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保育園見学のポイントは?予約の流れや質問リストについて解説

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大切な赤ちゃんを保育園に預けたいとき、どのように保育園を選ぶと良いか、悩む方も多いのではないでしょうか。保育園は子供が1日中過ごす場所。親としても安心して預けられる環境かどうかを確認するために、事前に見学しておくことが大切です。今回は保育園見学のポイントや予約の流れ、質問リストについて紹介します。これから保育園を利用したいと考えているママ・パパは、ぜひ保育園選びの参考にしてくださいね。

保活の成功のために保育園見学が重要な理由

パソコンやスマホなどでさまざまな情報を入手できるようになりましたが、子供に合った保育園を選ぶためには見学が一番。まずは保育園見学が重要な理由を解説します。

●保育園の雰囲気や方針を知るため

保育園の雰囲気や方針は園によってさまざまです。子供が日中過ごす場所として、安心して預けられるかどうかを確認するためにも、事前に見学することが大切です。必須ではないものの行きたい園について、ママ・パパが事前に見学している傾向にあります。

子供を園に預けている間は、保護者と園の二人三脚で育児をしていくことになるので、家庭と園で保育の考え方に大きなギャップがあると、ストレスになる可能性があります。見学するときの保育士たちの対応や園児たちの雰囲気も、保育園選びの参考にしてみましょう。気になる園を複数ピックアップして見学することで、だんだんと保育園ごとの違いが分かってきます。

保育園見学に最適な時期は?

認可保育園でも認可外保育園でも早めに見学することが大切です。適切なタイミングで行動できるように事前に準備をしておきましょう。

●4月入園を目指す場合、前の年の10月までの見学がおすすめ

認可保育園の申込時期は、傾向として11~12月ごろが多くなっています。申込時期の直前は混み合う可能性が高いため、10月ごろまでに見学を済ませるのがおすすめです。その都度受付可能な園もあれば、見学会を開催している園もあるので、ホームページなどで事前に調べてみると良いでしょう。

●妊娠中から見学を始める人も

認可保育園への入園を検討している場合、産後赤ちゃん連れでの見学は大変ですし、妊娠中から見学するのがおすすめです。例えば出産予定日が秋から冬で、4月入園を目指す場合など、認可外保育園でも、入園枠が先着順の園や申し込みに見学を必須にしている園もあるため、どちらであっても早めに状況を把握して行動することが重要です。

保育園見学の予約の流れ

事前に下調べをした上で、見学予約を行うとスムーズに進めることができます。どのような流れで予約すると良いか、確認してみましょう。

Step1:見学する保育園をリストアップする

毎日通う園ですから、就労時間や通勤時間、送り迎えのしやすさを考慮して、生活の中で通える保育園をまずは候補に挙げましょう。少し遠回りして最寄り駅以外でも利用できる駅があれば候補に入れ、なるべく広範囲で探してみることが大切です。ただし通園に電車を利用する場合は、混雑時はできるだけ避けることも大事です。下記のポイントをもとに保育園をリストアップすると良いでしょう。

<自宅から通えるか>
・スムーズな送り迎えが可能か
・自転車の場合、駐輪場などの有無
・車で送迎の場合は、保育園周辺の駐車場の有無
・ベビーカーで送迎の場合は、ベビーカー置き場の有無など
<受け入れ月齢>
・預けられる年齢や月齢
(産休明けから・1歳からなど。また0歳児から預ける場合、何カ月から可能か)
<開園時間>
・通常の保育時間(朝から夕方まで預けられる時間帯。最大利用時間11時間の保育標準時間、8時間の保育短時間など)
・延長保育の有無・時間(早朝や夕方以降も預けられるか)
<保育料>
認可保育園は各自治体で定められている保育料を確認。認可外保育園は各園に直接確認してください。
<保育料以外にかかるお金>
給食・おやつ代、保険料、教材費、布団リース代、おむつ代などがかかる場合や、入園時に園指定のかばんやスモック、帽子などの購入が必要な場合があります。また延長保育を希望する場合は、さらに夕食代や延長料金も必要となります。

Step2:電話またはWebで予約する

保育園見学は電話やWebで予約できます。Webの受付窓口がある場合は、24時間申し込みすることができます。電話の場合はお昼寝の時間帯(13~15時ごろ)に連絡すると丁寧に対応してもらいやすいでしょう。

あらかじめスケジュールを立てて、余裕を持って見学候補日を決めておくとスムーズです。見学当日の服装や持ち物など、気になる点があったらホームページなどで確認しながら、メモを取っておきましょう。仕事のお休みが取れるようであれば、パートナーと一緒に見学できると良いですね。人数制限がある場合などは、夫婦それぞれ別日に見学することができる場合もあります。

保育園見学時のチェックポイント

ここでは実際の見学時に確認しておきたい項目をまとめてみました。事前にポイントを把握しておくことで、比較検討しやすいでしょう。

●保育園の雰囲気や方針

保育園は子育てのパートナーとなるため、園の特徴や方針を把握することが重要です。それぞれの保育園の方針に基づいてさまざまな取り組みや活動を行っています。子供の作品などの掲示物、園長先生や保育士と話したときの印象や相性もチェックしておきましょう。またおむつの種類(紙おむつ/布おむつ)、寝具について(家庭で準備するものや洗濯するものなど)も確認しておくと良いでしょう。

●保育士の人数や経験

認可保育園では子供に対する保育士の最低人数が定められています。認可外保育園も同様に規定されていますが、若干少ない人数となっています。保育士と子供のバランスを見ながら、ゆとりのある保育をしているか確認しましょう。

●保育の様子

保育士が子供たちに対して丁寧な言葉を使い、温かく接しているかどうかを確認しましょう。子供たちが生き生きして元気で笑顔か、泣いたり、何かを要求したときに、きちんと向き合って話をしているか、保育士が子供を傷付けるような叱り方をしていないか、乱暴に接していないかなど、保育の様子をしっかり見ておくことをおすすめします。またお昼寝中に起こりやすい、乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策がされているかも重要です。

●施設の環境

見学時には必ず中に入って、園内の環境を見せてもらうようにしましょう。0~1歳児クラスの部屋と幼児クラスの部屋は分かれているか、日当たり・風通しは良いか、十分に動き回れる広さがあるかなどを確認してみてください。保育室の面積には最低基準があるので、小さく感じたら基準を満たしているかどうか、質問してみても良いかもしれません。

また室内の安全性や衛生面についても確認しましょう。例えばドアの指挟み防止策、棚の転倒防止策、頭上から物が落ちてくることがないかなどの、安全性への配慮がなされているかどうかの確認、掃除が行き届いていて清潔感があるか、子供用トイレなど、衛生面がしっかりしているかを確認することもポイントです。

さらに教育環境や園庭についてのチェックも大切です。教育環境としておもちゃや絵本の質はどうか、子供が自由に取り出せるなど、自分の意思で遊べる環境になっているか、確認してみましょう。園庭では砂場がよく使われているか、夏の水遊びはできるかなどをチェックしましょう。

園庭がない場合は、外遊びをどこ(近隣の公園など)で行っているのか、どのくらいの頻度で外遊びに行くのかなども確認しましょう。

●給食・食育の方針

食事や飲み物も大切な項目です。離乳食の進め方や献立のバランス、食材の仕入れ方、アレルギーへの対応など、給食や食育の方針を確認しておきましょう。

●保護者への対応

連絡帳などお互いに子供の様子を共有する仕組みがあるかどうか(最近はICT化されている園も多くなっています)、保護者参観や行事の有無や頻度、保護者が働くことを応援してくれているか、保育の専門家として信頼のおける話しぶりか、緊急時の連絡方法や発熱時の呼び出しの目安など、心配なことがあればしっかり確認しておくと良いでしょう。

近くに保育園・幼稚園のある物件を探すならUR賃貸住宅

敷地内や周辺に緑や公園が多く、ファミリー向け物件が豊富なUR賃貸住宅。保育園・幼稚園が近くにある物件を検索できるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

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UR賃貸住宅を運営する独立行政法人都市再生機構は、全国にある約70万戸の賃貸住宅を管理。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、子育て世帯にうれしい歩車分離の敷地や、緑が多い環境など、ライフスタイルに合った住環境を選べるようです。保育園・幼稚園が近隣にある物件をホームページから簡単に検索することができるのもうれしいですね。

また引っ越し時の初期費用を大幅に抑えられるのもUR賃貸住宅の魅力の一つといえるでしょう。礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要で、契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみとのことなので、費用の負担を軽減できそうですね。

●子育て世帯にうれしいお得な家賃プランが豊富

<そのママ割>別ウィンドウで開きます
18歳未満の子供を育てている家庭を対象に通常より家賃が抑えられる制度です。妊娠中のお母さんがいる家庭も割引の対象になり、3年間限定でお得な家賃で借りられます。3年間の定期借家契約になります。
<子育て割>別ウィンドウで開きます
子育て世代を支援するための制度です。最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)をサポートしてくれます。対象は結婚5年以内の家庭、または妊娠中を含めて18歳未満の子供を育てている家庭です。子育て割には所得制限があり、世帯の所得の合計が1カ月で25.9万円以下であることが条件となります。
<U35割>別ウィンドウで開きます
35歳以下の若者世帯を対象に通常より家賃が抑えられる制度です。対象となる契約者は、単身や学生、夫婦、子育て世帯となります。同居人は配偶者か35歳以下の親族のみとなり、3年間の定期借家契約になります。
<近居割>別ウィンドウで開きます
二世帯で近居の家族の家賃が最大5年間5%減額される制度です。近居割の適用条件は、同じUR賃貸住宅の団地に親世帯・子世帯の二世帯が近居していること、もしくは半径2km以内の別のUR賃貸住宅の団地に 親世帯・子世帯の二世帯が近居していることになります。
<近居割WIDE>別ウィンドウで開きます
同じUR賃貸住宅同士でなくても全国の対象エリアで、近居割と同等の優遇措置が受けられる制度です。近居割が一部のエリアでは団地外でも適用可となるもので、適用範囲内の近居割WIDEエリアに該当するかどうかは、公式サイトから診断することができます。
<参考>
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見学はメリットがたくさん。早めの行動で保育園選びを成功させよう

仕事をしながら子育てをするママ・パパにとって、保育園は大切なパートナーです。育児を親とともに二人三脚で進めることになります。入園後は毎日、子供を連れて登園し、お迎えに行くことになります。

パソコンやスマホなどで情報が手に入りやすくなったものの、実際に見学に行くことで分かることはたくさんあります。子供を保育園に預けたいと考えているなら、早めの行動を心掛け、まずは見学に行くことから始めてみましょう。

見学をするためには、まず通うことのできる保育園のリストアップから始めましょう。4月入園を検討しているのであれば、前の年の10月までに見学を済ませておくと安心です。保育園によって異なりますが、通常は電話かWebで予約を行います。

実際に見学するときのチェックポイントはたくさんありますが、保育園を評価するという立場よりも、「自分たちのライフスタイルに合っているか」、「親として子供を預けて安心か」という視点で、確認していくことが重要です。長期間のパートナーとなるので、園の雰囲気や対応も大切な判断基準となります。

保育園への送り迎えは毎日のことになるので、負担を減らすために近くに保育園がある物件への住み替えを検討してみるのも良いかもしれません。UR賃貸住宅は近くに保育園・幼稚園がある物件が多数あり、検索することも簡単です。子育て世帯にやさしい住環境を提供しているため、一度ホームページを見てみると良いでしょう。

出産前後でなかなかゆっくりできないタイミングですが、自分の家族に合った理想の保育園を選ぶために、早め早めの行動でまずは見学から始めてみましょう。

監修/高祖 常子

記事のまとめ

見学して「分からない」から「分かった」に。家族に合った保育園選びをしよう

  • ・保育園見学は雰囲気や方針を知るために重要
  • ・4月入園を検討しているなら、見学は前の年の10月までに行う
  • ・保育園の候補を挙げて電話かWebで予約をする
  • ・チェックポイントは園の雰囲気や方針、保育士の人数や経験、保育の様子、施設、給食、保護者への対応など
  • ・UR賃貸住宅は保育園・幼稚園が近い物件の検索が可能。子育て環境が整った物件も多いのでおすすめ

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