ゆたかなくらしって? へや×DIY
食材をストックしておく場所がない!収納場所をつくるプチDIY対決
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タレントのユージさんが得意のDIYを駆使して、快適な暮らしを提案する新連載。毎回ゲストを迎え、URに暮らす人々から寄せられたお悩みを解決するDIY作品で対決します。作品作りのルールは、「プチDIY」であることと、制限時間内に作ること。果たして、どちらがみなさんの好みに合うでしょうか? 第2回のテーマは「ストック食材の収納ボックス」です。DIYのポイントや材料選びにも注目してみて!
今回で連載2回目の「プチDIYでくらし快適化」。プチプラ材料で、初心者でも作りやすいDIYを提案していくよ!
第2回目のゲストは、第1回目に続いて高田秋ちゃんです。
前回のごみ箱対決は白熱したな~。
- 今回のゲストは高田秋さん!
- 1991年9月23日生まれ。北海道出身。ファッション誌『mina』のレギュラーモデルを務め、現在はテレビやラジオ番組で活躍。立ち飲み屋めぐりが趣味で、利き酒師の資格を持つ。部屋を癒やし空間にすべく、DIYにもチャレンジ中。
モデル、タレントの高田秋です。今回は電動工具を使って、ちょっと本格的なDIY作品にしたいな。
【DIYテーマ】ストック食材を楽に管理できる収納場所が欲しい!
今回の対決テーマは、「ストック食材の収納ボックス!」
「巣ごもり生活をきっかけに食材をまとめ買いするようになりましたが、収納場所がなくて困っています」とのこと。特に、根菜とか、パスタとか、常温で保存できる食材ね!
冷蔵庫に入れなくて良いけど、とはいえ置く場所ってなかなかないですよね。通気性も良くしておきたいから、どんな箱でも良いってわけじゃないし…。
そんなときこそ、DIYの出番だね! 機能も見た目もナイスな食材の収納ボックス、作ってみよう!
【DIYスタート】使いやすいストック食材の収納ボックスを作ろう!
さぁ、いよいよユージさんと高田さんがストック食材の収納ボックスDIYをスタート。ここからは、二人の様子を実況風にお届けします。まずは作品のデザインスケッチから見せてもらいましょう!
僕が作るのは、3段のボックス。通気性のことはもちろん、出し入れのしやすさも考えてるよ!
さすがユージさん、生活者の視点に立ったデザインも得意です。高田さんの方はいかがでしょうか?
今回はペイントや電動工具での組み立てにも挑戦! 底に使う素材がポイントです♪
高田さん、電動工具の使い方をこの日のために練習してきたのだそう!
さぁ、ユージさんと高田さん。制限時間は75分。塗料や電動工具を使う際は、床や壁の養生、換気、防音対策をしっかり行うこと。それでは、プチDIY、スタート!
まずは道具の準備をする高田さん。
「いろいろな道具を使うからけがに気を付けようっと!」
高田さん、まずは木材のペイントから。ハケで水性ステインをさっと塗った後に、ウエスで拭き取っています!
水性ステインは木目が生かせて良いですよね。
ちなみに、この水性ステイン、プチプラなんですよ!
グリーンはどんな空間でもマッチするから、と色選びの理由を語る高田さん。木材にはすべてこの水性ステインを塗るようです。さて、ユージさんの方はいかがでしょうか?
なんと、三つのボックスのうちすでに二つは組み立て完了! 目にも止まらぬ速さとは、このことでしょうか。
秋ちゃんばかり見てたでしょ?(笑)
僕は今回ペイントしないから、すぐに組み立て作業だったんです!どんどん作っちゃうよ~。
電動ドリルを使って、三つ目のボックスを組み立てるユージさん。1枚ずつバラバラだった板が瞬時にボックスに変化していきます!
一方、高田さんサイドからも電動工具の音がしてきました。作業前の話では、まだあまり電動工具に慣れていないとのことでしたが…。
高田さん、真剣そのものです。電動ドリルで下穴を開けているところでしょうか。話しかけるのをちゅうちょしてしまうほど集中しています。
秋ちゃん、上手、上手! きちんと下に端材を置いてるし、ドリルビットも垂直だし、完璧にできてるよ~。
ユージさんも高田さんのことが気になっていたらしく、タイミングを見て声援を送りました! ライバルとはいえ、DIYの先輩。隣から、高田さんの作業を温かく見守ります。
下穴作業を終え、ようやく笑顔を見せた高田さん。
「下穴を開けておけば、ねじを打つのは楽ですよね~。」
どんどんねじを打って、側板を完成させちゃお!
あ、ユージさんはどんな感じかな?
えっ! あの電動工具、なんだろう?
ユージさんのこだわりポイント!
高田さんがユージさんを見たときは、ちょうど電動ジグソーを取り出したところ。3段ボックスのスタンド部分は、この電動ジグソーで斜めに切るようです。
「斜めに切るためには、セッティングが必要なんです」とユージさん。詳しくは、動画で解説してくれました!
電動ジグソーで、土台と柱材を斜めにカットしたよ! ここまで来たら、後は三つのボックスと合わせて組み立てるだけ。
さて、秋ちゃんはどんな調子かな~? イヒヒ。
秋ちゃんが持ってる網、なんだろ? 僕は通気性を良くするために底に有孔ボードを使ったんだけど、秋ちゃんは網を選んだんだね!
高田さんのこだわりポイント!
ユージさんが気になったアイテムは、バーベキュー用の網!
「これもプチプラショップのもの! これを底に使えるように、ボックス全体のサイズを決めたんですよ」と高田さん。すでに組み立てた箱の枠に、タッカーで網を固定していきます。
ユージさんも高田さんも、残る作業は仕上げのみ。残り時間はあと20分ですよ~!
すでに土台と柱材を固定したユージさん。さらに、三つのボックスの取り付けに入っています!
ボックスは斜めに設置するんだけど、三つのボックスの角度を合わせないとね。もう少しで完成するよ~!
第1回は制限時間ギリギリまで作業していたユージさん。今回は、余裕たっぷりです!
「できた! ボックスの角度もばっちりじゃない?」とユージさん。
え~! ユージさん完成しちゃった! 悔しい~。私も急がなくちゃ!
残り時間はあと10分。ユージさんが見守る中、ラストスパートをかける高田さんです。
バーベキュー網をタッカーで固定した後は、脚材をねじどめ。
あらかじめ側板に開けておいた穴に、持ち手用のロープを結ぶ高田さん。
「時間まだあります?」と焦りながらの作業です。
高田さん、完成…でしょうか…?
「完成で~す!」と、ほっとした表情の高田さん。
ちょうどタイムアップです! ユージさん、高田さん、おつかれさまでした!
さっそく二人の作品を見せてもらいましょう。
【完成】ストック食材の収納ボックスの作り方をチェック!
高田さんのプチDIY作品
- 【用意するもの】
- 1×4材A(前板、背板用/幅89×長さ500×厚み19mm)4枚
- 1×4材B(側板用/幅89×長さ262×厚み19mm)4枚
- 赤松材A(角の補強用/幅28×長さ200×厚み28mm)4本
- 赤松材B(脚材用/幅28×長さ300×厚み28mm)2本
- バーベキュー網(幅500×高さ300mm)1枚
- ロープ
- 水性ステイン(ミリタリーグリーン)
- 電動ドリル(ドリルビット)
- タッカー
- ハケ
- ウエス(古布)
- 【工程】
- ①すべての木材に水性ステインを塗る。ハケで塗った後、時間を置かずにウエスで拭き取る。
- ②1×4材Bのうち2枚に電動ドリルで持ち手用の穴を開ける。
- ③1×4材A、Bの両端に2カ所ずつ下穴を開ける。
- ④②の1×4材Bと穴を開けていない1×4材Bを1枚ずつ組み合わせ、両端に赤松材Aをねじどめ。これを2組作る。
- ⑤④に1×4材Aをねじどめして、枠にする。
- ⑥底にタッカーでバーベキュー網を取り付ける。
- ⑦電動ドリルで底に赤松材Bをねじどめ。
- ⑧②の穴にロープを通して、内側で結んでとめる。
底はバーベキュー網だけでなく、脚を付けることで空気が通るように工夫しました!
ユージさんのプチDIY作品
- 【用意するもの】
- 1×6材A(ボックス前板、背板用/幅140×長さ360×厚み19mm)6枚
- 1×6材B(ボックス側板用/幅140×長さ190×厚み19mm)6枚
- シナ合板有孔ボード(ボックス底板用/幅360×長さ228×厚み5.5mm)3枚
- 1×4材(柱材用/幅89×長さ850×厚み19mm)2枚
- 2×4材(土台用/幅89×長さ280×厚み38mm)2枚
- 電動ドリル
- 電動ジグソー
- 【工程】
- ①電動ドリルで1×6材AとBに下穴を開け、枠になるようねじでとめる。
- ②①にシナ合板有孔ボードをねじどめ。①②は3個分作る。
- ③1×4材の上部と、2×4材の両端を電動ジグソーで斜めにカットする。
- ④1×4材と2×4材を1枚ずつ固定して、柱を2組作る。
- ⑤④を立てて置いて、三つのボックスが斜めになるように電動ドリルで固定する。
僕は電動ジグソーを使ったけど、のこぎりでも斜めにカットできるよ。でも同じ角度で、あっという間にできちゃうから電動工具は便利だね~。
私も、電動ドリルが使えれば箱が作れちゃうんだって感動しました!
もっといろいろな電動工具が使えるようになりたいな。
木材の加工ができたらデザインの幅も広がりますもんね。
でも上手に使えてたし、けががなくて良かった!
第1回も今回も、よくできてたと思うよ~。
また、ぜひ僕とDIY対決しよう!
【まとめ】収納ボックスをプチDIYして、ストック食材の管理を楽に!
ユージさんの「3段式食材ボックス」
- ストック状況も一目瞭然!
出し入れしやすい角度の3段タイプ - 底に有孔ボードを使ったボックスが3個もあって、収納力ばっちり。柱に対して斜めに固定したことで、上からのぞき込まなくても中身が見えるように工夫されているのもポイント。重たい根菜は下段に、そのほかは使用頻度や使う人の身長に合わせて収納すると◎。
「子供部屋でおもちゃ収納に使っても良いよね! 今回は木の色を生かしたけど、カラフルにしても楽しいね」とユージさん。
高田秋さんの「持ち手付きベジタブルボックス」
- 通気性が良くてコンパクト
いろいろな場所に置けるデザインに - 底にバーベキュー網だけでなく脚も取り付けて通気性を確保。タマネギの皮が落ちても、金属の網だから手入れしやすい点もGOOD! 高さがない分、カウンターやスツールの上などに置いても使いやすそう。
「収穫に使う箱みたいなデザインだから、ここから根菜を取り出すのはなんだかワクワクします♪」と高田さん。
みんなはどっちが気に入ったかな?
お金や手間を掛けないプチDIYでも、暮らしやすい生活はかなう!
プチDIYでくらし快適化、ぜひチャレンジしてみてね~。
ストック食材の収納ボックスで食材管理を楽にしよう
- ・ストック食材の収納は、通気性と出し入れのしやすさがポイント!
- ・バーベキュー網は通気性も清掃性も向上する便利アイテム
- ・電動工具を使いこなして、DIYの幅を広げよう
千葉県浦安市明海3-2海園の街
JR京葉線「東京」駅からわずか16分の「新浦安」駅が玄関口となる「浦安マリナイースト21」。駅前から続く沿道にはパームツリーが立ち並び、リゾート地のような雰囲気が漂います。四つの街に分かれていて、「海園の街」は一番新しいエリアです。間取りは1LDK~4LDK+S(メゾネット)まであり、100平方メートル超えの部屋は二世帯にもおすすめです。
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