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賃貸の退去・解約の主なパターンや基本的な流れ、注意点とは

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賃貸住宅を解約するときの手続き。何をどんな手順で行うのか、いざというとき戸惑うことがあるかもしれません。トラブルなく、スムーズに退去できるように解約の流れや注意点を確認しておきましょう。なお、賃貸借契約には、期間を限定し基本的には満了まで解約できない「定期借家契約」と、希望すれば住み続けることが可能な「普通借家契約」がありますが、ここでは途中解約ができる「普通借家契約」の場合について解説します。

賃貸物件の退去・解約の主なパターン

賃貸物件の解約には契約期間満了による解約と途中解約の2種類があり、途中解約は借主都合、貸主都合、契約違反による解約に分けられ、それぞれ解約方法が異なります。

●契約期間満了による解約

マンションやアパートなどの多くの賃貸住宅には契約期間が設けられ、その期間が満了になると解約になるのが一般的です。契約期間は2年の場合が多く、契約期間満了の1カ月前から数カ月前に貸主(大家さん)や管理会社から通知があり、更新するか退去するかを問われるようです。

その際、借主が希望すれば、基本的には契約を更新して住み続けることが可能です。また借主が退去の連絡をしない限り契約が自動更新され、特に手続きをしなくても住み続けられる物件もあります。なお、更新する場合に更新料や火災保険の支払いが必要になるケースがあるので注意しましょう。

●借主都合の解約

借主が結婚や転勤、あるいは住環境を変えたいといった理由により、契約期間の途中で解約することもあるでしょう。その場合は、借主から貸主や管理会社に退去の意思を伝える必要があります。退去通知の期限は契約によって1カ月前や2カ月前などと決められているため、賃貸借契約書を確認しておくことが大切です。

期限に遅れると、遅れた日数分の日割り家賃を求められることもあります。契約終了月の精算方法が月割りの場合、1カ月分の家賃を支払うことになる場合もあります。そうならないよう、退去を決めたら速やかに連絡しましょう。

●貸主都合の解約

貸主の都合で途中解約を申し出る場合は、借主都合より厳しい条件が設けられています。賃貸物件の改築や取り壊しなど正当な理由が必要な上に、退去日の6カ月以上前に借主に連絡し、解約を申し入れることが求められています。これは、借主が次の住まいを探す期間を十分確保できるようにするためです。

●契約違反による解約

借主が賃貸借契約書に記載されている禁止事項に違反した場合、解約を求められることがあります。例えば、「ペット禁止なのに無断で飼っている」、「勝手に他人に又貸ししている」、「大きな騒音で近所に迷惑をかけて、注意されているのに改めない」などが解約申し出の理由になります。

賃貸物件の退去・解約の流れ

退去・解約の流れをあらかじめ把握して、漏れなく対応することが大切です。ガスや水道、電気などのライフラインの解約手続きや郵便物の転送手続きも忘れずに行いましょう。

●STEP1:賃貸借契約書をチェックする

退去・解約を決めたら入居時に交わした賃貸借契約書を見直しましょう。解約に関する事項が記載されているので、必要な手続きをしっかり確認することが大切です。汚したり傷付けたりした部分の修復など原状回復の費用負担も確認しておきましょう。契約によっては、特約として清掃料やクリーニング費などの金額が記載されていることもあります。

●STEP2:退去、解約の意思を伝える

一般的には、物件の管理会社や貸主(大家さん)に退去日の1カ月前までに電話などで連絡することが多いようです。解約通知書や退去届などの書類が必要であれば記入して提出します。引っ越しの繁忙期になると、退去したい日に引っ越し業者を手配できないおそれがあります。早めに退去予定を決めて業者と調整しましょう。

●STEP3:転居に伴う手続きを進める

ガスや水道、電気などライフラインの解約手続きも必要です。目安は解約希望日の1週間前まで。電話のほかインターネットで解約手続きができるものもあります。市区町村など自治体への転出届や引っ越し先での転入届も忘れてはいけません。また、郵便局の窓口に転出届を出しておけば、旧住所宛ての郵便物が1年間無料で新しい住所に転送されます。

●STEP4:近所へのあいさつや掃除、荷造りを行う

退去日に向けて引っ越しの荷造りを計画的に進め、部屋の掃除も行いましょう。お世話になった近所の方へのあいさつもしておきたいもの。引っ越しの当日は荷物の運び出しなどで騒がしくなります。アパートやマンションの両隣や下の階の部屋の入居者にも、ひと言断っておくと良いでしょう。

●STEP5:引っ越し作業や退去立ち会いなどを済ませる

引っ越し作業が終わったら貸主(大家さん)や管理会社の立ち会いの下、部屋の傷や汚れ、扉など建具の不具合がないかをチェックします。これは原状回復の費用を貸主、借主のどちらがどのぐらい負担するかをはっきりさせるためです。確認が終わったら鍵の原本と合鍵をすべて返却します。

●STEP6:敷金を精算する

最後に原状回復の費用について借主と貸主(管理会社)が負担する割合を計算し、敷金精算を行います。提示された見積書を確認し、問題がなければサインをして渡します。敷金に残金があれば返却されますが、万一足りない場合は不足分を請求されることもあります。原状回復の費用の内訳に疑問があれば、後でトラブルにならないようにサインをする前に確認しておきましょう。

賃貸物件の退去・解約時の注意点

賃貸借契約を更新するときに更新料を支払うケースがありますが、解約のタイミングと更新時期が重なった場合、更新料を求められる可能性があるので注意が必要です。

契約更新のとき更新料を支払う物件の場合、解約の連絡をするタイミングに注意しなくてはなりません。ポイントは更新期間の前に連絡することです。更新期間に入ってしまうと住み続ける意思があると見なされ、更新料を求められる可能性があるからです。余計なお金を払わなくても済むように、解約する場合はなるべく早いタイミングで連絡しましょう。

また、契約内容によっては、途中解約すると違約金を請求されることがあります。契約してから数カ月や1年以内など短期で解約されると、貸主が予定していた家賃を回収できなくなるからです。賃貸借契約書をよく読んで、違約金が発生する条件を確認しておくことをおすすめします。

出費を抑えて退去・解約できるUR賃貸住宅

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。更新料が不要だったり、URからURへの引っ越しは敷金を引き継げたり、出費や手間を抑えられます。

●UR賃貸住宅の退去届は14日前までの提出でOK!

URでは、最短で14日前までに契約解除届を提出すれば良く、月の途中で解約する場合は日割り家賃を支払います。一般的な賃貸住宅では退去日を通知した後で急に引っ越し予定が早まった場合、通知した退去日までの家賃が無駄になる可能性があります。その点、URは解約届の提出期間が短いため、急に引っ越しすることになっても比較的スムーズに手続きができ、余分な出費を抑えやすくなります。

●UR賃貸住宅への引っ越しは敷金が引き継げる!

URから別のURへ引っ越す場合、敷金を引き継げることがあります。その場合、現在の住まいの敷金から修理費負担額などを差し引いた残額が引き継がれます。これにより住み替え時の手間と初期費用を軽減することが可能です。また、新居の家賃が現在の住まいと同額か低くなるなら、所得要件を確認する書類の提出が不要になります。

●更新料不要のためタイミングを気にせず引っ越せる!

一般の賃貸住宅は住み続けるときに更新料が必要なことがありますが、URには更新料や更新期間がなく、退去するときもタイミングを気にしなくて済みます。手続き不要で住み続けられるので、同じ場所でずっと暮らすことを考えている人にもおすすめです。

URは礼金・仲介手数料・保証料もすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。保証人だけでなく保証会社も不要なため依頼する際の気苦労が要らず、手配する面倒がありません。

●まだまだある、UR賃貸住宅のお得な家賃プラン

URでは、礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要なだけでなく、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるプランも設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。条件を満たしている場合は、ぜひ活用をおすすめします。

<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>
新婚世帯は最大3年間、子育て世帯は最大6年間、その二つを切り替えた場合に最大9年間、家賃の20%(上限2万5000円)をサポートしてくれます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。

さらにURでは家賃支払いでPontaポイントがたまります。家賃500円ごとに1Pontaポイントがたまり、子育て中は子供の誕生日に追加でポイントがもらえるサービスも。たまったポイントはPonta提携のいろいろなお店での買い物に使えます。

URなら、入居時も退去時もスムーズで便利!

賃貸住宅を退去・解約する場合には、期限が決められている手続きや引っ越し業者の手配、敷金の精算などさまざまな準備が必要です。あらかじめ流れを確認しておくことが、スムーズな住み替えにつながるでしょう。特に注意したいのが退去通知のタイミングです。更新料が必要な物件の場合、解約を通知するタイミングによっては住み続ける予定がないのに更新料が発生し、退去費用に余分な出費が加わることもありえます。

URなら退去の連絡は退去日の14日前までと期間が短いため、急な引っ越しでも対応しやすく、更新料がないので通知のタイミングを気にする必要もありません。URからURへ住み替える場合に、条件が合えば所得要件を確認する書類の提出が不要になるなど、住み替えしやすい仕組みもそろっています。

さらに礼金・仲介手数料・保証人も不要なだけでなく、所定の条件を満たせばお得な家賃プランも利用できます。そのため初期費用だけでなく、トータルの住居費を節約して住み続けることが可能です。URのホームページで物件を検索できますので、引っ越しを考えているなら候補の一つとして検討してはいかがでしょうか。

監修/加藤 哲哉

記事のまとめ

スムーズな引っ越しは、解約の手続きの把握とタイミングが重要!

  • ・途中解約するなら速やかに貸主や管理会社に連絡を。タイミングによっては更新料が発生する恐れも
  • ・URなら退去通知は14日前まででOK! 更新料がないので退去のタイミングを気にしなくても良い!
  • ・UR間で引っ越す場合は敷金の引き継ぎができることも。お得な家賃プランを利用すれば住居費を節約して住み続けられる

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