【How To】マスクが置けて鍵も掛けられる玄関シェルフをDIY！

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  樹脂コーティングパイプをカットしよう

  

  

  今回作るのは、タワーみたいな玄関シェルフ。樹脂コーティングパイプを骨組みに使うから、まずは必要な長さにカットしよう！

  

  ムム、さっそく難しそうですねぇ。のこぎりとかで切るんでしょうか？

  

  「パイプカッター」という道具を使うよ！　センリさんも挑戦してみよう！

  

  樹脂コーティングパイプ（③）は６本のうち３本をそのまま柱にする。残りの３本はカットし、横桟用に491mm×４本、291mm×４本、ハンガーポール用に200mm×１本を取る。パイプカッターを使う前に、えんぴつなどでカット線を引いておこう。

  

  パイプカッターの刃をカット線に合わせてグリップを締めて固定したら、樹脂コーティングパイプの方を回してカットしていこう！

  

  少し切れたら、グリップを締め直してまた樹脂コーティングパイプを回す。

  

  「切れた～！　意外と簡単！」とセンリさん。

  

  上手にできたね！　残りもカットしよう！

  

  はい！

  ユージのワンポイントアドバイス！

  

  今回使ったパイプはスチールパイプを樹脂でコーティングしたものだけど、パイプカッターで簡単に切れたね。パイプカッターがあれば、ほかに塩ビ管、銅管、ステンレス管なんかも切れるよ。インダストリアル系の雰囲気が好きなら一つ持っておくと良いね！

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  樹脂コーティングパイプを組み立てる

  

  

  次は、カットした樹脂コーティングパイプを組み立てるよ～！　コーナーに収まるよう三角形にしたいから、カットしていない樹脂コーティングパイプ３本は柱にするよ。

  

  なるほど、そこにカットした横桟用のパイプを接続するんですね！

  

  ユージさんは長さ491mmにカットした樹脂コーティングパイプを接続することに。
  「メタルジョイントA（⑦）は六角レンチを使って締めるよ～。」

  

  上部のメタルジョイントを固定する前に、ジョイントフック（⑧）を通しておく。

  

  メタルジョイントにねじが付いているから、パイプにはめるときは緩めておこう。でも、緩め過ぎると外れちゃって面倒だから気を付けてね！

  

  291mmにカットしたパイプはセンリさんの担当。
  「上部のメタルジョイントからパイプがはみ出さないよう、ぴったり合わせよう！」とユージさん。

  

  では、真ん中の柱を接続しよう！

  

  接続前に、パーツを並べてイメージ。
  「こういうふうに接続していくよ！」とユージさん。

  

  ２方向に接続するため、コーナー用のメタルジョイントB（⑦）を使用。

  

  コーナー用のメタルジョイントを軽く締めたら、全体を立てて作業した方が良いね！

  

  ハンガーポール用にカットした200mmのパイプも接続。先端にメタルジョイントBを落ちどめとして付けておく。

  

  次は、樹脂コーティングパイプをペイントしよう！　今回はブロンズカラーの塗料を用意したよ～。

  

  まずはアイアンペイントプライマー（⑤）で下塗りする。

  

  次にアイアンペイント（⑥）を塗る。
  「ハケで塗った後に、ウエス（古布）でところどころなでるように拭くと味が出るね！」とユージさん。

  

  ジョイントフックも忘れずに塗ろう！

  

  ユージのワンポイントアドバイス！

  

  今回のペイントには、金属のような質感が出る塗料を使ったよ。表面がザラザラとした塗り上がりになるから、使い古したような雰囲気が出て格好良い！　塗料を密着させるために、必ずプライマーもセットで使おう。

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  棚板を取り付けよう

  

  

  では、この骨組みに棚板を付けますよ～！

  

  このままでは小物を置けないですもんね！

  

  でしょ？　パイン集成材をこの三角形に合うようにジグソーでカットしよう！

  

  パイン集成材A（①）×２枚は対角線上で切って半分にした後、柱を避けるため二つの角を切り落とす。これが４枚の棚板になる。
  ジグソーで板をカットする際は、台の上に板を置いてクランプで固定する。

  

  ジグソーは木材に刃を当てる前にスイッチを入れて、刃が動きはじめてから切るのが基本！　後は、ベースが水平になっていることを確認しながら前に押すだけだよ。

  

  パイン集成材B（②）も対角線上で切り、はみ出す角を切り落とす。これが背板となる。

  

  切り終わったら、断面をやすりがけしておこう！

  

  カットした棚板と背板に水性木部用ステイン（④）を塗る。

  

  「この塗料はスポンジで塗ると良さそう！」とユージさん。表面にまんべんなくのばす。

  

  この棚板と背板を取り付ければ完成ですね！

  

  がんばろう！

  

  骨組みに棚板をのせ、片サドルバンド（⑩）をねじどめして固定。
  「上向きにねじを打つのって難しい～！」とセンリさん。

  

  電動ドリルドライバーは上向きや横向きだと、力が入れにくいよね。もう片方の手で本体を後方から押すと良いんだけど、今回は棚板の上から押さえることで力が入りやすいかも！

  

  片サドルバンドにも、アイアンペイントプライマー（⑤）とアイアンペイント（⑥）を塗る。

  

  横桟491mmの辺に背板を取り付ける。
  「一番上の棚板とその下の棚板に対して固定するよ」とユージさん。

  

  この背板にはフックを付けて壁掛けフック代わりにしよう！　原状回復がマストな部屋では壁掛けフックが使えないけど、鍵を掛けたりする場所は欲しいでしょ？

  

  欲しい！　こうして背板を付ければ、そこにはフック付け放題ですもんね！

  

  背板にフック（⑪）３個をねじどめ。

  

  「斜めの辺と平行に付けてみた！　子供がいる場合は、届く位置にしてあげると良いね」とユージさん。

  

  じゃあセンリさん、最後の作業です。ジョイントキャップを柱の上にはめてみて！

  

  ジョイントキャップ（⑨）をはめて、指で押し込むのが難しい場合はタオルなどをかぶせてかなづちで打ち込む。

  

  ユージのワンポイントアドバイス！

  

  棚板と背板の塗料は玄関の白壁に合わせてホワイトを選んだから、爽やかな雰囲気になったよ。アイアンペイントの色を黒に、棚板と背板もダークカラにするともっと武骨で重厚感があるイメージかな？　好きなイメージで塗料を選んでみてね！