ゆたかなくらしって? へや×DIY
ユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY 第4回【シンプルなキッチンを西海岸スタイルに!】
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DIY好き&子育てパパであるタレントのユージさんが、みなさんから寄せられた「暮らしのお悩み」をDIYで解決する連載の第4回。今回は、最近自宅で料理をする機会が増えたけど、なんとなくやる気が出ない! というサワさんのお悩み。ユージさんからDIYの基本を教わりながら、毎日の料理が楽しくなるキッチンを作ります!
【Before】毎日の料理、もっとやる気が出るキッチンだったらなぁ…
おうち時間を楽しむようになって、料理をがんばりたい今日このごろ。でも、毎日のことだから、シンプルなキッチンに物足りなさを感じるようになってしまって、やる気がちょっと下降気味…。
ユージさん、何か良い方法ありますか?
真っ白もおしゃれだけど、色や素材感を少しプラスすると良さそうだね。う~ん、ブルーをアクセントにして、西海岸のカフェ風キッチンに変身させるのはどう? ディスプレイしながら収納できる棚も作っちゃおう!
今回使うものはこちら
- 【必要なもの】※写真左から
- ・1×6材(ワークトップ立ち上がり部分のカバー材)
- ・2×4材(棚柱用)2本
- ・1×4材(棚板用)2本
- ・壁紙シール(木目調)/壁紙DIYショップ
- ・はがせる壁紙(ネイビー)/はりかえ工房
- ・アイアンフック
- ・モザイクタイルシート(ビッツボーダー陶彩)/D.I.Yタイル
- ・ディアウォールS2組/若井産業
- ・棚受け(黒)2組/若井産業
- ・オイルステイン(ウォルナット)/ニッペホームプロダクツ
今回のDIYにかかった合計製作費用 約3万7000円(税別)
※材料のサイズ、費用は部屋の広さによって異なります。
Let’s スタート!
棚用の木材にオイルステインを塗ろう
まずは、木材にオイルステインを塗ります! 使う木材は3種類で、1×4材が棚板用、2×4材が棚の柱用、1×6材はワークトップが立ち上がったところのカバーにするよ。
はい、楽しみです!
あの…、オイルステインって普通の塗料とは違うんですか?オイルステインは、木材に浸透して着色できるんです。水性塗料だと表面に膜をつくるから、木目を生かせないものが多いんだけど、オイルステインだと、きれいな木目が浮かび上がるんですよ!
なるほど、味のある雰囲気に仕上がりそうですね!
オイルステインは、まずスポンジで木材の表面にさっと伸ばしてから、ウエス(古布)で拭き取るようにこする。
木材の切断面「木口」にも、しっかり塗っておこう。
- ユージのワンポイントアドバイス!
屋内で使う物を作るDIYでは、オイルステインと水性塗料をよく使うから、違いを覚えておこう。今回使ったオイルステインは、浸透して着色するから、木目が生かせる塗料。水性塗料は、表面に塗膜をつくって、木材を守ってくれる塗料。木材を保護したいか、どんな雰囲気にしたいかなどを考えて選んでみよう!
シンク下のキャビネットとつり戸棚の扉に壁紙シートを貼ろう
次は、シンク下のキャビネットとつり戸棚の扉に壁紙シートを貼るよ~。シンク下は木目調で、つり戸棚にはネイビーの壁紙を用意しました!
すてき! 木の扉って憧れてたんです!
貼ってはがせる壁紙シートだから、原状回復も簡単だよ。さっそく貼っていきましょう~!
キッチンでの作業前に、壁紙シートを貼る扉と、後でタイルシートを貼るタイルの壁の表面を拭き掃除。
まずは、シンク下キャビネットの扉から。はくり紙を少しずつはがして、スクレーパーで空気を追い出しながら貼る。余ったシートは、カッターで切り離す。
少し空気が入っても大丈夫! 後で直せるから、まずは貼ってみよう!
次は、サワさんがチャレンジ。右上からスタートして、スクレーパーで空気を追い出しながら貼る。
とりあえず一面貼り終えたけど、追い出しきれなかった空気で、表面がポコポコしちゃいました…。
大丈夫! カッターとスクレーパーを使って、これから平らにしましょう。
空気が残ってしまった部分に、カッターで切れ目を入れる。
切れ目から空気が出ていくように、スクレーパーで切れ目の両側からこする。
貼り直しでしわが寄ってしまったときも、この方法で表面を平らにできるよ!
入ってしまった空気を処理できたら、余ったシートをカッターで切り落とす。扉の端に沿って切って、スクレーパーで角をこすって仕上げる。
つり戸棚の扉に、ネイビーの壁紙シートを貼る。「この壁紙シートは、シンク下キャビネットに貼ったものとは質感が違うから、空気を追い出すのは、スクレーパーよりタオルが向いてるね!」とユージさん。
- ユージのワンポイントアドバイス!
今回は貼ってはがせる壁紙を2種類使ったんだけど、質感が違ったから貼っていく感触も少し違ったよ。特に空気を追い出す作業は、スクレーパーとタオルで向き不向きがあったから両方用意しておくと安心だね!
タイルの上にタイルシートを貼ろう
次は、タイルシートを貼りますよ~。
つり戸棚の扉のトーンに合わせて、ブルーにするんですね! しかも、このタイル、シートになってる!
このように、目地と一体になったタイルシートなら、裏面のはくり紙をはがして貼っていくだけ。4辺のうち2辺には目地がないので、向きに注意して貼ろう。
便利でしょ? 目地はカッターで切れるから、サイズ調整も簡単にできるんです。
タイルを貼るのって、もっと大変だと思ってました。よし、がんばります!
タイルシートを貼るのは、後で設置する棚板と棚板の間。あらかじめ位置を確認してから貼ろう。
タイルシートを貼り終わったら、付属の目地シートをはめ込む。
- ユージのワンポイントアドバイス!
タイルって色はもちろん、サイズや形もたくさんの種類があるから、雰囲気を変えるのにすごく便利だよ。今回は陶器のタイルを使ったけど、リーズナブルなタイル調シートもあって、選択肢はいろいろ。ホームセンターやネットで探してみよう!
木材をキッチンに取り付けよう
ようやく仕上げです! さっきオイルステインを塗っておいた木材を、キッチンに取り付けるよ~。どの木材をどうやって使うか、覚えてる?
1×4材が棚板、2×4材が柱、1×6材はワークトップの立ち上げ部分ですよね。でもユージさん、1×6材を置く場所に水栓がありますよ…。
よく気が付きましたね! 1×6材は2本あって、ちょうど水栓の真ん中でくっ付く長さにしておいたんです。そして、水栓を避けられるように穴を開けます!
なるほど~! 板をくり抜くなら、自然な仕上がりになりそうですね!
2本の1×6材を養生テープで貼り合わせて、穴を開ける印を付ける。
水栓の直径に合わせたドリルビットを使って、穴を開ける。
養生テープをはがして、1×6材をワークトップの上に置く。
これでバッチリ! 次は上の棚を組み立てるよ~!
棚柱用の2×4材を、つり戸棚とワークトップの立ち上がりの間に立てるので、柱の上下に「ディアウォール」っていうアイテムを取り付けましょう。
はい! これ、中にばねが入ってるんですね。
ディアウォールをはめた2×4材を2本、固定する。
棚受けを柱にねじどめする。棚板を載せたら、棚板側にもねじどめ。これを上下2カ所の棚とも行う。
一方の柱の外側に、アイアンフックを取り付ける。「このフックは、調理ツールを引っ掛ける用」とユージさん。
- ユージのワンポイントアドバイス!
柱と棚板だけじゃなくて、ワークトップの立ち上がりも板でカバーしたから、統一感が出たよね! 水栓があっても、今回みたいに穴を開ければ大丈夫。ドリルがなかったら、ホームセンターの工作室で相談してみても良いと思うよ。
【After】カフェみたいなすてきなキッチンが完成!
おつかれさまでした!
西海岸スタイルのキッチン、完成しました~!ありがとうございました! ネイビーと木の雰囲気がとってもさわやかで、本当におしゃれ!
もともと収納は充実してるけど、こういう棚があると料理中に調味料とかすぐ手に取れるし、ディスプレイも楽しめるから良いよね。初めてのDIY、どうでした?
楽しかったです~。ユージさんみたいにきれいにできないところもあったけど、自分で作ったと思うとすべて愛おしい!
そうでしょう~? 何もかも愛着につながるんですよ。これからも挑戦してみてくださいね!
【まとめ】さわやかなキッチンで毎日の料理が楽しい!
シンプルなキッチンに木の雰囲気や色味が加わって、おしゃれになってうれしいです。オープンなキッチンだから、部屋全体がグレードアップしました。野菜をぱぱっと切ってサラダにしたり、煮込み料理を作ったりとささいなことも楽しくて、まるで気分はカフェオーナー! 友だちを招いて食事をするのが楽しみです。
キッチンワゴンの作り方はこちらのユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY プラスワン!で。
シンプルで物足りないキッチンに色と素材感をプラスで、西海岸のカフェ風キッチンに!
- ・キッチン下のキャビネットやつり戸棚の扉に壁紙シートを貼って、全体のトーンをチェンジ!
- ・タイルシートを貼って、壁面にもアクセントをプラス
- ・柱と棚板だけの手軽な棚で、収納とディスプレイを両方かなえる
神奈川県横浜市青葉区奈良町2913
大きな木々が立ち並ぶ、ゆったりした敷地に建てられた住棟を気持ちの良い風が通る好環境。団地内の調整池では、トンボやホタルが飛び交います。
また、スーパーやコンビニが物件に隣接していて、敷地周辺で買い物などが済ませられる利便性の高さも魅力。保育園、幼稚園、小学校もすぐそばなので通学も安心です。くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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