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歩行器はいつから使う?赤ちゃんのメリット・デメリットや選び方

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古くからなじみのある育児用品ながら、時代とともに使われ方が変化してきた歩行器。以前は赤ちゃんの歩行訓練に使われてきたようですが、現在はおもちゃとしての側面が大きいベビー用品です。まだ歩けない赤ちゃんが使用するイメージですが、どのくらいの月齢になったら使用できるのか分からない人も多いはず。今回は歩行器の特徴や使用時期、購入の際の商品の選び方まで詳しく紹介します。

赤ちゃんの歩行器はいつから使い始める?

赤ちゃん用の歩行器とはどのようなもので、どのくらいの月齢から使用できるものなのでしょうか。ここでは一般的な歩行器の仕様を解説していきます。

●歩行器とは

歩行器は、自分で歩けない赤ちゃんの歩行をサポートするアイテムで、「ウォーカー」とも呼ばれています。赤ちゃんの体を支えるドーナツ状のテーブルの中心に赤ちゃんの足を入れるシートが設置され、足元には車輪が付いており、転倒を防止しながら一人歩きができる仕組みです。

かつて歩行器は赤ちゃんが歩く練習をするために、育児用品として積極的に使用されていましたが、今ではおもちゃの一種として考えられています。体の発達に伴い、歩行器を使わなくても、ハイハイで全身の筋肉をしっかりと付けてからつかまり立ちや伝い歩きの練習をするうちに、次第に一人歩きができるようになります。

●歩行器を使い始めるタイミング

一般的に歩行器の対象年齢は、生後7カ月以上とされていますが、あくまでも個人差があるので、月齢だけでなく赤ちゃんの成長に合わせて使うことが大切です。具体的な目安は腰がすわり、安定しておすわりができるようになった段階。使うタイミングが早過ぎると筋肉の発達に影響を与える恐れがあるため注意が必要です。

赤ちゃんが歩行器を使うメリット・デメリット

赤ちゃんの遊び道具の一つとして使用される歩行器。育児に導入するかどうか迷っている方に向けて、歩行器のメリット・デメリットを見てみましょう。

●歩行器を使うメリット

ハイハイやおすわりよりも赤ちゃんの目線が高くなり、部屋を自由に移動する楽しみを味わえます。遊ぶことで適度な刺激を受けて、機嫌が良くなる場合もあるようです。また、赤ちゃんが転ぶ心配が少ないため、大人が見守る中で一人遊びができる点もメリット。赤ちゃんを支える必要がないので、兄弟姉妹のお世話や家事をする際にも便利です。シンプルな歩行器以外に、ボタンを押すとメロディーが流れるものや、ハンドルやおもちゃが付いたデザインのものなど、さまざまなタイプの商品があり人気です。

●歩行器を使うデメリット

長期間にわたり使い続けると、本来ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きなど自らの力で付くはずの筋肉が付かないため、体の発達に影響を与える恐れがあるといわれています。歩行器に頼った歩き方に慣れ過ぎないよう、使用時間に注意し、おもちゃとして上手に活用すると良いでしょう。また、使用の際は段差での転倒など、事故のリスクもあります。赤ちゃんの安心・安全を守るために、遊ぶときは大人が目を離さないようにすることが大切です。

歩行器の選び方のポイント

デザインやサイズ、機能はもちろん、価格も種類もさまざま。ここでは各家庭に合った歩行器が選択できるよう、選び方のポイントを説明します。

●遊ぶときの安全性に配慮する

ベビー用品を選ぶ際、何よりも気を付けたいのは安全性。歩行器も例外ではありません。歩行器ごと転んでしまう事故を防ぐため、転倒防止機能やストッパーの有無を確認しておきましょう。また、赤ちゃんの足がきちんと床に着くように、高さ調節の機能があると良いでしょう。赤ちゃんの成長によって、最適な高さは変化していきます。体格に合った歩行器を使用することで、体への負担が軽くなります。

また歩行器の形状は大きく分けて丸型、四角型の2種類。丸形はシンプルなデザインが多く、歩行時に動きやすいのが特長。四角型はおもちゃ付きやキャラクターデザインが施されたものが多く、重量があるので安定感があります。手押し車にもなるなど、多機能に使える商品も販売されているため、使用期間や頻度、用途を想定して、好みの機能が付いたものを選ぶと良いです。

●家の環境に合わせて選ぶ

赤ちゃんが遊ぶ場所に合わせて歩行器を選ぶことも大切。ただし、車輪でフローリングや畳を傷める場合もあるので、床や車輪の材質によってはマットを敷くなど、注意や対策が必要です。

また、動き回るには一定のスペースが必要となり、障害物が多いと遊べなくなります。広さを確保できるかも事前にチェックしておきましょう。ワンタッチで簡単に折り畳める機能が付いた、持ち運びや収納がしやすいコンパクトな商品もあります。住まいに合わせてサイズを選択しましょう。

子供の成長に合わせた住み替えはUR賃貸住宅がおすすめ

成長に伴い、赤ちゃんの行動範囲も広がります。広々とした住まいへの住み替えを検討している方には、子育てしやすい住まいが全国各地にそろうUR賃貸住宅がおすすめです。

●広い家に住み替えるならUR賃貸住宅

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

赤ちゃんが歩き始めると、家に子供用のスペースをつくる必要があるため、広さにゆとりのある住まいに住み替える人もいます。そんなとき、ファミリー向けの物件を探しやすいのがUR賃貸住宅。整理整頓がスムーズになる収納豊富な物件や広々とした間取りの物件、子育てしやすい地域の物件など、子供の成長に伴う住み替えにも適しています。

また、屋外環境も魅力の一つです。敷地内に公園や広場がある物件はもちろん、歩行者と車の通路を分けて安全を確保する「歩車分離」の設計が採用された物件も多くあるため、赤ちゃんとのお散歩もしやすく安心です。

さらに、URは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

●UR賃貸住宅の子育て世帯向け家賃プラン

UR賃貸住宅には、ファミリーにぴったりのお得な家賃プランが多く用意されています。家賃プランの条件に該当する方は、お得な家賃で借りられる可能性があるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。

安全に気を付け、おもちゃとして上手に活用したい歩行器

おすわりよりも目線が高く、初めて自由自在に動く楽しさを感じる歩行器。今では長時間使用することによる発達へのデメリットから、歩行訓練用としてではなく、赤ちゃんが自由に移動できる、楽しく遊べるおもちゃとして使われています。使用できる時期は腰がしっかりと据わった7カ月ごろから。メーカーの基準はもちろん、赤ちゃんの発達具合を確認しながら使用することが重要です。

ママたちの手が空く便利グッズとしての側面もある歩行器ですが、事故を防ぐためには歩行器自体の安全性のほか、使用環境や時間にも気を配り、目を離さないことが大切。カラフルなデザインやキャラクターがおしゃべりしてくれる、楽しい機能付きの歩行器もあるので、サイズや機能など部屋の広さや好みに合わせて選択すると良いでしょう。収納スペースや使用期間を考えると、レンタルサービスや先輩ママやパパからのお下がりなどを利用するのも一つの手です。

赤ちゃんが自由に動き始めると今までの住まいが手狭に感じることも。住み替えを検討するときにチェックしたいのがUR賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプのゆとりある住まいがあり、子育てにうれしいお得な家賃プランも多くあります。のびのびとした住環境の中、ゆったりと育児を楽しんではいかがでしょう。

監修/小林 博子

記事のまとめ

歩行器は赤ちゃんの視界と行動範囲が広がる便利な育児グッズ

  • ・歩行器はおもちゃとして使用する
  • ・対象年齢は一人すわりができる生後7カ月ごろから
  • ・事故を防ぐため、製品の安全性や使用環境などに注意が必要
  • ・形状は大きく分けて丸形、四角型の2種類。サイズや機能など好みや部屋の広さに合わせて選択すると良い
  • ・歩行器が使用可能な広い部屋に住み替えを検討する場合、さまざまなタイプの住まいが用意されたUR賃貸住宅がおすすめ

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