象が一部団地となるなどの条件があります。
<近居割WIDE>別ウィンドウで開きます
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは近居割WIDEエリア内のURとUR以外の住宅です。親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たにUR賃貸住宅を契約した世帯の家賃が減額されます。近居割WIDEは、地域医療福祉拠点化に取り組んでいる物件を中心に導入されています。条件を満たした子育て世帯については、最長5年間、家賃の20%(上限4万円)がサポートされます。ただし、世帯の所得合計が月25.9万円以下で、対象が一部団地となるなどの条件があります。
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安心して子育てができる住環境を選ぼう

子供の健やかな成長のためには、住まいの広さ・間取り・収納スペースなどの条件だけでなく、安心してのびのび子育てができる環境で暮らすことがとても重要です。団地は一般的なマンションと比べて緑が豊富で、子供を安心して遊ばせられる公園や広場が敷地内や近隣に設けられていることも珍しくありません。元気に走り回り、友達と遊んだりして自分の世界を広げ、成長できることが大きなメリットといえるでしょう。

UR賃貸住宅なら、一般的な引っ越しの相場よりも初期費用を大幅に節約でき、子育て世帯向けのお得な家賃プランも充実。UR賃貸住宅のHPから、希望する間取りやエリア、家賃の範囲などを設定して検索すれば、子育て関連施設のほか、スーパーマーケットや商店街といった周辺の生活情報まで、詳しく確かめることができます。住み替えを検討中の子育てファミリーは、ぜひHPをチェックしてみてください。

監修/加藤 哲哉

記事のまとめ

地域や人とのつながりを得られる団地で、のびのび子育てをしよう!

  • ・団地の良さは、子供が友達と外遊びしやすい広場や公園がすぐ近くにあり、地域の人との交流や見守りを受けられること
  • ・UR賃貸住宅なら、頑丈な建物で安心して暮らせて、全国に約70万戸ある豊富な物件から、条件に合った住まいを選べる
  • ・しかも、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要で初期費用を節約でき、お得な家賃プランで入居後の住居費を抑えて暮らせる

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