これからのくらしを考える まち×コミュニティ
公園も、花壇も、集会所も。豊かな住環境に地域の人が集う風景が広がる中百舌鳥公園団地

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大阪府堺市にある中百舌鳥公園団地
。最寄り駅の一つである「なかもず」駅は、Osaka Metro御堂筋線の始発駅で、「なんば」駅までは約24分と、大阪市中心部へのアクセスが良く通勤や通学がしやすい立地です。敷地内には豊かな木々や開放的な広場があり、子どもたちがのびのびと遊べる環境が整っています。
今回は、そんな中百舌鳥公園団地の住環境や、夏休みの子どもの居場所づくりとして開催された「DANCHIつながるーむ」の様子を紹介します。
緑に囲まれ、便利に暮らせる環境
Osaka Metro御堂筋線、南海高野線が乗り入れる「なかもず」駅・「中百舌鳥」駅まで、平たんな道を歩いて8~13分。長く親しまれてきた中百舌鳥公園団地では、建物や共用部の改修など、暮らしやすい環境づくりが進められています。緑豊かな広場をはじめ、日々のくらしを支える設備や工夫も充実。その魅力を見ていきましょう。
●広場

団地に入ってまず目を引くのが、住棟の間に設けられた広場と、そこに設置された遊具です。親しみのあるブランコに加え、大型のアスレチック遊具もあり、午前中は小さな子どもたち、夕方からは学校帰りの子どもたちなどでにぎわいます。
ベンチも多く、人が自然と集まることで周囲から目が届きやすいのも特長。さまざまな世代が行き交い、互いの気配を感じながら過ごせる環境が広がっています。

「雷の一升桝」と呼ばれるパブリックアートも設置されており、中百舌鳥公園団地のシンボルになっています。
●サイン

団地内を歩いていると、地面や案内板など、あちこちで目に入るユニークなサインや看板。これには、安全に移動するための工夫が込められています。

地面には、団地外から訪れた人にも現在地や住棟の場所が分かりやすいよう、建物の配置図を表示。また、歩行者と自転車が行き交う場所には、「とまれ」の文字やマークを施し、自転車を利用する人に注意を促しています。
こうした団地内の工夫には、実際に暮らすみなさんの声も生かされています。
20年以上中百舌鳥公園団地に携わり、現在は「くらしつながるサポーター」として活動する有馬さんに、より暮らしやすい団地にするための取り組みについて聞きました。

日ごろからお住まいのみなさんとお話する中で、「こうなったら良いな」という声を聞くことがあります。そうした声をもとに、アンケートを行ったり、みなさんに意見をうかがったりしながら、団地内の改善に取り組んできました。
「とまれ」の路面表示なども、みなさんからいただいた意見を取り入れたものです。これからも、実際に暮らす方の思いを大切にしながら、一緒により暮らしやすい環境をつくっていけたらと思っています。

●花壇

中百舌鳥公園団地の特長の一つが、住民によるさまざまなコミュニティ活動。ガーデンサークルでは、集会所の横にある花壇でヒマワリやチューリップをはじめ、季節に合わせたさまざまな花木を育てており、四季折々の風景を楽しむことができます。
花を眺めながら「きれいだね」と言葉を交わしたり、親子で訪れたりと、住民のみなさんの憩いの場になっています。
敷地内には、オムニコート(砂入り人工芝コート)のほか、シェアサイクルポートやカーシェア、宅配便ロッカー「PUDOステーション」もあります。電動アシスト付き自転車や自動車を必要なときに利用できるほか、PUDOステーションでは荷物の受け取りや発送ができるなど、くらしに便利な設備がそろっています。

商店街には、2代にわたり40年以上続くパン屋「ベーカーショップ パンダ」をはじめ、歯科医院や美容室などがあります。さらに、幼稚園や小学校、中学校も隣接しており、子育てしやすい環境が整っています。


集会所で「DANCHIつながるーむ」を開催!
集会所は、改修によってバリアフリー化され、シニア世代も安全に利用しやすい空間になりました。
サークル活動などで利用でき、太極拳やエアロビクス、囲碁・将棋のほか、個人での体操やオカリナの練習を楽しむ人もいます。

そんな集会所で、今年度、イベント「DANCHIつながるーむ~夏休みは団地で楽しもう!~」が開催! URでは2026年から、UR団地におけるコミュニティ支援活動を「DANCHIつながるーむ」として全国で展開しています。その前身でもある、関西圏各地のUR団地において実施されているイベント「DANCHIつながるーむ~夏休みは団地で楽しもう!~」は、小学校の夏休み期間中の子どもの居場所提供や、共働き世帯などへの子育て支援、クールシェアの一環として2023年より実施されている取り組みです。

中百舌鳥公園団地で行われたこの日のコンテンツは、「習字の宿題を終わらせよう!」。この地域では夏休みの自由課題の一つとして習字が出ていますが、家で取り組むには部屋や服が汚れないよう準備したり、スペースを確保したりするのもひと苦労。そこで、夏休みの宿題を気軽に進められるよう、「DANCHIつながるーむ」で実施されました。

今年の「DANCHIつながるーむ」には、近畿大学文芸学部文化デザイン学科のプロデュースゼミが協力。期間中、毎日オープンしている「こどもらうんじ」では、「大学生と宇宙空間で自由に過ごそう!」と題し、学生たちが宇宙をイメージした装飾で室内を彩りました。
「こどもらうんじ」内は、ボードゲームやものづくり、夏休みの宿題などができるようになっており、子どもたちと大学生が世代を超えて、一緒に楽しんでいる様子が見られました。

この日の「こどもらうんじ」を手伝っていた大学3年の梅田さんに、企画で工夫したことや、実際に参加してみて感じたことを教えてもらいました。

夏休み中ということもあって、遊びに来た子どもたちにちょっとでも普段とは違うことを感じてほしいと思い、みんなで相談して宇宙空間をテーマに装飾にすることにしました。
いろいろなゲームや企画を用意しましたが、子どもたちが楽しんでくれるのかなと不安でした。でも、とても興味を持ってくれて、楽しそうにしてくれてうれしいです。

ゼミでは期間中、ペットボトルや牛乳パックでオリジナルのロケットを作って飛ばす「飛ばせ!ロケットチャレンジ」や、音のない動画に自分たちでセリフや効果音を付ける「無声動画に音を当ててみよう!」、射的に輪投げやストラックアウトで遊べる「なかもず縁日」など、さまざまなコンテンツを日替わりで用意していました。
シニア世代のくらしに寄り添う、さまざまな取り組み
団地内には管理サービス事務所があり、住民一人一人に寄り添い、安心で快適な住環境をサポートしています。また、「くらしつながるサポーター」が、シニア世代のみなさんが安心して暮らし続けられるよう見守っています。

「くらしつながるサポーター」を務める有馬さんにその役割について聞きました。

普段から団地内でシニア世代のみなさんを見かけたら、声を掛けるようにしています。体力が落ちてきて「これからどうしたら良いだろう」という相談から、スマートフォンの使い方といった身近な相談まで、内容はさまざまです。
私だけでは解決できないこともあるので、必要に応じて地域包括支援センターなどをご案内しています。「くらしつながるサポーター」という名前の通り、人と人、お住まいのみなさんと必要な支援をつなぐことが、私の役割だと思っています。

お住まいのみなさんの中には、駅前まで出かけるのは難しくても、団地の中なら足を運べるという方もいます。そこで、外に出たり、人と交流したりするきっかけになればと、年間を通して集会所でイベントを開催しています。

最近では、花や葉などの植物を束ねた壁飾り「スワッグ作り」や、専門のインストラクターによる体操教室を開催しました。
イベントで「楽しかった」、「またやってほしい」と言っていただけると私自身も励みになります。イベントをきっかけに顔を合わせたり、初めて会った方同士で会話が生まれたりするような機会を、これからもつくっていきたいと思っています。

交通の利便性に加え、緑豊かな環境や多彩な共用設備、日々のくらしを支えるサポートがある中百舌鳥公園団地。実際に団地を訪れ、心地よい住環境に触れてみてはいかがでしょうか。


中百舌鳥公園団地なら、子どもからシニアまで心地よい居場所が広がる!
- ・広場、サイン、花壇など、日々のくらしを豊かにする多彩な共用部がそろっている
- ・集会所ではイベント「DANCHIつながるーむ~夏休みは団地で楽しもう!~」が開催。夏休み期間中の子どもの居場所提供や、共働き世帯などへの子育て支援、クールシェアの一環として2023年より実施されている取り組み
- ・「くらしつながるサポーター」が、お住まいのシニア世代のみなさんが安心して暮らし続けられるようサポート

大阪府堺市北区中百舌鳥町六丁998番地の3
Osaka Metro御堂筋線「なかもず」駅、南海高野線「中百舌鳥」駅、または「白鷺」駅から徒歩8~13分。Osaka Metro御堂筋線の終着駅で、「なんば」駅や「新大阪」駅まで1本で行くことができます。
団地内には大きな公園やいろいろな遊具があり、子どもたちが元気に遊んでいます。また、敷地内にはテニスコートもあり、中百舌鳥公園団地の入居者であれば誰でも利用できます。

くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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