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大阪市此花区の住みやすさとおすすめスポットを紹介。のびのび暮らせる淀川沿いの街は大阪・梅田への通勤通学におすすめ!

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淀川沿いの「此花区(このはなく)」は、北は淀川、南は安治川に接し、西は大阪湾に面するリバーサイド&ベイエリア。区内の施設では「ユニバーサルシティ」駅にあるテーマパークが有名ですが、「大阪」駅・「大阪梅田」駅、「大阪難波」駅、「天王寺」駅など都心部の主要駅へのアクセスも容易で、通勤も便利な場所です。整備された街並みと庶民的な商店街が同居し、一人暮らしにもファミリー層にもおすすめの此花区の魅力をまとめました。

此花区の住みやすさ情報

大阪市此花区は東西に長く、区の西部にアミューズメント施設、東部には住宅街が広がります。リバーサイドの開放感と交通の利便性を備えた暮らしの魅力を探ってみましょう。

●交通アクセス

区内にはJRゆめ咲線(桜島線)、JR大阪環状線、阪神なんば線が走り、3路線すべてが「西九条」駅を通ります。特にJRのゆめ咲線と大阪環状線との相互乗り入れ、阪神なんば線の開業と近鉄奈良線との乗り入れで利便性が向上しました。このほか大規模なテーマパークの最寄り駅になる「ユニバーサルシティ」駅、商店街が身近な「千鳥橋」駅などがあります。

「西九条」駅から「大阪」駅までは3駅、所要時間は6分と交通アクセスは抜群。都心部の主要駅にも10分から15分程度で到着するなど、交通利便性の高さはこの区の大きな魅力です。区内のバス停から梅田まで乗り換えなしで行ける大阪シティバス、近くのレジャー施設への移動などにも使える北港観光バスも便利で、自転車でも大阪・梅田の繁華街には気軽に行ける距離です。「千鳥橋」駅、「伝法」駅など阪神なんば線の駅からは、「大阪難波」駅まで乗り換えなしで十数分という近さで、休日のお出かけなどにも使えます。こうしたターミナル駅とのアクセスが良好なので、近隣の府県だけでなく、新幹線や飛行機を使った出張・旅行などにも便利なエリアです。例えば「西九条」駅から、大阪都心部やそのほかの地域への所要時間は以下の通りです(平日の通勤時間帯の目安です)。

●此花区の家賃相場

大阪都心部への交通アクセスの良い此花区ですが、隣接する福島区をはじめ大阪市のほかのエリアに比べると、家賃相場は低く抑えられているといえそうです。ただ、一般の賃貸住宅では3DK、3LDKといった間取りの物件が少なく、不動産サイトの家賃相場も少数の物件をもとにしていると思われるため、時期によって変動が大きい可能性があります。

●此花区の治安

以前は工場地帯、今はテーマパークのにぎやかなイメージでとらえがちで、引っ越し先の候補になりにくかった此花区ですが、再開発により区の東部のリバーサイドには大規模な団地やマンションが並んでいます。静かで落ち着いた雰囲気のエリアで、ファミリー層も多く住むようになった要因の一つが、JRゆめ咲線や阪神なんば線による交通アクセスの向上です。例えば此花区にある阪神なんば線の三つの駅は、いずれも2019年まで通勤・通学で利用する人数が増えていました。

また、防犯・交通安全への取り組みでは、地域団体や地元にある企業団体などが「子ども見守り隊」となり、見回りや子供たちへの声かけなどで活動中です。青色回転灯を装備した自動車による「青色防犯パトロール」で街頭犯罪の抑止効果を高め、子供やシニアの方が犯罪に巻き込まれないよう啓発アナウンスを流すなど、2台の青パトが区内全域を巡回しています。

大阪市HPのデータによると此花区の犯罪発生件数は少なく、2021年10月末までの主な犯罪件数では、「ひったくり」、「路上強盗」、「自動車盗」の発生件数は0件。全刑法犯では昨年比で8.3%減少するなど、治安はさらに良くなる傾向にあるといえます。

●買い物施設やレジャー施設の充実度

区内には「千鳥橋」駅と「伝法」駅の周辺、「西九条」駅前に商店街が広がり、スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアは住宅地の多い東部を中心に各地域に点在しています。普段の買い物は身近な場所で済ませられますね。また、「千鳥橋」駅近くには「此花区役所」もあります。

此花区にあるテーマパークでは、広大な敷地の中でさまざまなアトラクションや季節ごとのイベントが楽しめます。また、テーマパークの近くには3000人近く収容の巨大ライブハウスもあり、音楽が好きな人にも注目のエリアになっています。

大阪湾に浮かぶ人工島、舞洲(まいしま)の大部分を占めるのが総合レジャー施設「舞洲スポーツアイランド」です。野球場、ソフトボール場、運動場、フットサルコート、バーベキューパーク、ホテルをはじめ多彩な施設があります。

此花区のおすすめスポット

和歌の一節「咲くやこの花」に区名の由来を持つ此花区。歴史を感じる場所からショッピングモール、アクティビティが充実した施設など、多様なスポットを紹介します。

●ユニバーサル・シティウォーク大阪

此花区にあるテーマパークに隣接するエンターテインメント商業施設。さまざまな飲食店や物販店が並び、テーマパークの外にあるオフィシャルショップとしては最大規模のユニバーサル・スタジオ・ストアでのショッピングは、ここだけの体験になるかも。

●舞洲スポーツアイランド

ソフトボール場、野球場のほか、多目的に使える運動場などもあり、プロスポーツでの利用はもちろん、一般の人もスポーツや野外活動が楽しめます。企業によるスポーツイベントなども開催されます。大阪湾を一望できる「大阪まいしまシーサイドパーク」は約100万株のネモフィラが咲く名所としても知られます。島内にある小高い丘は「新夕陽ヶ丘」と呼ばれる展望広場で、晴れた日には美しい夕日と夜景が目の前に広がります。

●天保山渡船

大阪市内に七つある渡船場の一つで、JR「桜島」駅近くの渡船場と、「海遊館」のある大阪市港区天保山とを船で結んでいます。運賃は無料で、地元の人の生活路線として利用されていますが、約3分の海上散歩としても魅力的。

●澪標(みおつくし)住吉神社

社伝では、804年に遣唐使の航路安全を祈願してつくられ、その帰路を迎えるため、湾内に航路を示す澪標を立てたことが始まりとされる神社。現在は海上交通安全の神としても祭られています。なお大阪市の市章は澪標がモチーフです。

●「千鳥橋」駅周辺の商店街

此花区には昔ながらのレトロな商店街がいくつもあり、特に「千鳥橋」駅周辺には「千鳥橋筋商店街」、「此花住吉商店会」、「四貫島(しかんじま)中央通商店街」、「四貫島商店街本通り」、「四貫島森巣橋筋商店街」と多くの商店街が集まっています。買い物に便利なエリアで、ノスタルジックな雰囲気も味わえます。

●風舞う海辺のいちご畑

舞洲で野菜の水耕栽培を行う「株式会社 舞洲フェルム」が運営するいちご畑に、いちご狩りハウス「風舞う海辺のいちご畑」が2021年にオープン。季節は限られるものの、食べ放題のいちご狩りが楽しめます。

●淀川河川敷

広々とした淀川に沿って、河口近くまで河川敷が延びている此花区。川の流れを見ながら家族でのんびり過ごせます。天気の良い日は海に沈む夕日も美しいエリアです。

●正蓮寺川公園

以前の正蓮寺川を公園として整備した地域で、現在は一部開園ながら1万4383平方メートルと広大な面積です(最終的には約18万8000平方メートルとなる予定)。この公園は此花区の地域コミュニティ活性化の受け皿となるよう、さまざまな利用が検討されています。このほかにも此花区には大小さまざまな公園があり、地域の憩いの場となっています。

此花区に住むならUR賃貸住宅で家を探そう

此花区で賃貸物件を探すとき、チェックしたいのがUR賃貸住宅です。さまざまなタイプの物件がある上、初期費用が抑えやすい、お得な家賃プランがあるなど魅力が満載です。

●UR賃貸住宅なら多彩な物件から家を選べる

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、もちろん此花区にも住宅地の多い東部を中心にURの物件が点在しています。さらに間取りも豊富で、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選べるのもURの魅力です。例えば一人暮らし向きの1K、1DK、カップルでも利用しやすい2DK、2LDKのほか、ファミリーが余裕を持って暮らせる3LDKなどの広い部屋も用意されています。

URでは建物同士がゆったりした間隔で建てられたり、敷地内に緑豊かな公園や広場が設けられたりした物件が多いのも特長の一つ。部屋も、同じ間取りなら一般的な賃貸住宅より広めにつくられていることが多く、例えば2LDKでは以下のように5平方メートル(約3畳)もの差があります。

・2LDKの場合の専有面積
一般的な賃貸住宅は55~60平方メートル程度
UR賃貸住宅は全国平均で約65平方メートル

さらに、単身者同士で共同生活ができるURの「ハウスシェアリング」制度に対応した物件なら、友人同士や同棲カップルのルームシェアも可能です。

淀川沿いのゆとりある暮らしも楽しめる大阪市此花区のURには、自分の暮らしにマッチした間取り、緑に恵まれた環境、ルームシェア可能といった希望がかなう物件が多数あります。まずはUR賃貸住宅の物件検索でチェックしてみましょう。

●UR賃貸住宅は住宅にかかる費用を抑えやすい

URは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

●UR賃貸住宅で使えるお得なプランとは

URでは所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるプランが設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。月々の生活費を節約できるので、ぜひ活用することをおすすめします。

<子育て割>
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、その二つを切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約

さらにURでは家賃支払いでPontaポイントがたまります。家賃500円ごとに1Pontaポイントがたまり、子育て中は子供の誕生日に追加でポイントがもらえるサービスも。たまったポイントはPonta提携のいろいろなお店での買い物に使えます。

此花区にあるUR物件をいくつかご紹介!

此花区にあるURの物件から、30~40階建ての超高層棟などリバーサイドの魅力が感じられる物件情報を紹介します。空室はURの物件検索でチェックしてみましょう!

<高見フローラルタウン七番街>

此花区にある大規模なマンション街「高見フローラルタウン」の中でも、七番街は淀川がすぐ目の前で、リバーサイドの眺めを満喫できる30階建てと31階建ての超高層棟を含む4棟があります。平日通勤時間帯の所要時間で、最寄り駅の「阪神本線淀川」駅から「大阪梅田」駅まで6分、阪神なんば線「千鳥橋」駅から「大阪難波」駅まで10分で、それぞれダイレクトにアクセス。また、隣の高見フローラルタウン六番街ではサイクルシェアリング、カーシェアリングのサービスも利用できます。
スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターなどの生活利便施設は徒歩圏内。「千鳥橋」駅近くは商店街も充実しているため、団地周辺だけで生活が完結するのも便利な点です。

阪神本線「淀川」駅、阪神なんば線「千鳥橋」駅、阪神なんば線・JR「西九条」駅が利用可能

・物件概要
住所 大阪府大阪市此花区高見一丁目7番
家賃(共益費) 5万8200~13万9500円(4900円)
間取り/床面積 1R~4LDK/36~97平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/osaka/80_3360.html
<パークシティふれあいのまち>

「高見フローラルタウン」の隣接エリアにある10階建てと13階建ての2棟で、高層階からは淀川の花火も楽しめるリバーサイドの物件です。平日通勤時間帯の所要時間で、最寄り駅の「阪神本線淀川」駅から「大阪梅田」駅まで6分、阪神なんば線「千鳥橋」駅から「大阪難波」駅まで10分と都心に近いロケーションなのに、緑や公園が多く、小学校も近いなど、子育てにもうれしい環境です。
しかも、両棟ともペットと同居できる「ペット共生住宅」の賃貸物件。河川敷を散歩するのはもちろん、敷地内にもペットと散歩を楽しめる散歩エリアが設置されています。散歩の後にも使えるペットの足洗い場といった設備も整っています。

阪神本線「淀川」駅、阪神なんば線「千鳥橋」駅、阪神なんば線・JR「西九条」駅が利用可能

・物件概要
住所 大阪府大阪市此花区高見一丁目8番
家賃(共益費) 8万5700~19万5800円(6700円)
間取り/床面積 1R~4LDK/47~115平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/osaka/80_5040.html
<酉島リバーサイドヒルなぎさ街>

淀川沿いに40階建ての超高層棟を含む全5棟があり、河口にも近いため開放的な景色が楽しめるロケーション。高層階からの眺めは“圧巻”のひと言です。平日通勤時間帯の所要時間で、最寄り駅の阪神なんば線「伝法」駅から「大阪難波」駅まで12分。途中の「西九条」駅からJR大阪環状線に乗り換えれば大阪・梅田方面のアクセスも楽々です。
敷地から淀川沿いの遊歩道までは歩いてすぐで、散歩やランニングにも適した立地です。敷地内にサイクルシェアリングのサービス施設があるほか、商業施設棟にはスーパーマーケット、医療施設などもあるので便利です。

阪神なんば線「伝法」駅、JR大阪環状線「西九条」駅(バス利用)、Osaka Metro千日前線「野田阪神」駅(バス利用)が利用可能

・物件概要
住所 大阪府大阪市此花区酉島四丁目1番
家賃(共益費) 6万4900~14万800円(高層:6700円・超高層:5500円)
間取り/床面積 1R~4LDK/40~99平方メートル
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/osaka/80_4260.html

此花区の物件は暮らしやすいリバーサイドがおすすめ

住み心地の良さがあまり知られていない此花区ですが、東部の淀川沿いは大規模なマンション街をはじめ、住宅地が点在しています。スーパーマーケット、子供服専門店といった生活に便利な施設も配置され、近くで買い物もできる暮らしやすいエリアです。部屋からリバーサイドの眺めが楽しめる物件もあり、川沿いの道は散歩にもぴったり。交通の便は非常に良く、大阪の都心部への通勤はもちろん、各方面への通学もターミナル駅での乗り換えで楽に通えます。

しかもURなら、建物同士がゆったりした間隔で建てられていることも多く、敷地内に緑豊かな公園や広場が設けられた物件もあるため、さらに豊かな気持ちで暮らせそうです。中には建物と建物の間の広いスペースの地下に駐車場を設け、その上を広々とした緑のエリアにした物件もあります。間取りは1Rから4LDKと多彩で、床面積が100平方メートル前後の広い物件まで用意されているのも魅力。こうした広い物件ならファミリーで暮らしつつ、テレワークなどに必要な仕事専用のスペースもつくりやすいでしょう。

引っ越しに必要な初期費用も大幅に抑えられるので、希望に合った物件がないか、まずはURの物件検索で探してみてください。

淀川沿いのほかのエリアを調べたい方はこちらもチェック

(原稿内の家賃相場や地域の施設などの情報は2022年1月時点のものです。変更となる場合がありますのでご注意ください)
(原稿内のアクセス情報における移動時間はあくまでも目安です。また、電車移動時間は平日通勤時間帯の目安です)

監修/田中 和彦

記事のまとめ

交通の利便性、ゆとりある環境など、ON・OFFともに充実する淀川沿いの住みやすい街

  • ・此花区は、東部を中心に古くから住宅地が点在する居住区としての歴史も長い。駅近くの商店街も充実している
  • ・交通の利便性は非常に良く、大阪・梅田方面、難波方面へのアクセスも楽々
  • ・区内には公園も点在し、淀川沿いは開放的な眺めも楽しめる環境
  • ・UR賃貸住宅の敷地内にも緑が多く、豊富な間取りで一人暮らしからファミリー層まで多様なニーズに応えられる

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