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ユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY 第6回【押入れに本棚をプラス!】

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DIY好き&子育てパパであるタレントのユージさんが、みなさんから寄せられた「暮らしのお悩み」をDIYで解決する連載の第6回。今回は、読書が趣味で本が大量にあるけど、収納場所がないというアヤカさんのお悩み。ユージさんから基本のDIYを教わりながら、押入れにおしゃれな本棚を作ります!

【Before】大量の本の置き場所がない!

子どものころから読書が大好き。でも、今の部屋には本の収納場所がなくて、押入れに積んだり、段ボールの中に入れっぱなしにしています。本棚を買おうにも、いろんなジャンルの本を持っているからサイズもまちまちで、ちょうど良い本棚が見つからないんです…。
ユージさん、何か良い方法ありますか?

読書家なんだね! 本棚を置くと部屋が狭くなっちゃうから、この押入れに本棚をプラスしてみよう! 本のサイズがバラバラっていう悩みも、DIYなら解決できちゃうよ。

今回使うものはこちら

【必要なもの】※写真左から
・クッションフロアシート/サンゲツ
・本棚柄の壁紙/ビーグループ
・1×4材(押入れ上段に置く天板の前面板用/幅89×厚み18×長さ1635mm)
・構造用合板(押入れ上段に置く天板用/幅910×厚み12×長さ1635mm)
・プラスチック段ボール
・幅広マスキングテープ
・両面テープ(幅40mm)/スリーエム
・クッションフロア用両面テープ/協和
・水性塗料(ヌーロ)/カンペハピオ
・ランバーコア合板(すべて厚み15mm)
A箱(文庫本サイズ):天板、底板用/400×120mmを2枚、側板用/160×120mmを2枚
B箱(単行本サイズ):天板、底板用/330×150mmを2枚、側板用/220×150mmを2枚
C箱(単行本サイズ幅広):天板、底板用/600×150mmを2枚、側板用/220×150mmを2枚
D箱(大型本サイズ):天板、底板用/630×250mmを2枚、側板用/330×250mmを2枚、背板用/630×100mmを1枚
・ラワン合板(すべて厚み4mm)
A箱(文庫本サイズ) :背板用/400×60mmを1枚
B箱(単行本サイズ):背板用/330×60mmを1枚
C箱(単行本サイズ幅広):背板用/600×60mmを1枚
・木工用接着剤

今回のDIYにかかった合計製作費用 約3万3000円(税別)
※材料のサイズ、費用は部屋の広さによって異なります。

Let’s スタート!

  • step1

    ボックスを組み立てよう

    今回作る本棚は、本のサイズに合わせたボックスを積み重ねるデザインです! 既製品の本棚だと、どうしても無駄なスペースができるけど、自分で作るから本の方に合わせられるからね。どんな本を持ってるんですか?

    大きく分けて文庫本、単行本、大型本です。単行本が一番多いかな…?

    そしたら、文庫本サイズ(A箱)、単行本サイズ(B箱)、単行本サイズの幅広バージョン(C箱)、大型本サイズ(D箱)のボックスを作りましょう!使うのは、ランバーコア合板とラワン合板です!

    各ボックスの材料の天板用と底板用、側板用2枚を組み立てて、ロの字にする。
    「まずは、木工用接着剤で仮どめするんだけど、1辺ずつやろう。L字からコの字、最後にロの字になるように」とユージさん。ロの字に組み立てたら、背板もねじどめする。

    電動ドリルドライバーで下穴を開けて、ねじどめする。「1辺に2カ所ずつくらいかな~。」

    アヤカさんは、電動工具使ったことある?

    まったくないです! 今ユージさんの作業を見ていて分かったんですが、まず下穴を開けるんですね。

    そう、薄い板の場合は、いきなりねじを入れると割れちゃうかもしれないからね。それに、ねじが入る道ができるから、初心者は下穴が開いてる方が楽だよ!

    「下穴は、板のちょうど真ん中を通してね!」

    下穴を開けてねじどめして、どんどんボックスを組み立てる。「下穴があると、ねじがすっと入りますね!」とアヤカさん。

    もう一つ、電動工具にチャンレンジしてみる? もし、このボックスを持ち運ぶなら、持ち手があると良いなと思って、電動ジグソーで穴を開けてみない?

    持ち手、便利ですね! チャレンジしてみたいです!

    穴を開けたい位置の両端に、電動ドリルドライバーでとっかかりとなる穴を開ける。

    電動ドリルドライバーで開けた穴から、電動ジグソーの刃を入れてくり抜こう。
    大事なポイントは、プレートと板をぴたっと合わせておくこと。プレートが浮いたら刃も曲がっちゃうからね!

    プレートが板と接していることを意識しながら、スイッチ・オン!

    電動ジグソーでくり抜いた持ち手はこんな風。断面は、端材に巻いた紙やすりできれいにしておこう。持ち手を付けるボックスだけ、2枚の側板にこの作業をする。

    ユージのワンポイントアドバイス!

    ここでは、電動ドリルドライバーと電動ジグソーを使ってみたよ。初心者だと買うかどうか迷うけど、特に電動ドリルドライバーは、持ってる方が絶対に便利! 作業も早くできるから、DIYのハードルがぐっと下がるよ。

  • step2

    押入れの棚に置く天板を組み立てよう

    次は、押入れの上段に置く天板を組み立てよう!第3回のホームオフィスの回でも、同じ仕組みのものを作ったんだけど、今回はクッションフロアシートを貼って仕上げます。

    天板を乗せるんですね! このクッションフロアシートなら明るい雰囲気になりそう!

    天板用の構造用合板が、前面板の1×4材とL字になるように重ねる。

    「ではアヤカさん、ねじどめお願いします!」とユージさん。下穴を開けて、ねじを打っていく。

    これで組み立ては完了! クッションフロア用の両面テープで、クッションフロアシートを貼りましょう~。

    先に、前面板にクッションフロアシートを貼り、次に天板に貼る。

    「曲がらないように注意しながら貼りましょう!」

    ユージのワンポイントアドバイス!

    今回使ったクッションフロアシートは、少し厚みがあったから、前面板に先に貼って、切り口が天板側に貼ったシートで隠れるように工夫したよ!

  • step3

    押入れの中に壁紙を貼ろう

    次は、押入れの中で作業しますよ~。中の壁に、本棚柄の壁紙を用意したんだけど、これは貼ってはがせる壁紙じゃないので、貼り方に工夫がいります!

    う~ん、跡が残ってはいけないということですよね。両面テープだとテープが残ってしまいそう…。

    両面テープの下に、マスキングテープを貼るんです!

    そっか! マスキングテープなら後ではがせる!

    では、ちょっと作業しにくい場所だけどがんばりましょう!

    左側の壁はユージさんが貼り、アヤカさんは奥の広い壁面を担当することに。固定するので貼るのは上だけで良いので、まずは壁面の上にマスキングテープを貼る。

    マスキングテープの上から、両面テープを重ねて、はくり紙をはがす。

    壁紙を貼る。壁紙の幅より、壁の方が広いので、途中で壁紙と壁紙をつなぐ。
    「柄が左右でそろうように気を付けてね!」

    壁紙を貼り終わったら、天板を押入れの中に入れよう!

    「指を挟まないようにしてね!」

    ユージのワンポイントアドバイス!

    原状回復を前提としたDIYでは、「貼ってはがせる壁紙」を使うことが多いけど、普通の壁紙だって、工夫すれば貼ってはがせる壁紙になるよ! マスキングテープ&両面テープ、ぜひ覚えておいてね。

  • step1

    本棚を仕上げよう!

    あとひと息! ボックスの位置を決めて、正面に色を塗ったら押入れの中に設置しよう!

    はい!

    ボックスの配置が決まったら、各ボックスを水性塗料で色塗り。

    水性塗料が乾いたら、ボックスを押入れの中の決めた位置に置く。落ちてこないように、ボックスはねじでとめておく。

    押入れの下段をカバーするためのボードを作る。
    プラスチック段ボールに、両面テープでクッションフロアシートを貼って、天板の前面板にかませれば作業完了!

    ユージのワンポイントアドバイス!

    ボックスのサイズが4種類あるから、デザインを考えて積み重ねてみてね。もちろん大型本用は、下がベスト。バランスを考えて、色もあえてバラバラにすると楽しい雰囲気になるね!

【After】押入れを活用した本棚の完成!

おつかれさまでした!
本のサイズに合わせた本棚、完成したね!

ありがとうございました! 壁紙も本棚柄で、ヨーロッパの古い図書館みたいです!

奥行き感も出たよね~。DIYの作業はいかがでした?

電動ジグソーはドキドキしたけど、楽しかったです! 何より、持っている本に合わせた、自分サイズの本棚ができたのがうれしいです。

しかも、ボックスの作り方は、全部のサイズ同じだから簡単だったでしょ? また本が増えたら、ボックスを増やせば良いね!

【まとめ】本がすっきり収まって、すてきな読書コーナーに!

収納に困っていた大量の本と、活用できていなかった押入れ、どちらも解決できちゃいました! 雰囲気もすてきだから、押入れの前にスツールを置いて、読書コーナーとして楽しんでいます。

ユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY
記事のまとめ

置き場所がなく困っていた大量の本を、押入れに本棚を作って無駄なく収納!

  • ・本のサイズに合わせたボックスを必要な分だけ作って、持っている本に合わせて収納できる
  • ・押入れの棚に置く天板は、クッションフロアシートで好みの雰囲気に
  • ・押入れの壁に壁紙を貼って、奥行き感もアップ!
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