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東京都中央区の住みやすさは?街の魅力や子育て環境を解説
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デパートや世界のブランドショップが立ち並び、ショッピング・グルメ・観劇などを楽しめる銀座や、ビジネス街としても知られる日本橋、昔ながらの下町の雰囲気を残す月島…。「都心3区」の一角でもある中央区は、東京を代表する繁華街やオフィス街を抱えた商業エリアです。今回はさまざまな顔を併せ持つ地域である中央区の魅力とともに、区内の子育て環境や住みやすさについても紹介していきます。
中央区の特徴と魅力
電車や地下鉄、バスなどの交通網が発達し、アクセスに便利な中央区。日々の暮らしに必要不可欠な買い物環境や、家賃相場などの特徴もチェックしてみましょう。
●交通アクセス
中央区にはJR総武本線・JR京葉線・東京メトロ丸ノ内線・東京メトロ銀座線・東京メトロ日比谷線・東京メトロ東西線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営浅草線・都営大江戸線と、計11本の路線が走っており、都内各所はもちろん、埼玉方面、千葉方面、神奈川方面など、どこの場所に行くにもアクセスしやすい交通環境です。
「銀座」駅から「新宿」駅までは東京メトロ丸ノ内線を利用して16分。「銀座」駅から「渋谷」駅までは東京メトロ銀座線を利用して17分。また「月島」駅から「新宿」駅までは都営大江戸線を利用して25分。「月島」駅から「渋谷」駅までは東京メトロ有楽町線と東京メトロ半蔵門線を利用して22分程度となっています。鉄道以外では、都営バスやメトロリンク日本橋のほか、区内を走るコミュニティバス(江戸バス)も運行しており、築地や月島、銀座、日本橋などの散策や移動に便利です。
またUR賃貸住宅のタワーマンションの最寄り駅となる、都営大江戸線「勝どき」駅から、都心の主要駅までの所要時間と乗り換え回数は以下のようになっております。
●ショッピング環境
食材や日用品など、普段の買い物に利用できるスーパーマーケットは区内各地にそろっています。ほかの地域と比べて品質にこだわっているスーパーマーケットが多くあり、日ごろから食材にこだわりがあり、ハイクオリティーな商品を享受したい人におすすめしたい理想的な環境といえるでしょう。銀座や日本橋、築地にはたくさんのショップがあり、休日のショッピング環境は充実しています。特に日本橋エリアには「日本橋高島屋」、高島屋と双璧をなす「日本橋三越本店」や「コレド日本橋」、「コレド室町」、さらに「東京スクエアガーデン」など大型商業施設もあり、休日は多くの人でにぎわう人気のエリアです。
●家賃相場
東京の中心部に位置する中央区は、電車・バスなどの公共交通機関のアクセスが非常に良く、オフィスビルや商業地域が集中した利便性の高いエリアであること、生活圏内に有名ブランド店や老舗店も多く、日ごろからハイクオリティーなサービスが受けられる環境にあることなどから都内の平均家賃よりも高めの傾向となっています。
中央区は子育てしやすい街?
核家族や共働き世帯が多い昨今、ファミリー層にとって自治体が行う子育て支援や教育の情報は気になるところ。ここでは中央区の子育て環境について解説します。
●中央区は子育て支援に積極的
令和6年度から区立幼稚園全園で幼稚園教育時間終了後や夏休みなどの長期休業期間中の預かり保育がスタートするなど、子育て中の保護者が仕事と子育てを両立しやすいよう、区を挙げて子育て支援に取り組んでいます。
勝どきには子ども家庭支援センターがあり、子育ての相談にのってもらえるほか、妊娠中~出産後の家事育児をサポートしてくれる育児支援ヘルパーや、仕事などの理由がある場合に保育士が22時まで子供を預かってくれるトワイライトステイ、体調不良や冠婚葬祭などで療育が困難な場合に数日間子供を預かる子供ショートステイの実施、保護者同士の情報交換や親子の友達づくりに役立つ子育て交流サロン「赤ちゃん天国」を運営するなど、子育てにかかわる各種支援が充実しています。さらに、区立小学校では、保護者の就労状況にかかわらず、放課後に子供を預かってもらえる「プレディ」も運営されています。
●学校選択制で子供にとっての選択肢が多い
中央区内には区立の小学校16校、中学校5校が設置されています。小学校就学時には前提として住まいの所在地により通学区域を設定した就学校が設定されていますが、施設に余裕のある学校を「特認校」として指定し、その特認校には通学区域に関係なく希望により就学できる「小学校特認校制度」という学校選択制が実施されています。
また中学校も住まいの住所に基づき指定されている中学校への就学を原則としていながらも、通学区域以外の人でも入学したい学校を選択できる「中学校自由選択制」を実施。開かれた学校や、子供たちにとって魅力的な学校づくりが推奨されています。
さらに京橋・日本橋・月島の区内3カ所には区立図書館があり、博物館や美術館、劇場などの文化施設も充実。さまざまな分野の学びに触れられる機会も多く、子供の情操教育にも役立つ子育てに適した環境といえるでしょう。
●医療機関も充実
区内には小児科系約60カ所、内科約320カ所、耳鼻咽喉科約30カ所、歯科約420カ所とクリニックも充実しています。平日の遅い時間帯の診療や土日診療を行っている医療機関のほか、「国立がん研究センター中央病院」、「聖路加国際病院」、「石川島記念病院」などの大きな病院もあり、もしものときにも安心です。
中央区のタワーマンションに住むならUR賃貸住宅
アーバンライフを堪能できる中央区でタワーマンションに住み替えを検討しているなら、さまざまな間取りのタイプがあり、初期費用も抑えられるUR賃貸住宅がおすすめです。
●UR賃貸住宅で住まいを探すメリット
UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構(UR)が保有する賃貸物件です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、約70万戸の賃貸住宅を管理しています。中央区にはハイクオリティーなタワーマンション住戸もあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。
またURは礼金・仲介手数料・更新料・保証人(保証料)がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。
なおURの申込み資格にも収入要件があります。それが「申込者本人の平均月収額が基準月収額以上であること」で、給与収入や事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など、将来も継続すると認められる収入をもとに、原則として過去1年間の額面収入の合計額を12で割った額を平均月収額としています。入居を希望する物件の家賃の額、入居者が世帯か単身かによって、基準月収額は以下のように異なりますので確認しておきましょう。
●UR賃貸住宅のお得な家賃プラン
UR賃貸住宅には近居割など、お得な家賃プランが用意されていることも魅力の一つです。
- <近居割>5年間で家賃が最大5%減額
- 募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。条件を満たした子育て世帯については、最長5年間、家賃の20%(上限4万円)がサポートされます。ただし、世帯の所得合計が月25.9万円以下で、対象が一部団地となるなどの条件があります。
●東京都中央区でおすすめの物件
東京の都心部である中央区にありながら生活環境が整っている晴海アイランドトリトンスクエアの中の3つのUR賃貸住宅。最寄り駅から徒歩圏内であり、銀座、東京にはバスを利用してダイレクトに移動が可能です。佃・月島など下町情緒あふれるエリアとも隣接している恵まれた立地のため、休日にはデパートでのショッピングや昔ながらの商店街の散策など、目的や気分に合わせて雰囲気の異なるエリアを、気軽に楽しむことができます。
<晴海アイランド トリトンスクエア>
物件周辺の湾岸エリアは東京オリンピックの開催に伴い、開発が進められたスポットです。再開発事業により単なる晴海団地の建て替えではなく、街づくりからURが取り組み、新たなベイエリアとして生まれ変わりました。先進のビジネス空間、多彩な商業施設・文化施設、ゆとりあふれる住環境を取り込んだ「晴海アイランド トリトンスクエア」は、「職・遊・住の美しい調和」をコンセプトにつくられた機能性の高い新時代の複合都市。「住・職・文化」の機能がバランス良く配置されています。また敷地内にはスーパーやドラッグストア、日用雑貨などの店舗がそろっているので、普段の生活に便利な環境も整っています。
その中の「住」の象徴となるのがタワーマンションの「アーバンタワー」。トリトンスクエアには住まいとなるアーバンタワーのほか、ガーデンプラザ、ビュープラザの三つの高層マンションがあります。美しい外観で都市の街並みとウォーターフロントを一望できる、28階建ての建物にはさまざまな年代の人々が暮らし、コミュニケーションが生まれます。各居室はもちろん、共用部のデザインにもこだわり、集まる人々が自然と空間に馴染めるよう工夫されているのが特長です。
- <アーバンタワー>
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩10分
東京メトロ有楽町線「月島」駅 徒歩10分
都営大江戸線「月島」駅 徒歩10分- ・物件概要
- 住所 中央区晴海1-8-5
- 家賃(共益費)11万8600~31万6500円(6500円)
- 間取り/床面積 1K~3LDK/36~89平方メートル
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/tokyo/20_6410.html
- <ガーデンプラザ>
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩9分
都営大江戸線ほか「月島」駅 徒歩10分
JR山手線「有楽町」駅 バス15分 徒歩5分- ・物件概要
- 住所 中央区晴海1-7-2
- 家賃(共益費)10万2400~27万9400円(6700円)
- 間取り/床面積 1DK~3LDK/33~84平方メートル
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/tokyo/20_5690.html
- <ビュープラザ>
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩9分
東京メトロ有楽町線「月島」駅 徒歩8~9分
都営大江戸線「月島」駅 徒歩8~9分- ・物件概要
- 住所 中央区晴海1-6
- 家賃(共益費)8万3200~29万1200円(8300円)
- 間取り/床面積 1K~3LDK/30~78平方メートル
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/tokyo/20_5630.html
- <勝どきビュータワー>
地下1階にある都営大江戸線「勝どき」駅直結の「勝どきビュータワー」。ランドマークタワーにふさわしい55階建ての建物内には、数々の商業施設をはじめ、保育園や児童館といった子育て支援施設など、中央区の公益施設も集約されています。商業施設や公益施設は低層階にまとめられ、中層階以上に住居を配置することで、機能性や利便性の高さを享受できることはもちろん、開放的な暮らしを満喫できます。
また館内には一部有料にはなりますが、パーティルームやコミュニティ広場など、住民のための交流スペースも設置されているため、趣味などを通して住民同士の触れ合いが楽しめることもポイント。さらに、「勝どき」駅とは地下1階の連絡通路で結ばれているため、効率的な移動が可能。通勤や通学、レジャー、ショッピングなど電車を使ったお出かけの際も時間を有効活用でき、暮らしにゆとりが生まれるでしょう。屋上広場やスカイデッキなどの共用スペースからの眺望は素晴らしく、東西南北それぞれの方角から壮大で美しい景観を一望することができます。
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩1分
- ・物件概要
- 住所 中央区1-8-1
- 家賃(共益費)16万8100~34万4300円(8400円)
- 間取り/床面積 1K~3LDK/43~82平方メートル
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/tokyo/20_7140.html
- <ベイシティ晴海スカイリンクタワー>
都営大江戸線の「勝どき」駅から徒歩8分という好立地。自然・都市・文化を抱く都会の暮らしを存分に楽しめる49階建ての高層物件「ベイシティ晴海スカイリンクタワー」は銀座から2km圏内という都心を身近に感じる湾岸エリアに位置しています。1階にコンビニエンスストアとランドリー、2階には認可保育所「小学館アカデミー 晴海保育園」があるほか、オートドアロックシステムが設置されているのでセキュリティー面も安心。共用設備として宅配ボックスも設置されているので、宅配便などの受け取りもスムーズです。
公共交通機関の交通網が発達し、銀座・東京へは佃・月島からバスでのアクセスが可能。月島や築地といった穏やかで歴史ある下町の風情をすぐそばに感じられると同時に、豊洲に渡れば近年続々とオープンしているスポーツやアウトドア、音楽イベントなどに関する新施設で最新のエンターテインメントも楽しめます。遊具がある「黎明橋公園」や運河と隣接し、自然と現代的な建築物が調和する、美しい環境が魅力です。
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩8分
- ・物件概要
- 住所 中央区晴海3-6-8
- 家賃(共益費)15万7500~37万9600円(5000円)
- 間取り/床面積 1K~3LDK/43~105平方メートル
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/kanto/tokyo/20_7100.html
都会の利便性と住みやすさを両立できる中央区
有名なデパートやレストランなどが多く、「歌舞伎座」では伝統芸能も楽しめる、ハイクオリティーな大人の街としてのイメージが定着している銀座。そのほか東京名物・もんじゃ焼きの名店が立ち並ぶ「月島もんじゃストリート」。ビジネス街と商業地域両方の顔を併せ持つ日本橋に、のんびりと水辺の景色を眺めながら隅田川沿いの遊歩道を散歩したくなる「隅田川テラス」。浜町、人形町、水天宮前周辺エリアでは、江戸時代からの老舗と近代建築の共存が見られるなど、東京を代表する観光地として国内外の観光客からも人気の高い中央区エリア。都会の中心部ということもあり、各所への交通アクセスは抜群です。
また、デパートのほかにもスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどをはじめとした日々の生活に必須な商業施設に、各種飲食店、生活利便施設のほか、教育施設や医療機関なども区内には充実しています。下町の穏やかさと都会の華やかさ、程よい自然環境も兼ね備えた中央区は、出産前から子育て期間まで細やかにサポートしてくれるさまざまな子育て支援を実施。一人暮らしの方はもちろん、子育て世帯も住みやすいエリアです。
そんな中央区で住まいを探している方に注目してほしいのが、全国各地に約70万戸もの賃貸物件があるUR賃貸住宅。入居時の初期費用が抑えられるので、ぜひ気軽にチェックしてみてください。
(記事内の家賃相場や地域の施設などの情報は2024年1月時点のものです。変更となる場合がありますのでご注意ください)
(記事内のアクセス情報における移動時間はあくまでも目安です。また、電車移動時間は平日通勤時間帯の目安です)
監修/藤丸 由華
新旧の文化が共存する、子育て世帯にもおすすめの中央区
- ・11本の路線など公共交通網が発達し、交通アクセスに優れている
- ・デパートや老舗店も多く、ハイクオリティーな暮らしができる
- ・ビジネス・商業地域が集約した利便性の高いエリアのため家賃相場は高め
- ・区立幼稚園の預かり保育や、トワイライトステイ、ショートステイなど、子育て支援が充実
- ・UR賃貸住宅にはタワーマンション住戸もあり、お得な家賃プランも用意されている
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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