URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

ゆたかなくらしって? へや×DIY

子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY 第4回【和室編①~押入れの上段をクローゼットにしよう!~】

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

ユージさんが団地の部屋でDIYする連載の第4回。前回でLDKが完成したので、隣の部屋に移動! 「この広い押入れをクローゼットみたいに使えるようにできるといいよね。その分、部屋の中には物を置かずに広々遊べるスペースにできそう!」とユージさん。まずは押入れの上段に手を加えていきます。

Before 押入れをクローゼット風の収納にしたい!

LDKの隣にある4畳半の和室。幅2845mm、奥行き775mm、高さ1750mmの押入れと、幅2845mm、高さ465mmの天袋のふすまをメインにリメイクする予定。上段をクローゼットに、畳の上にはコルクマットを敷いて、子どもたちが安心して遊べる部屋に仕上げます。「これだけ広い押入れだから、たくさん収納できるようになるよ!」押入れのふすまはあらかじめ外しておいて、傷が付かないよう保管しておきましょう。

今回使うものはこちら

【必要なもの】※写真上段左から

  • ・押入れ用 桐すのこ7枚板
  • ・ステン巻きパイプ
  • ・強力タイプの突っ張り棒ホワイト(平安伸銅工業)
  • ・コルクマット(45cm角)
  • ・引き戸・戸襖用装飾シート(明和グラビア)
  • ・パイプ横受け金具、横受け通し金具

今回のDIYにかかった合計製作費用 約32000円(税別)

※部屋の広さによって異なります。

Let’s スタート!

  • step1

    畳の上にコルクマットを敷き詰めよう

    畳の上に敷くのは、ジグソーパズルみたいにジョイントするコルクマット。「やわらかいから、子どものプレイルームにぴったりだと思う。45cm角だから、部屋に合わせて切りながら作業していこう!」

    まずは、畳の上にベニヤ板を敷き詰める。「この作業は第1回のフローリングシートを敷くときと同じだね。部屋のサイズを測って、ホームセンターで切ってもらいましょう!」板と板の境目は、布テープを貼って固定する。

    隣の部屋との境にある敷居の上までベニヤ板でカバー。「LDKのフローリングとつながってフラットになるから、小さな子どもでも歩きやすいね。」

    コルクマットの端は凹凸があるので、部屋の隅に隙間ができてしまう。隙間を埋めるサイドパーツも一緒に購入しておこう。

    部屋の中央付近から敷き詰めて、壁際まで来たらサイズを合わせてカットする。「柱があるところは出っ張ってるから、壁までのサイズに切っておいて、柱の分だけその場でくり抜くようにすると、きれいに仕上がるよ」。畳の上にコルクを載せると、環境や使い方によって、畳や畳寄せにカビが発生することも。念のため定期的にコルクを外してチェックしよう。

  • step2

    押入れの上段にパイプを取り付けよう

    「押入れの上段にパイプを取り付けて、クローゼットみたいなハンガーパイプにするよ!」とユージさん。使うのは、ステンパイプと受け金具2種。受け金具は穴になっているタイプを中央に、穴の片方が閉じているタイプを両端に使った。「パイプは長さを決めておいて、ホームセンターで切ってもらってね。」使用する釘は、取り付ける材の3分の2以下で、かつ30mm以下の長さのものを使うようにしよう(模様替え工作基準より)。

    まずは、壁側の受け金具を押入れの中の廻り縁に取り付ける。残り二つの受け金具は竿縁(さおぶち)と呼ばれる角材に固定する。

    中央の受け金具は、ネジ止めする前に位置を確認する。パイプを通して、壁際の受け金具に先端を差し込む。パイプがまっすぐになる位置に印を付けておこう。

    パイプを抜いて、中央の受け金具をネジ止めする。パイプを中央と壁際の受け金具に通して、もう片方の端の受け金具も取り付ける。

  • step3

    すのこで小物用の収納ボードを作ろう

    すのこにフックを取り付けて、帽子やバッグを収納できるボードを作る。「壁際に取り付けるんだけど、押入れ用のすのこだから切ったりしなくてもピッタリ! 軽いから扱いやすいのもいいよね」とユージさん。掛けたいものをイメージして、フックを好きな位置にネジ止めする。

    すのこの収納ボードは、突っ張り棒に結束バンドを使って吊り下げる。突っ張り棒は、ハンガーパイプより上に取り付けて。

    結束バンドが短い場合は、2本をつないで使う。すのこの板に通して、突っ張り棒とつなげたら結束して、余った部分はカットしておく。

     

    小物収納ボードの設置完了。

  • step4

    天袋のふすまに装飾シートを貼ろう

    押入れの上の天袋のふすまに、木目調のシートを貼る。「下のふすまは外しちゃうから、ナチュラルな雰囲気にして統一感を出そう!」

    団地の天袋のふすまは、一般的なふすまの枠や引き手は取り外しできるものが多い。枠は、角のパーツを外してスライドするように引き抜く。引手は持ち上げるだけでOK。

     

    左右の化粧縁は残して、シートの端をすべりこませてから貼っていく。「隣の天袋のふすまと柄を合わせるのがポイント! これは木目調だから、線の高さでそろえて貼るよ。」

    端まで貼ったら、ヘラを使ってシートの端を化粧縁に食い込ませる。余ったシートはカッターで切る。

    引き手の上にもシートを貼ったので、カッターでくり抜く。引き手をはめて、上下の化粧縁もはめたら完成。

  • step5

    目隠し用のスクリーンを取り付ける

    押入れの左側はフリースペースとしてそのままに。目隠しに上げ下げできるスクリーンを設置する。

After 空間を最大限に活用できるクローゼットが完成!

収納ケースも入れて、便利なクローゼットが完成。ハンガーパイプと小物収納ボード、目隠しできるフリースペースまである充実っぷり! 天袋のふすまのシートもナチュラルで空間になじんでいます。

忙しい子育て世代にぴったりのクローゼット

「子育てしてると、ゆっくり片付けする時間ってなかなか取れないよね。ハンガーなら掛けるだけだし、取り出しやすくて時短になると思う。横のフリースペースは、季節家電とかイベントグッズを収納してほしいな。次回は、このクローゼットの下を子どものための秘密基地に変身させるよ! お楽しみに!」

子育てを楽しむ ユージのまるごとDIY
記事のまとめ

押入れの構造を生かした収納DIYで便利なクローゼットに!

  • ・畳の上にコルクマットを敷いて、子どものプレイルームにぴったりの空間にアレンジ
  • ・押入れをハンガーパイプや収納ボードを使い収納しやすく
  • ・天袋のふすまに木目調のシートを貼りリメイクしてナチュラルに
  • ・大物をしまえるフリースペースも確保し、便利なクローゼットが完成

DIYを行っている部屋と同じ間取があるUR賃貸住宅はこちら

記事で紹介したURの物件はこちら

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事