URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

住みたいへやの選び方

広い部屋に住むメリット・デメリットは?生活や物件探しのポイント

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

コロナ禍によって家にいる時間が増え、「少し手狭だな」と感じている方も多いのではないでしょうか。休日も部屋で過ごすことが多く、今、住んでいる物件が窮屈でストレスを感じているなら、広い部屋を検討してみませんか。ゆとりのある間取りは気持ちにも余裕が生まれ、すがすがしい気分で過ごすことができます。今回は、広い部屋のメリット・デメリットを中心に、快適に生活するためのポイントを紹介します。

一人暮らしで広い部屋に住む際に知っておきたいこと

そもそも広い部屋とは、何畳程度の物件のことで、どのような人に向いているのでしょうか? 事前に知っておきたいことをまとめました。

●何畳から広い部屋といえる?

一般的な目安として、一人暮らしの場合に専有面積が30平米以上あると「広い部屋である」と考えられます。1畳の大きさは「不動産の表示に関する公正競争規約」によって1.62平米以上と決められているため、畳数に換算すると専有面積30平米では約18.5畳で、居室の広さは約10畳となります。

また、国土交通省が「住生活基本計画(全国計画)」で定める居住面積水準では、単身世帯に最低限必要な広さは25平米とされています。空間に余裕がある間取りとしては、1LDK、2K、2DK、2LDKなどが挙げられます。一般的に一人暮らしで選ばれることが多いのは、ワンルーム(1R)、1K、1DKなどの間取りですが、1LDK以上であれば一人で2室以上を利用できるため、用途や機能によって部屋を替えたりすることができて便利です。

出典:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」
●広い部屋に向いている人の特徴
<目的に応じて生活スペースの境界をはっきりと分けたい人>
2室以上あれば、食事を取る部屋、仕事をする部屋、寝室などを分けることができます。例えば、寝具に付く食事のにおいが嫌な方や、在宅ワークをしている方など、用途ごとに部屋を分けたい方におすすめです。
<家具・家電や持ち物が多い人>
居室の数に余裕があれば、1室を広めの収納スペースとして活用することができます。衣類が多い方や趣味のものを保管しておきたい方などにおすすめで、大切なものを手元でしっかり保管しておき、すぐに取り出すことができます。
<ペットを飼っている人>
ペット可の物件の場合、広さにゆとりがあれば、ペットに快適な環境を与えることができます。ペットは室内での生活が中心になるため、ペット用の空間をつくることでお互いにのびのびと過ごすことができます。

賃貸で広い部屋を選ぶメリット・デメリット

自分好みの空間にしやすい、仕事部屋をつくって集中できる、人を招きやすいなど、広い部屋にはさまざまな特長があります。ここではそのメリット・デメリットを紹介します。

●広い部屋を選ぶメリット
<おしゃれなインテリアコーディネートを実現しやすい>
テーブル、ソファ、ベッドなど大型の家具を設置しても圧迫感が生まれにくく、空間に余白を持たせた自由度の高いコーディネートができる点が魅力です。収納スペースが豊富な物件も多いため、普段使わないものを見えない場所に収納しておくことで、すっきりとした生活を送ることができます。
<ライフスタイルにメリハリを付けられる>
オフィスに出勤せずに、リモートワークや在宅ワークが増えた方も多いのではないでしょうか。ワンルームや1Kでは、寝るときも仕事をするときもずっと同じ空間にいることになり、オンオフの切り替えが難しい場合があります。2部屋以上あれば、1部屋は仕事部屋として完全に仕切ることができ、気持ちの切り替えをしやすくなります。
<ゆとりある空間で来客のおもてなしができる>
空間に余裕があるため、家族や友人を招きやすく、ゆったりとくつろぐことができます。宿泊する場合にも、ベッドルームとリビングでそれぞれ空間を確保するなど、お互いに気兼ねなく泊まってもらうことができます。
●広い部屋を選ぶデメリット
<家賃や光熱費が高額になりやすい>
当然ながら専有面積や間取りにゆとりがある物件は賃料が高い傾向にあります。人気エリアや駅から徒歩圏内の物件の場合、さらに家賃相場が高くなる可能性があるため、注意が必要です。一定の予算の中で広さを重視したい場合には、駅から少し離れた場所にするなど、住むエリアを再検討する必要があります。

また、部屋が広くなればその分冷暖房効率が低下しやすく、夏や冬など温度管理が必要な季節は、エアコンや暖房機器の使用で電気代が高額になる恐れがあります。同様に湿度を管理するために加湿器も広さに対応したより性能が良いものが必要になります。維持費が高くなる傾向にあるので、抑えたい方は仕切りのない広いワンルームではなく、1LDK、2DK、2LDKなど部屋ごとに独立した間取りを選ぶようにすると良いでしょう。

<掃除の手間が多くなる場合がある>
広い部屋は床が広いだけでなく、窓や家具の数も多くなるため、掃除に手間と時間がかかる傾向があります。床にはなるべくものを置かずに、収納スペースに余計なものをしまってすっきりした掃除のしやすい部屋にすることで、手間と時間を削減することができます。

広い部屋で快適に生活するためのポイント

広さを生かして快適に生活するにはどのようにしたら良いでしょうか? 広い部屋で気持ちよく過ごすためのポイントを紹介します。

●収納スペースを活用して整理整頓を心掛ける

収納できるものは、クローゼットや押入れなどにしまっておくと良いでしょう。キッチンやリビングなどの居住スペースに余計なものが少ない状態を保つと、日々の掃除がしやすくなり、見た目もすっきりとして、快適に暮らせます。賃貸物件を探す際は、収納の充実度も合わせてチェックしておくと安心です。

●入居前に住まいの完成形をイメージしておく

各部屋を使う目的や、ものの配置などを計画した上で引っ越しができると理想的です。大型の家具・家電は設置後の移動が難しいため注意が必要。レイアウトに失敗してしまうと、空間を持て余してしまうため、広い部屋のメリットを十分に生かせない場合があります。

そのため内覧時には、広さや間取りだけでなく窓やコンセントの位置まで詳細にチェックして、自分の理想の暮らしを実現できるか確認すると良いでしょう。

あこがれの広い部屋も見つけやすいUR賃貸住宅

ゆとりのある物件ならUR賃貸住宅がおすすめ。礼金、仲介手数料が不要なので、初期費用を抑えることができて更新料も不要。トータルコストをぐっと節約することができます。

●ゆとりある物件が多いUR賃貸住宅

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。広々とした間取りの団地も多く取り扱っているため、ゆとりある物件を探している一人暮らしの方から、家族や同棲カップルにもおすすめです。

さらにURは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

●UR賃貸住宅のお得な家賃プラン

URでは、礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要なだけでなく、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるプランも設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。条件を満たしている場合は、ぜひ活用をおすすめします。

<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。

さらにURでは家賃支払いでPontaポイントがたまります。家賃500円ごとに1Pontaポイントがたまり、子育て中は子供の誕生日に追加でポイントがもらえるサービスも。たまったポイントはPonta提携のいろいろなお店での買い物に使えます。

自分らしく暮らせる広い部屋で、これまでしたかった理想の生活を送ろう

自宅で過ごすことが多くなり、自分のために使える時間が増えた方も多いのではないでしょうか。外出することが多かったこれまでと違い、自分の部屋で過ごす時間が増えると窮屈でストレスを感じることもあると思います。

今より広い部屋を選ぶメリットはたくさん。例えば、自分好みのインテリアコーディネートをしたり、仕事をしやすい環境をつくったり、自宅に人を招いたりと、自分が思い描いた環境をつくりやすくなります。

その半面、床面積が増えるので、家賃や各種維持費が上がる可能性もあります。ただし、そこで暮らす豊かな時間のことを考えれば、コストに見合うリターンが得られるのではないでしょうか。

ゆとりのある部屋を探すなら、UR賃貸住宅がおすすめです。礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要なため、トータルコストを抑えられるだけでなく、全国に豊富な物件があるので、ライフスタイルに合った部屋を選ぶことができます。

これを機に、広い部屋に引っ越して自分の理想の生活を始めてみてはいかがでしょうか。

監修/井上 恵子

記事のまとめ

窮屈な部屋から広い部屋へ。理想の暮らしを始めよう

  • ・広い部屋の目安は、間取りでおおむね1LDK以上
  • ・空間が広いためインテリアの自由度が高く、用途別に部屋を使えて、来客のおもてなしもできる
  • ・デメリットは家賃や維持費の高さと掃除の手間
  • ・快適に生活するために、入居前に家具・家電の配置を計画し、入居後は整理整頓して空間を生かす工夫が必要
  • ・UR賃貸住宅なら、豊富な物件からゆとりのある部屋を選ぶことができる

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事