ゆたかなくらしって? へや×DIY
リビングに壁面収納&ディスプレイできるシェルフをDIY!
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DIY好き&子育てパパであるタレントのユージさんが、「暮らしのお悩み」をDIYで解決する連載の第18回。今回は、「広い壁面を活用できない」というミユさんのお悩み。ユージさんからDIYのポイントを教わりながら、収納もディスプレイもできる壁面に変身させます!
リビングにある広い壁面をうまく活用できません…
広い壁面を活用できなくて、置きたいものをとりあえず床置きしています。せっかくの広い壁面だから、家具で隠してしまうのももったいないんですよね。
リビングに必要なものを収納したり雑貨をディスプレイして、すてきな空間にしたいなぁ。
ユージさん、何か良い方法ありますか?
本当に広くてきれいな壁面ですね~! このシンプルさは残しつつ、ちょっとした収納やディスプレイが楽しめるシェルフはどうでしょう?
ユニークな形にすることで、良いアクセントになるはず!
【材料】壁面DIYに必要なものリスト
- 【必要なもの】
- ①1×4材A(八角形シェルフの枠用/幅89×厚み19×長さ250mm)8枚
- ②1×4材B(八角形シェルフの棚板用/幅89×厚み19×長さ295mm)2枚
- ③1×4材C(八角形シェルフの棚板用/幅89×厚み19×長さ610mm)2枚
- ④1×6材(柱の棚板用/幅140×厚み19×長さ600mm)2枚
- ⑤貼ってはがせる壁紙
- ⑥2×4材(柱用/幅89×厚み38×長さ2340mm)1本
- ⑦木部用ワックス(アンティークワックス/ウォルナット)
- ⑧アイアン金具(テツコウモリ/135°角)8個
- ⑨L字金具A 4個
- ⑩L字金具B 4個
- ⑪突っ張り柱金具(ウォリスト)1個
今回のDIYにかかった合計製作費用 約1万5000円(税別)
- ※材料のサイズ、費用は部屋のサイズによって異なります。
- ※費用には木材カット代を含みません。
【How To】壁面収納&ディスプレイ用のシェルフをDIY!
材料に木部用ワックスを塗ろう
今回は、白い壁が引き立つように柱とシェルフを組み合わせるDIYを考えてみました。六角形の「ヘキサゴンシェルフ」が人気だけど、今から作るシェルフは八角形です!
八角形のシェルフ!? どうやって作るんだろう…楽しみです!
では、まず木材に木部用ワックスを塗る作業からスタート!
すべての木材に、ウエス(古布)で木部用ワックスを塗り込む。
「木目が浮き上がってきれいだね~!」とユージさん。木材の断面の「木口」はワックスをポンポンと叩き込むように塗るのがポイント。最終的に木口が見えるのは1×4材Aと1×6材だから、この10枚は木口までしっかり塗る。
- ユージのワンポイントアドバイス!
ワックスは容器から直接ウエスで取って、塗り終わったらウエスは使い捨てよう! 手やまわりを汚しにくいから、初心者さんにもおすすめだよ。
八角形のシェルフを組み立てよう
では、今回のメインである八角形シェルフを作ろう!
はい! でも、どうやったら八角形になるのかな?
使う木材は1×4材Aで、長さ250mmで用意したよ。これを、とあるアイテムでつなぐんです!
1×4材Aをつなぐアイアン金具。これ一つで木材2枚を接続できる。
アイアン金具の片側に1×4材Aを1枚かませた状態。もう片方にも1×4材Aをかませて、六角レンチで締めるだけ。
電動工具がなくても組み立てられるし、アイデア次第でいろいろな形にできて良いね!
はじめに1×4材A2枚をアイアン金具でつなぐ。
「板を手で押さえながら六角レンチでねじを締めるのはちょっと大変かも(笑)」とミユさん。後で角度調整が必要になるから、ねじはゆるめに締めておこう!
ユージさんもミユさんも4枚ずつつないで、合わせてみる。きれいな八角形になったのを確認してから、ねじをきつく締める。
ねじをきつく締めるときは、板の側面をそろえるためにも床に寝かせて作業しよう!
ねじがしっかり締まっているか、ユージさんがチェック。
「OK! 力を加えてみて動く感じがしたら、ねじをもっと締めてね」とユージさん。次は、八角形の中に棚板を取り付けよう!
はい!
まずは、棚板用の1×4材BとCを配置してみる。
「だいたいのサイズでカットしておいたけど、八角形の内寸に合わせてサイズや角度の調整が必要なんだよね~」とユージさん。棚板用に用意したのは、1×4材BとC2枚ずつ。仮置きしてみると、八角形の中央に配置する1×4材C(1枚)と、その上に直角に配置する1×4材B(1枚)は調整不要と分かった。
「残り2枚の1×4材BとCは、カットと角度調整をしよう!」とユージさん。どこに配置するかでサイズや角度が変わるから、きちんと測っておこう!
電動丸のこのガイドを45度に設定して、1×4材BとCの端(木口面)を切断。
1×4材Cを調整後、八角形の枠にはめてみるとぴったり!
OK! それでは、棚板を枠の外側からねじどめしていこう!
実際にねじを打つ前に、ねじの長さをチェック。枠の外側からねじを打って、棚板にきちんと届く長さのねじを選ぶ。
棚板の位置がずれないように、棚板を仮置きした状態でねじを打っていこう!
電動ドリルドライバーは初めてのミユさん。
「横からだと力が入りにくいけど、もう片方の手で押すと良いよ! そうそう!」とユージさんがアドバイス。すべての棚板を固定したら、八角形シェルフの完成!
- ユージのワンポイントアドバイス!
木材を多角形に組む場合、正確な内寸や角度は実物で測るようにしよう! 内側の棚板はサイズの微調整が必要になるから、心配なら少し長めのサイズで用意しておくと良いね。
柱を立てて八角形シェルフを設置しよう
次は、八角形シェルフを壁面に取り付けるために柱を立てよう!
2×4材の端に突っ張り柱金具を取り付ける。
「この金具の分があるから、2×4材は天井高より60mm短いサイズで用意したよ!」とユージさん。2×4材のもう片方の端には付属のキズ・ズレ防止シートを貼る。
柱を立てて、突っ張り柱金具のねじを締める。
柱が動かないかどうか、きちんとチェックしてね!
八角形シェルフの位置を決めて、L字金具Aで上下を固定。
ゴールが見えてきましたね!
良い感じだね! 次は、柱にも棚板(1×6材)を取り付けよう!
「棚板の位置、どうする?」と話し合うユージさんとミユさん。
L字金具Bを柱にねじどめしておいて、1×6材をのせてから残りのねじを打つ。
- ユージのワンポイントアドバイス!
八角形シェルフの下にもデザインのバランスを取って棚板を付けてみたよ。八角形シェルフの棚板は1×4材だけど、柱の棚板は少し幅広の1×6材。少し奥行きのあるものも置けるね!
貼ってはがせる壁紙を貼ろう
仕上げに、八角形シェルフの横に貼ってはがせる壁紙を貼ろう!
石目調ですてき! でも、ここだけ貼るんですか?
額を飾ったときに壁紙が背景になって、一段と引き立つはず! この壁面にはピクチャーフックがあるから、絵や写真を手軽に飾れて良いね。
ユージさんに教わって、壁紙を貼ってみるミユさん。
「中央から空気を追い出しながら貼ってね!」とユージさん。最後に、ユージさんが壁紙の上を真っすぐに修正。定規を当ててカッターで切れ目を入れてはがすだけで仕上がりがワンランクアップ!
カッターの刃は、下の壁紙を切らないように軽く当ててね!
- ユージのワンポイントアドバイス!
壁の1面だけに壁紙を貼ったり色を変えることを「アクセントウォール」っていうけど、こういう一部だけのアクセントウォールもありだよね! 初心者でも簡単に貼れるし、額を飾ったときに全体のバランスも良くなるよ。貼ってはがせる壁紙は、定期的に貼り替えて模様替えを楽しんでね!剥がした時に下地を痛めないように、壁紙の粘着強度には気を付けてね。
壁を傷付けない壁面収納&ディスプレイの完成!
おつかれさまでした! 小物や雑貨を置いたら、もっと良い感じになったね!
ありがとうございました! 八角形シェルフと左右にずらした棚板で、映える壁面になってうれしいです~。
小物収納とディスプレイ、存分に楽しんでね!
【レビュー】リビング小物が片付いて、壁面ディスプレイも楽しい!
八角形シェルフには時計やグリーン、お気に入りの雑貨を飾って、柱の棚板には雑貨と一緒に本や小物を入れた箱を置いてみました。シンプルだった壁面が、洋書に出てくるみたいなおしゃれな雰囲気になってうれしいな。
※八角形シェルフと柱の棚板に置く小物や雑貨は、軽量のものにしましょう。
壁を傷付けずに壁面収納と壁面ディスプレイを同時にかなえた!
- ・メインのシェルフは八角形のユニークなデザインに
- ・突っ張り金具で柱を立てて、八角形シェルフと棚板を固定!
- ・額を飾る場所には貼ってはがせる壁紙を貼っておしゃれ度アップ
埼玉県鶴ヶ島市松ヶ丘4-1
美しいけやき通りに面した、閑静な住宅街にある団地です。敷地内には緑豊かな公園、近隣には桜の名所として知られる「御伊勢塚公園」などがあり、日常的に自然と触れ合うことができます。また、最寄りの東武東上線「鶴ケ島」駅前には、複数の大型スーパー、レンタルビデオショップ、スポーツクラブなどがあり、日々の生活をサポート。落ち着いた暮らしと利便性の両方が手に入る、バランスの良い住環境です。
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