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[あたらしいくらしインタビュー]仕事も家族の時間も“いいとこ取り”に変化!団地でのびのびテレワーク

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人と距離を取る、人が集まる場所を避ける、自宅でリモートワークをするなど、私たちが意識しなければいけなくなった新しい暮らし方。実際、URに住んでいる人たちは、今どのような生活を送っているのでしょうか? 今回は、大阪府吹田市の千里青山台団地に住んでいる帖佐(ちょうさ)様にインタビューをしました。

モデルルームをテレワークスペースとして活用

帖佐さんは、千里青山台団地で奥さまと二人のお子さんと暮らしています。2020年の外出の自粛要請期間中は、会社に行く頻度が少なくなったそうです。

帖佐
今年4月から5月にかけては、自宅でテレワークをせざるを得ない状況になりました。しかし、そもそも自宅に仕事ができるスペースがありませんでした。仕方なく子ども部屋で作業をしていたのですが、集中できない上に、朝から夜まで家にいたので、気持ちのオンオフが切り替えられずつらかったんです。
奥さんからも、「家族それぞれの普段の生活リズムがある中で、いきなり職場の仕事のリズムを持ってこられても困る」と打ち明けられ、どのような形で暮らしていくのが良いかを考えるようになりました。

帖佐さんのように、突然のテレワークに悩む住民の様子を知ったUR。何かできることはないかと、帖佐さんを含む住民たちと会話し、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」別ウィンドウで開きますのモデルルームを、テレワークスペースとして開放することに。

※モデルルームは、2022年10月末日で終了となっています。なお、11月からはC74号棟の集会所にテレワークもできる多目的スペースを設置しています(利用料は集会所と同様)

帖佐
家の近くに仕事場ができたみたいで、めっちゃ良かったんです。家からテレワークスペースまでは徒歩5分ほどで、新緑の時期だったのもあって、小鳥のさえずりを聴きながら歩くだけで気分が明るくなったんです。これまで平日は帰りが遅かったのですが、テレワークで家族と過ごす時間が増え、3食を一緒に食べられ、奥さんとも晩酌を楽しめるようになりました。

「緑がきれい」が入居の決め手

2年前に千里青山台団地に引っ越してきた帖佐さん。そもそもなぜ団地に入居することにしたのですか?

帖佐
引っ越しの際に、すぐに入居できるところを探していて、家賃が手ごろなURさんを見つけました。いくつか物件を見たのですが、ここが一番開放的で明るくて、自然が多かったですね。家族みんなが好きな「太陽の塔」のある、「万博記念公園」が近いのも縁かなって。
帖佐
会社に行く場合は、最寄りの「北千里」駅は阪急千里線の始発なので、出社時も座って市内に行けますし、通勤時間がリフレッシュにもなっています。

引っ越し後の子どもたちの反応はいかがでしたか?

帖佐
以前は、家の前でちょっと走っただけでも「危ないよ」と注意していたのですが、ここには車が通らない道もあり、多少走っても大丈夫なので子どもたちは楽しそう。敷地内にある公園も広いので、子どもたちにとっても良い選択だったと思っています。

世代を超えた関係が築けるのは、この場所ならでは

千里青山台団地では「みんなの庭」の活動が行われています。これは団地の屋外環境や集会所を住人のみなさんに楽しんでもらう機会づくりであり、URが住人と一緒に進めている取り組み。帖佐さんは、この活動を団地内の掲示版で知ったそうです。

帖佐
僕が参加したのは、この活動で居場所づくりの集会所リノベーションを進めているときで、みんなでディスカッションしながらアイデアを実現したり、そのプロセスを共有できるのが面白いなと思いました。みんなでリノベーションを進めていくのがめっちゃ楽しいです。北千里エリアには、縁もゆかりもなく引っ越ししてきたのですが、「みんなの庭」に参加したことで知り合いができました。気軽に連絡のとれる友人がいるのは居心地が良いですし、何かあったときも心強いです。

「みんなの庭」の活動の一つとして、団地内に帖佐さんがお手入れしている花壇があります。名前は「もこもこの庭」と「へんな庭」。

帖佐
近くに住んでいる人と会話をすることって、あまりないのですが、花壇を手入れしていると、おばあちゃんが「きれいやねぇ」って話しかけてくれて、種や苗をくれたりします。

メリハリをつけるのが、難しいと感じる方も多い自宅でのテレワーク。URなら豊かな環境や、身近な人々のおかげで充実した日々を過ごせそうです。

帖佐
このひまわりは、「みんなの庭」に参加する友人からお裾分けでもらった苗から育てました。お花が咲くことはもちろん、育てる時間を友人と共有できることに魅力を感じています。

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記事のまとめ

団地内のテレワークスペースを活用して、オンオフを切り替えられる生活に

  • ・千里青山台団地では、住民のために、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」のモデルルームをテレワークスペースとして開放
  • ・自然が多く開放的で明るい団地。敷地内にある公園も広いので、子どもたちも楽しく過ごせる
  • ・千里青山台団地では、「みんなの庭」の活動を実施。これは、団地の屋外環境の向上や、集会所を住人のみなさんに楽しんでもらう機会づくりにもなっている
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