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安産祈願の日に着る服装は?押さえたいポイントと戌(いぬ)の日の基礎知識

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「戌(いぬ)の日ってなに?」安産祈願を行う戌(いぬ)の日は、妊娠するまでは縁のない行事かもしれません。戌(いぬ)の日とは、ママと赤ちゃんが元気に出産の日を迎えられるように、安定期に入ったころ、夫婦や祖父母となる夫婦の両親と寺社でお祈りする日本の風習。初めての場合は服装やしきたりなどが分からず、不安に感じることもあるかと思います。そこで、今回は戌(いぬ)の日の基礎知識から服装の選び方まで詳しく解説していきます。

安産祈願とは?

戌(いぬ)の日とは具体的にいつなのか、安産祈願とはどのようなことをするのか、ここでは古くから行われてきた風習のあらましや概要を見てみましょう。

●母子ともに健康に出産できるようにお参りをすること

安産祈願は戌(いぬ)の日に神社やお寺にお参りに行き、ご祈祷を受けるのが一般的です。戌(いぬ)の日は別称で「帯祝い」とも呼ばれ、ほとんどの場合、腹帯も一緒にご祈祷してもらいます。腹帯は「岩田帯」とも呼ばれるさらしでできたもので、母子の無事を願ってお腹に巻く縁起の良いもの。なお、近年はさらし製の岩田帯だけでなく、腹巻きタイプなどの妊婦帯をご祈祷してくれる寺社も増えています。すでにお使いの妊婦帯がある場合は事前に確認してみても良いでしょう。

また腹帯には縁起物以外にも、お腹を冷やさない、大きくなったお腹を支える、腰の負担を軽減するなど実用的な役割もあります。また出産前はもちろん、産後の骨盤矯正にも使える優れものです。

●「戌(いぬ)の日参り」とも呼ばれる

「戌(いぬ)の日」とは暦に割り振られた干支が「戌(いぬ)」に当たる日で、12日に1度巡ってきます。犬は子供を多く産み、お産が軽いので縁起が良いと考えられていることから、妊娠5カ月目を迎えた最初の戌(いぬ)の日に、腹帯を巻いて安産を祈願することが日本の風習になっています。

妊娠5カ月目はつらいつわりの時期も終わり安定期に入るころですが、マタニティー期間中は体調が不安定になりがち。一般的には妊娠5カ月目の戌(いぬ)の日を目安にして安産祈願の日を決めることが多いですが、それ以外の日でも問題ありません。無理に期間や日柄にこだわり過ぎず、家族の予定や妊婦さんの体調を優先に考えて日程を決めるのが良いでしょう。

安産祈願に行くときの服装

普段であればスーツなどのフォーマルな服装であれば安心ですが、妊娠期間中は体調や体形が大きく変化。そこで安産祈願に行く場合におすすめの服装マナーをご紹介します。

●ママ(妊婦さん)におすすめの服装

妊娠中ということを忘れず、服装は体に負担が少ないことを優先しましょう。お腹を締め付けないワンピースやボトムス、スカートなどを選択し、トップスは夏場ならブラウスなどの上に薄手のカーディガン、冬場ならニットの上にコ―トやショールなどの着用がおすすめ。体を冷やさないために、季節や気温に応じて羽織りものなどのアイテムを用意して防寒対策を行うと安心です。

ご祈祷を受ける際のマナーとして、カジュアル過ぎる服装や露出が多い服装は避けましょう。神社やお寺は砂利や階段・坂などが多く、足元が悪い場合もあるので、靴はヒールのないパンプスやスニーカーなど、歩きやすいものを選ぶと良いでしょう。

●パパにおすすめの服装

ママとのバランスを意識した服装を選ぶと良いでしょう。ママがカジュアルな場合は、ポロシャツや襟付きのシャツにチノパンや落ち着いたカラーのパンツ、ジャケットなど、デザインがきれいめの普段着がベスト。フォーマルの場合は、スーツなどの正装やスラックスにジャケットなどのオフィスカジュアルがおすすめです。派手な服装やデニム、短いパンツ、サンダルなど、カジュアル過ぎる印象を与える服装は避けた方が良いでしょう。

安産祈願の前に確認しておきたいポイント

寺社へ参拝したときにスムーズに安産祈願や腹帯のご祈祷をしてもらうために、参拝時の持ち物やルールについて事前に確認していきましょう。

●ご祈祷の事前予約の有無

安産祈願のご祈祷は、神社やお寺によって予約が必要な場合や、当日の先着順になる場合があるため、事前に参拝予定の寺社に予約の有無などを確認しておきましょう。当日の先着順の場合は、大安の戌(いぬ)の日や土日の戌(いぬ)の日になると、参拝する人が多くなる傾向にあります。受付で並ぶ可能性や待ち時間を考慮してスケジュールを立てると良いでしょう。

●初穂料(祈祷料)の金額

安産祈願のご祈祷を受ける場合は神社やお寺に初穂料もしくは祈祷料を納めます。こちらは神社やお寺によって金額が異なるので事前に確認しておきましょう。一般的な相場は5000~1万円程度が多く、紅白蝶結びの水引が付いた「のし袋」、もしくは「白封筒」に入れて納めると良いとされています。

●腹帯の持参の有無

神社やお寺によってしきたりが異なり、授与品としてご祈祷を受けた腹帯を頂くこともあるため、事前に購入して腹帯を持参するのか、当日に授与されるのかをあらかじめ確認しておきましょう。当日授与の場合、腹帯代は初穂料に含まれていることが多いようです。

子育てを見据えた引っ越しにUR賃貸住宅がおすすめの理由

ここからは新しく家族を迎えるに当たり住み替えを検討している方へ、子育て世帯にうれしい環境や間取りが全国各地にそろう、UR賃貸住宅についてご案内します。

●ゆとりある間取りの物件が多い

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、約71万戸の賃貸住宅を所有しているため、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

子育て世帯にうれしい収納が豊富で、広々としたゆとりある間取りの物件がそろい、さらに築年数が経過した物件を中心にリノベーションを進めていることも特長の一つ。リビングが見渡せるカウンターキッチンや広々とした収納スペースがある物件などもあります。

●子育て世帯にうれしい環境の物件がある

URでは緑豊かな環境づくりを進めており、敷地内に緑豊かな公園や広場が設けられた物件が多いのも特長です。また、敷地内には木々や草花が植えられ、自然が身近に感じられる環境です。子育てサロンの設置や、子供と参加できるワークショップなど住人同士が交流するためのイベントを開催している物件もあります。

さらに多くの物件は歩車分離の考えをもとに設計され、敷地内には許可を得た車しか入れないエリアが設けられています。近隣地区への移動もなるべく車道とは違う道を使えるようにするなど、安全に十分配慮されています。妊娠中や産後の散歩はもちろん、子供が少し大きくなって走り回るようになっても、安心してのびのびと遊べる場所が確保されたURは、子育てもしやすい環境といえるでしょう。

●子育て世帯にうれしいお得な家賃プランが豊富にある

新婚世帯から適用される「子育て割別ウィンドウで開きます」など、お得な家賃プランがあるのも大きなメリット。妊娠中でも適用される「そのママ割別ウィンドウで開きます」、35歳以下の場合に適用される「U35割別ウィンドウで開きます」や、二世帯が近くに住む場合に適用される「近居割別ウィンドウで開きます」など、さまざまなプランが用意されています。それぞれの制度には入居要件があるため、詳細はHPで確認すると良いでしょう。

風習を大事にしながらも、体調を第一優先とした服装で安産祈願がおすすめ

これから新しい家族を迎える夫婦はもちろん、孫の誕生を楽しみにしている祖父母にも、大切にされている戌(いぬ)の日の安産祈願。ご祈祷を受けるに当たって何よりも気を付けたいのが妊婦さんの体調です。日程はもちろん、服装選びでも同じことがいえます。ラフ過ぎる格好はご祈祷の際の厳粛な雰囲気を壊してしまうため失礼に当たりますが、フォーマルにこだわり過ぎなくても大丈夫。フォーマル寄りのマタニティーウエアや締め付けの少ないシンプルなワンピースなど、上品かつ体に負担の少ない格好を念頭に置いてコーディネートしましょう。

出産準備をスタートさせるこの時期、これから始まる子育てに向けて、引っ越しを考えている方もいるかと思います。子育てにぴったりの住まいを探すなら、子育て世帯にうれしい環境の物件やお得なプランが用意されているUR賃貸住宅がおすすめ。全国各地にさまざまなタイプの間取りの部屋がそろっているので、ぜひ気軽にチェックしてみてください。

監修/小林 博子

記事のまとめ

ラフ過ぎる格好はNG。安産祈願は「きれいめ」の服装がベスト

  • ・戌(いぬ)の日は犬のお産にあやかった安産祈願の風習
  • ・妊娠5カ月目の戌(いぬ)の日に参拝することが多いが、妊婦さんの体調を優先して日程を決めると良い
  • ・参拝はカジュアル過ぎず、体の締め付けが少ない上品な服装が好ましい
  • ・参拝の予約や持ち物は寺社によってさまざま。事前確認が必要
  • ・全国各地に豊富な物件を所有しているUR賃貸住宅なら妊娠中や子育て世帯にうれしいプランが充実

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