ゆたかなくらしって? まち×食
【団地のグルメ】一つ一つが長年愛されてきた自信作。大島六丁目団地で見つけたおいしいお店「ちいさなパンや」

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団地の中には、住宅だけでなく花屋や書店、飲食店などがあることをご存知ですか? 全国の団地で、地元の人に愛されている名店を調査!
今回おじゃましたのは、東京都江東区の大島六丁目団地内にある「ちいさなパンや」です。
全種類スタメン!選ばれ続けてきたパン
都営新宿線「大島」駅から徒歩3~8分の場所にある大島六丁目団地
。住棟1階には飲食店や青果店など、くらしを支えるさまざまな店舗が並びます。その一角で「ちいパン」と呼ばれ、地域に親しまれているのが、「ちいさなパンや」です。

店主の笹井さんは、住み慣れた大島エリアに「パン屋がない」と感じていたことから開業を決意。2010年のオープンから、16年間営業しています。

店主の笹井さんにお店のパンについて聞いてみました。

誰もが気軽に手に取れるパンをそろえています。小麦粉は北海道産を100%使用するなど、素材へのこだわりは開業当初から変わりません。店頭に並んでいるパンは、長年愛されてきた定番ばかりで、全部がスタメンです。
パンは店内の溶岩窯で焼き上げています。高い蓄熱性を持つ溶岩窯は、一度温まると冷めにくいのが特長。そのため、ハード系のパンは外は香ばしく、中はふっくらとした食感に仕上がります。ほかのパンも焼き色よく、中までしっかり火が通り、おいしく焼き上がります。

「毎日利用するパン屋だからこそ、日常に寄り添える店でありたい」。そんな思いを大切にする笹井さん。さまざまなパン屋を食べ歩きながら商品づくりや価格帯を研究し、地域の人が気軽に立ち寄れるお店を目指しています。

遊び心から生まれる、豊富なラインアップ
「ちいさなパンや」では、ソフト系からハード系まで、幅広い種類のパンがそろっています。
特製の栗あんを挟んだ人気の「栗わっさん」。「栗」と「クロワッサン」を掛け合わせたユニークなネーミングから商品づくりが始まったのだそうです。


フルーツのカンパーニュは、信号を見ていたときに、赤、黄、青(緑)の3色からイチゴ、ミカン、キウイのドライフルーツを使って作ってみよう、と思い浮かびました。そんな、ふとした瞬間から発想することが多いですね。失敗することも多いですが、新しい商品につながることもあります(笑)。

ハード系のパンには、カンパーニュをはじめ、クルミとレーズンを練り込んだ生地に濃厚なミルククリームを合わせた「ノワレザン・ミルク」、マスタードが効いた定番の「ベーコンエピ」、「明太フランス」などがあります。

ソフト系のパンには、甘夏の食感とクリームチーズの爽やかさがマッチした「甘夏とクリームチーズ」、シュガードーナツにさっぱりしたマスカルポーネクリームを詰めた「マスカルポーネ」、粒入りピーナツバターをたっぷり挟んだ「こっぺピーナツ」など、幅広いラインアップがそろっています。

「BLT&ハム野菜」や「ハム野菜&チキンカツ」などのサンドイッチをはじめ、「フィッシュバーガー」や「ハムカツバーガー」など、惣菜パンも充実しています。

お店に訪れた際は、ユニークな商品ポップにもぜひ注目してみてください。
大島エリアのランドマークを目指して
「ちいさなパンや」の店内や入り口には、青色が取り入れられています。その理由を尋ねると、笹井さんは「海が好きだから」と笑顔で話します。

藤沢や茅ヶ崎のパン屋で修業を積んだ経験もあり、壁に貝殻が飾られるなど、店内の随所に海を思わせる装飾が取り入れられています。
なぜこの団地でお店を開くことにしたのでしょうか?

最初に一人暮らしを始めたのが大島だったこともあり、このエリアに愛着があるんです。偶然、友人が「団地のテナントが空いてる」と教えてくれたのがきっかけで、この場所を知りました。賃貸料が3カ月無料(※)だったのも、魅力的だったんです。
団地にあることで、「団地のパン屋さん」と地域のみなさんに覚えてもらえることがとてもうれしいですね。
※内装工事前の最大3カ月間は賃貸料無料。さらに、一部店舗においては内装工事開始日から12カ月、賃貸料が無料となる制度もあります。
チャレンジスペースについてはこちら
ご自身も子育てをしている笹井さんは、子育て世帯を応援したいという思いから、子ども一人での買い物を応援する「キッズパス」を用意しています。

また、子ども連れでも安心して訪れられるよう、店内にはパンに関する絵本やおもちゃ、店の外には三輪車が置かれています。これは、ご自身の経験から、保護者がゆっくりパンを選べるようにと始めた工夫なのだそうです。

長年お店を続ける中で、おなかにいたころから知っている子どもが成長して来店したり、「キッズパス」を利用した子がアルバイトとして働くようになったりすることもありました。長年通い続けてくれるお客さんとのつながりを感じられることも、団地ならではの魅力ですね。
店舗の外壁に描かれている食パンのイラストは笹井さんの妻が描いたもの。店内にはぬいぐるみが飾られ、店先の黒板にも描かれており、お店のシンボルとして親しまれています。

「団地のパン屋」として地域に親しまれてきた「ちいさなパンや」。おいしいパンと、店主の温かな思いがつまったお店に訪れてみてはいかがでしょうか。
周辺環境もチェック!
最寄り駅から徒歩1分!ゆとりある住環境が魅力

大島六丁目団地は、七つの住棟からなる団地です。住棟に囲まれた敷地には、自然豊かな公園のような空間や、ボール遊びができる広場、遊具のある遊び場が整備されており、開放感のある心地よい環境が広がっています。
団地の入り口にはスーパーマーケットがあり、住棟の1階には「ちいさなパンや」をはじめ、「カフェ06」や「サイゼリヤ」、保育園、自転車店など、くらしを支えるさまざまな施設が並び、地域の人々に親しまれています。


愛され続けるパンと、地域とのつながりをはぐくむ「ちいさなパンや」
- ・地域の日常に寄り添うパン屋として、16年間営業。ソフト系からハード系まで、長年愛されてきた定番のパンがそろう
- ・子どもの一人での買い物を応援する「キッズパス」を実施
- ・長年通い続けてくれるお客さんとのつながりを感じられることは、団地にあるお店ならではの魅力
- ・UR賃貸住宅には、敷地内に商店街や飲食店、カフェがあるところも

東京都江東区大島6-1
都営新宿線「大島」駅から徒歩3~8分。JR総武線・東武亀戸線「亀戸」駅からもバス、もしくは徒歩でアクセスが可能。
団地内には、ボール遊びができるグラウンドや、遊具がそろったプレイロット、木陰が心地よい緑地があり、親子で遊ぶ姿や子どもたちが駆け回る光景が日常的に見られます。
また、近隣には「砂町銀座商店街」や大型ショッピングモール「アリオ北砂」があり、買い物にも便利な住環境が整っています。

ちいさなパンや
東京都江東区大島6-1-1-104 UR大島六丁目団地 1号棟
大島六丁目団地にあるパン屋。2010年11月オープン。
北海道産小麦100%にこだわり、毎日気軽に立ち寄れるパン屋として地域に親しまれています。
最新情報は店舗のInstagramをご確認ください。- 【定休日】日曜日、月曜日
- 【営業時間】9:00~18:00
- 【Instagram】https://www.instagram.com/chiisanapanya_tokyo/

くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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