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札幌の住みやすさは?市内10区の魅力やおすすめ物件も紹介!
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北海道を代表する大都市札幌。道内外から注目される観光地としてはもちろん、交通網や商業施設が充実し、さまざまな都市機能が集まる利便性の高い地域として、転勤はもちろん移住先としても注目です。とはいえ、住む土地としての札幌市のメリットや特徴は知っているようで知らないもの。気候などの住環境をはじめ、街の雰囲気や各地域の取り組みなど、札幌の魅力について分かりやすく徹底解説します。
札幌市の特徴や魅力とは?
買い物やビジネスで訪れることはあっても、暮らしたことがなければ街の特徴を意識することは少ないもの。ここでは人口や気候など、札幌市のデータを見てみましょう。
●札幌市の人口
札幌市の人口は190万人を超え、北海道の人口の約3割を占めています。また、全国の政令指定都市の中でも横浜、大阪、名古屋に次いで4番目に人口が多く、都市機能が充実していることが特長です。(2022年11月時点)
●気候や自然環境
札幌市の気候は日本海型気候で、夏は爽やか、冬は積雪寒冷が特徴です。都心部では地下鉄「さっぽろ」駅から「すすきの」駅までの南北1.7kmを中心に地下街・地下通路で縦横に結ばれているので、雪の日や悪天候でも買い物や通勤時の移動に困ることは少ないでしょう。全国的に見ても台風の接近回数や地震の発生回数が少ない都市という点も特徴的です。
さらに、便利な都市機能を保ちながら、豊平川をはじめとする多くの河川が流れており、森林が市域の約6割を占めるなど、豊かな自然環境です。
●グルメ
採れたての野菜や果物、カニやウニにイクラ、新鮮な魚などが道内各地から集まり、観光客に向けた飲食店も多いため、北海道ならではのグルメを幅広く堪能できます。ラーメン、ジンギスカン、すし・海鮮、スープカレーが有名です。
●交通アクセス環境
市内中心部が碁盤目状に整備されているため、街中で迷うことなく移動しやすいのが特長。地下鉄・JR・バス・市電など交通網が発達しており、通勤・通学にかかる時間が短いので、ラッシュ時の最大混雑率は大都市圏の中では低くなっています。
北海道の空の玄関口である新千歳空港へは、JR「札幌」駅から「快速エアポート」で38分。札幌市営地下鉄は南北線、東西線、東豊線の3路線が展開されており、JR「札幌」駅の地下に直結しているので乗り換えも簡単です。
冬には雪道での渋滞などで車やバス、JRなども遅れが発生しやすいため、地下鉄が便利。JR「札幌」駅から地下鉄「大通」駅までは「札幌駅前通地下歩行空間(通称チ・カ・ホ)」でつながっており、冬の寒い季節や悪天候時でも地下鉄「さっぽろ」駅~「大通公園(520m)」を快適に移動できます。
2030年には北海道新幹線のJR「札幌」駅への延伸も予定されているため、道内だけでなく本州への移動もますます快適になりそうです。
●子育て
市内には各区に病院があるので、子供が夜間や週末に体調を崩したときも安心です。商業施設や公園、レジャー施設はもちろん、札幌市内にはミニ児童会館を合わせると児童館が約200館もあり、児童が徒歩で通える圏内に建てられている小学校の数と同程度の施設数となっています。児童会館が市政に沿って運営されるのは、全国的にも珍しく、先進的と評されています。
●家賃相場(中央区を例にご紹介)
札幌市中央区は市内の中心部ということもあり、家賃相場は周辺の区と比べると若干高めの傾向にあります。
札幌市全10区の魅力を紹介!その中でもおすすめは?
政令指定都市である札幌市は市内の中心部である中央区を筆頭に10区に分かれています。ここではそれぞれの区の魅力や特徴を見てみましょう。
- 画像出典:それぞれの区 紹介(札幌市ホームページより)
- https://www.city.sapporo.jp/kids/shoukai/ku.html
●中央区
「北海道庁」、「石狩振興局」、「札幌市役所」の所在地で、都市機能の中核をなす地区。札幌市営地下鉄は南北線、東西線、東豊線の3線すべてが乗り入れており、主要駅は地下鉄「大通」駅などでデパートや商業施設などがたくさん立ち並ぶ中心街です。
さっぽろ雪まつりやYOSAKOIソーラン祭りの会場にもなるシンボル「大通公園」や、お花見も楽しめる「札幌市円山動物園」や札幌随一の繁華街「すすきの」もあります。地下鉄「さっぽろ」駅から9分、「大通」駅から4分で行ける、地下鉄東西線の「西18丁目」駅周辺なども人気のエリアです。
●北区
歴史を感じられる街並みと美しい自然が魅力的なエリア。中でも、「北海道大学」のイチョウ並木は全国的にも有名な人気スポットです。
北区にはJR「札幌」駅や地下鉄南北線の「麻生」駅などがあり、地下鉄「さっぽろ」駅まで10分と市内中心部にも出やすく、「麻生」駅から始発を利用すると通勤・通学にも座って移動できるのもメリットの一つ。地下鉄南北線の「北24条」駅や「北34条」駅なども交通アクセスが良く人気となっています。
●東区
農業や工業がさかんなエリア。札幌丘珠空港があり、道内や他県への移動がしやすいのがメリット。地下鉄東豊線が通り沿線は市内中心部へのアスセスも良好です。
札幌を代表するビアホールである「サッポロビール園」や農業を体験できる「サッポロさとらんど」、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむことができる「モエレ沼公園」などがあり、地下鉄「さっぽろ」駅まで8分で行ける地下鉄東豊線の「元町」駅などが人気のエリアです。
●西区
中央区に隣接する区で、落ち着いた街並みと豊かな自然が特徴的でファミリー層にも人気のエリアです。
JR函館本線や札幌市営地下鉄東西線が通るため「札幌」駅や「大通」駅へもアクセスは良好。「東京ドーム」およそ5個分の広さを持つ「五天山公園」や、人気のテーマパークである「白い恋人パーク」など、レジャーが楽しめます。JR「札幌」駅まで6分で行ける「琴似」駅(「大通」駅までは地下鉄で11分)は人気の駅の一つです。
●南区
札幌市の南西部に位置し、市内全域の約60%の面積を占めています。「支笏洞爺国立公園」や札幌のシンボルの一つである「藻岩山」のほか、「定山渓温泉」を筆頭に、「滝野すずらん丘陵公園」や「石山緑地」、「札幌国際スキー場」など、恵まれた自然を生かしたレジャースポットが充実。
市営地下鉄南北線が区の北東部付近を走っており、ニセコ方面に向かう230号や支笏湖方面に向かう453号などの国道も通っています。地下鉄南北線の終点でもある「真駒内」駅は、大規模開発による整備された街並みが魅力の人気エリアです。
●白石区
札幌市内中心部を流れる豊平川と東部を流れる厚別川の間にある白石区は、東西に延びる交通網が発達しているのが特長。JR函館本線・千歳線、市営地下鉄東西線などの鉄道のほか、バス便も充実しています。
春には桜、秋には紅葉を楽しめる名所「白石こころーど」や、温水プールやパークゴルフ場などのスポーツ施設が集まる「川下公園」などが、区内で人気のおすすめスポットです。JR「白石」駅周辺地区は、駅前広場や駅の南北をつなぐ自由通路などができ、各所へのアクセスや乗り継ぎの利便性も向上した暮らしやすいエリアです。
●厚別区
自然の地形を利用した「下野幌高台公園」や、多くの野生生物が見られる「厚別南緑地」、大型の遊具や広大なスペースの多目的広場などがある「青葉中央公園」などがあり、自然豊かな環境です。さらに「札幌の副都心」としても位置付けられており、地下鉄「新さっぽろ」駅を中心にオフィス街や商業施設の開発が進められているエリアとしても知られています。
JR「新札幌」駅・地下鉄「新さっぽろ」駅周辺はバス便などの交通アクセスが良いことに加え、駅直結のホテルや商業施設、レジャー施設、医療機関、公共施設なども充実しています。
●手稲区
市の北西部に位置し、雄大な「手稲山」を有する市内屈指の自然環境が魅力の手稲区。「手稲山」には自然歩道が整備され、ハイキング、スキーなども楽しめるレジャースポットです。
JR「手稲」駅周辺には高層階にマンション、低層階には医療機関や商業施設、飲食店などが入った複合施設があり、生活利便性も十分。快速エアポートの停車駅であるため、JR「札幌」駅までもわずか10分です。各駅停車と快速を合わせると朝8時台や夜18時台は比較的発着本数も多いので、通勤・通学時もスムーズです。
●清田区
市の南東部に位置し、区の面積の3分の2は丘陵地と山林が占める、自然豊かなエリアです。区の南西部にあり、市内最大の私有林がある「白旗山」は、競技場やサッカーグランド、「札幌ふれあいの森」などの巨大施設が整備されている、区のシンボル的な存在。
北側の市街地には緑地や公園、住宅地が広がり、札幌中心部のベッドタウンとしての役割を担っています。区内に鉄道は通っておらず、バスからの乗り継ぎで、JR「新札幌」駅やJR「福住」駅、地下鉄「南郷18丁目」駅などが利用可能です。
●豊平区
札幌10区の中でも豊平区は、中心部の中央区に隣接し利便性が高いエリア。閑静な住宅街が広がり丘陵地や山林などの自然が豊富でありながら、地下鉄南北線と地下鉄東豊線の二つが利用できるほか、北海道中央バスなどが運行する路線バスが走り、交通アクセスは良好です。
区の中央の丘陵には札幌屈指の人気スポット、クラーク博士の像がある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」のほか、「札幌ドーム」や「北海道立総合体育センター(通称:北海きたえーる)」などの施設もあり、スポーツ観戦やコンサートやモーターショーなどのイベントなども楽しむことができます。
豊平区の代表的な市街地は月寒や平岸。その中でも、豊平区平岸に位置する人気の駅の一つが南北線「平岸」駅です。「平岸」駅からは「さっぽろ」駅まで10分、「大通」駅まで8分、「すすきの」駅まで6分と乗り換えなしの短時間で主要な駅に到着できます。地下鉄沿線には多くの企業や大学などがあるので、通勤通学も便利です。
また「KKR札幌医療センター」などの病院や児童館などの子育て施設も充実しており、安心して暮らせるエリアといえるでしょう。
「平岸」駅(豊平区)周辺での住まい探しはUR賃貸住宅がおすすめ!
札幌市の中心部にも近く、暮らしやすい豊平区エリアへの住み替えを検討している方は、引っ越し時の初期費用が抑えられるUR賃貸住宅に注目してみましょう。
●UR賃貸住宅で住まいを探すメリット
UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅。全国に約71万戸もの賃貸住宅を有しているので、便利で暮らしやすい「平岸」駅周辺の物件探しにもおすすめです。
大きな特長が、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要という点。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。
契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。
●「平岸」駅周辺のおすすめマンション・アパート情報
人にもペットにもうれしい、UR北海道初のペット可物件。ペットショップや動物病院も徒歩圏内にあり、将来的には敷地内にドッグランの設置も予定されています。
札幌市営地下鉄「大通」駅へ8分、「さっぽろ」駅へ10分の「平岸」駅まで徒歩6分の駅近物件で、通学や通勤はもちろん、買い物やレジャーなどにも便利な交通アクセスが魅力です。物件周辺にはスーパーやコンビニ、銀行やファミリーレストランはもちろん、小中学校や病院(KKR札幌医療センター)など、生活利便施設が充実しており子育て世代にもやさしい環境。
また豊平川や「中島公園」が徒歩圏内にある自然豊かなエリアであり、物件の敷地内にも緑が多く、気軽に散歩することも可能。外観から設備まで、時代のニーズを反映して生まれ変わる、1棟リノベーションを実施しており、各住棟のエントランスには宅配ボックスも設置されているため留守のときも安心です。
札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅、「中の島」駅、東豊線「豊平公園」駅が利用可能
- ・物件概要
- 住所 札幌市豊平区平岸2-4-1
- 家賃(共益費)<予定> 6万100~10万5200円台(7200円)
- 間取り/床面積 1~3LDK/42.93~74.55平方メートル
- 交通アクセス 札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅、「中の島」駅、東豊線「豊平公園」駅の3駅利用可能
- https://www.ur-net.go.jp/chintai/sunrafrehiragishi/
豊かな自然と都市機能を両立した、住みやすさ抜群の札幌市
札幌は、鉄道網やバス路線が発達した交通利便性が高いエリアも多く、中心部から少し離れれば豊かな自然の恵みも享受できる環境が魅力です。区ごとにそれぞれ特色があるので、理想の暮らしを思い描きながら条件を絞り込んでいくと良いでしょう。
特に豊平区内で都市機能と自然のバランスが取れたファミリー向けの賃貸物件を探している方には、UR賃貸住宅の「サンラフレ平岸(新木の花)」がおすすめ。外観から設備まで一新される1棟リノベーションを実施しており、最寄り駅である「平岸」駅から徒歩6分の好立地かつ、UR北海道初のペット可物件というのも大きな魅力です。気軽にホームページをチェックしてみてください。
監修/大谷 修一
区ごとの住みやすさにも注目。暮らしの舞台としても魅力的な札幌市
- ・北海道の人口の約3割を占め、全国の政令指定都市の中で4番目に人口が多い
- ・便利な都市機能を保ちながら、豊かな自然環境と両立している
- ・中心部が碁盤目状に整備されており、地下鉄・JR・バス・市電など交通網が発達している
- ・市内は10区に分かれており、特徴や魅力がある
- ・自然と都市機能のバランスが良い豊平区での住まいは、初期費用がお得なUR賃貸住宅がおすすめ
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