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賃貸住宅でもできる!男の憧れ“プチ書斎”のある暮らし

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家族と過ごす時間と同じくらい、一人になれる時間も大切。コーヒーを片手に読書したり、趣味を楽しんだり…そんなひとときを過ごせる書斎があったら理想ですよね。「賃貸住宅だから、書斎をもつのは無理」とあきらめなくても大丈夫。All About「リフォーム」ガイドのYuuさんに、男の憧れ・プチ書斎を実現する方法を教えていただきました。

大人には、一人になる時間が必要

「新婚夫婦なら、いつも一緒がいいと思うかもしれません。子どもができたらなおのこと、家族の時間を大切にしなくてはと思いますよね。でも、大人には、一人になれる時間が必要。一人の時間を充実させてこそ、家族にもやさしくできるんだと思いますよ」とYuuさん。

「日常生活からちょっと切り離された空間があれば、そこが隠れ場所となり、男性の大好きな“秘密基地”になります(笑)。部屋を一つ確保しなくても、ゆるやかに区切られたスペースをつくればいいんです」。リフォームのプランで、そのようなプチ書斎を提案すると、とても喜ばれるのだとか。今回は、工事不要で賃貸住宅でも実現できる、プチ書斎のアイデアについてご紹介しましょう。

日常生活から離れるための工夫

「まずは、日常からちょっと切り離された空間をつくることを考えましょう」とYuuさん。たとえば、窓に向かってテーブルを置けば、外の景色や空が見え、視線が遠くに抜けるので気持ちの切り替えができます。「熱帯魚の水槽と向かい合わせに机をレイアウトしたケースもありました。非日常の演出としていいと思いますよ」。

リビングの一角にラグを敷き、お気に入りの椅子を置くだけでも、そこに別の空間が成立します。ちょっとした“なわばり”をつくる感じと言ってもいいかもしれません。はがせる壁紙を使って、一部分だけ別の色柄の壁紙を貼るのもオススメ。スポット的に照らせるライトをつければ、独立したスペースを演出できます。

「私は、庭用のラティスを仕切りにして、リビングに仕事スペースをつくっていたこともあります。風を通すのでエアコンの効きも問題なく、便利でしたよ」。書斎用の部屋を一つ確保しなくても、工夫次第でいくらでも自分の“なわばり”がつくれそうです。そのためのアイデアを、あれこれ画策するのも楽しそうですね。

左:サンルームをプチ書斎に。見晴らしがよく、気分爽快なスペースです。
右:部屋の一角にラグを敷き、ライトを照らし、好きな小物を置いて自分だけのコーナーに。

(事例は編集部が集めたものです。以下同)

収納家具などを活用して、プチ書斎をつくる

DIYでプチ書斎づくりを楽しむなら、2つのカラーボックスの間にカウンター用の板を渡して、書斎用デスクをつくるのもいい方法。押入れの中板を外して、この書斎用デスクを収めるのもオススメです。

「賃貸住宅によくある押入れは、奥行が深く、収納としては意外と使いづらいことも。その場合、思い切って書斎コーナーに変身させるのも一つの手です。押入れの奥行は約90cm、デスクの奥行は約60cmくらいになりますから、身体が押入れの中に納まる感じになります。三方を囲まれると人はとても落ち着くもの。隠れ家風のワクワクする空間にしてはいかがでしょう」。ただし、ただし、賃貸住宅でのDIYは退去時の原状回復(工事部分を元に戻すこと)が必須条件。原状回復に不安があるようなら、押入れの中板をそのままデスクとして使うこともひとつのアイデアです。
居室として使うには狭い納戸も、小さなデスクを置いて、好きな絵やコレクションを飾れば秘密基地風の書斎に早変わりです。リビングや寝室が妻好みのインテリアだったとしても、ここだけは徹底して自分の趣味を貫く…そんなスペースを確保できれば理想的ですね。

限られた床面積の中では、空間を立体的に使えるロフトベッドの活用もオススメとか。「上部に季節用品などをしまい、下に書斎用デスクを置けば、収納不足の解消にもなります」。また、可動式の間仕切り収納も便利。普段はリビングの一角を仕切ってプチ書斎にし、友人などを大勢招く時は部屋の隅に寄せて、室内を広く使うことができます。

左:組み立て式のデスクに、引き出しユニットを組み合わせてつくった書斎コーナー。
右:ロフトベッドの下をプチ書斎に。好きなモノに囲まれて過ごせる空間。

賃貸住宅でもできるプチ書斎のコツは、ゆるやかに仕切る、日常と軽く切り離す、がポイントということがわかりました。「プチ書斎が完成したら、自分のお気に入りのモノだけを置いて、一人の時間を楽しんでくださいね」とYuuさん。週末や休暇が取れた時に、男の憧れ・プチ書斎づくりにトライしてみてはいかがでしょうか。

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Yuuさん写真

All About「リフォーム」ガイド/Yuuさん

「家は生活を変える、人生を変える」を信条にライフスタイルに合わせた家、ペットと共に暮らす家など、過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創るリライフのためのリフォームを提唱。今まで25年以上に渡り、延べ1,500件以上の住宅リフォームやインテリアの相談、プラン設計、工事にかかわる。

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