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おしゃぶりはいつから?新生児から使える?効果と注意点、選び方を解説

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おしゃぶりは、赤ちゃんの寝かし付けやぐずり対策に役立つ赤ちゃんグッズです。口にするニップルの形やサイズの違いはもちろん、かわいいデザインのものなど、さまざまなメーカーが開発し、多種多様な商品が販売されています。おしゃぶりを使うかどうかは家庭によってそれぞれですが、どんな理由で使われることが多いのでしょうか。今回は、おしゃぶりの選び方やメリットやデメリット、使い始めの時期や卒業時期などについて、詳しく説明していきます。

おしゃぶりはいつから使う?

おしゃぶりは生後0カ月の新生児から使用できますが、赤ちゃんの様子に合わせて無理なく与えることが大切です。基本的な使い方や商品の選び方についても確認してみましょう。

●生後0カ月(新生児)から使える

おしゃぶりの種類によっては生後0カ月の新生児期から使えるものがあります。さまざまなメーカーから販売されていますが、商品には使用する赤ちゃんの月齢の目安が記載されています。おしゃぶりを使う際は月齢に合ったものを購入すると良いでしょう。

●おしゃぶりが必要だと感じたときに使って良い

おしゃぶりは、赤ちゃんの成長や発育のために必須のものではなく、子育てをするママやパパが必要だと感じたときに与えましょう。育児の負担を軽減するための便利な補助的グッズと考えることが大切です。母乳育児の場合は、おしゃぶりを嫌がる赤ちゃんも少なくありません。嫌がるようなら無理強いはしないことを心掛けましょう。

●おしゃぶりの選び方のポイントは?

おしゃぶりを購入・使用する際は、対象月齢は必ずチェックしましょう。また、商品選択の際は素材やニップルの形状などを見て選ぶのがポイントです。

<対象月齢に合わせて選ぶ>
赤ちゃんの口も月齢に合わせて成長していくため、その都度、口に合うおしゃぶりを用意することが大切です。一般的に月齢が上がるにつれて、ニップルが大きくなり、強度も高くなります。おしゃぶりを選ぶ際は商品に記載されている対象年齢をよく確認しましょう。
<素材から選ぶ>
おしゃぶりの素材は、主に「シリコン」または「天然ゴム」が主流となっています。シリコン製は、耐久性・耐熱性に優れており、手入れがしやすい点が特長です。天然ゴム製は、肌触りが良く柔軟であることが魅力といえます。
使われている素材によって耐久性や価格、手入れのしやすさ、赤ちゃんにとってのくわえやすさなどが異なるので、特長を踏まえて選ぶと良いでしょう。
<ニップルの形状から選ぶ>
赤ちゃんがくわえる部分をニップルと呼び、「丸型」と「平型」の二つの形状があります。丸型は哺乳瓶と似た丸みのある形状となっており、くわえる方向を気にせず使えるのが魅力。哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃんにおすすめです。ただし、吸う力が弱いとくわえにくい場合もあります。
平型はニップルが平たい形状をしており、力の少ない赤ちゃんでもくわえやすいのが特長です。歯並びやかみ合わせのサポートに配慮した商品も多く販売されているので、赤ちゃんに合わせて選ぶと良いでしょう。
おしゃぶり選びで迷った場合、普段使用している哺乳瓶メーカーの商品であればニップルの形状が共通していることが多いので、哺乳瓶と同じメーカーのおしゃぶりを選ぶのもおすすめです。

おしゃぶりを使って期待できる効果

おしゃぶりはどのようなケースで使われる機会が多いかご存じですか? ここでは赤ちゃんにおしゃぶりを与えることで、どんな効果があるのかを解説します。

●赤ちゃんが泣きやむ

赤ちゃんは何かを「吸う」ことで安心すると考えられています。個人差はありますが、おしゃぶりをすると赤ちゃんが泣きやむ傾向にあります。新生児の赤ちゃんが口に触れたものに吸い付くのは、原始反射の一つである「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ・きゅうせつはんしゃ)」によるもの。この反射反応によって自然と上手に母乳やミルクを飲むことができるといわれています。この吸う行為は、赤ちゃんにとって非常に心地よく安心感を与えるため、外出先など赤ちゃんが泣きやまずに困るシーンなどでおしゃぶりを活用すれば、泣きやむ可能性があり、ママやパパの育児ストレスの軽減も期待できます。

●寝かし付けに役立つ

寝かし付けが難しいと、ママやパパの睡眠時間が短くなり、心身ともに負担を感じることもあります。なかなか寝てくれないときに、おしゃぶりを利用することで赤ちゃんが安心して寝付きが良くなり、ママやパパにとって寝かし付けの負担が軽減するケースも見られるようです。

●指しゃぶりの防止になる

赤ちゃんはママのおなかの中にいるときから指しゃぶりをしているといわれており、生まれてからも指しゃぶりをする赤ちゃんがいます。しかし、指荒れの心配や、衛生的にも心配があります。おしゃぶりが、指しゃぶりを防いでくれることもあります。

おしゃぶりを使うときの注意点

赤ちゃんの口に入れるおしゃぶり。衛生面や安全面、使用することでの悪影響が心配になることも多いかと思います。使用する際の注意点もしっかりと見てみましょう。

●おしゃぶりを清潔に保つ

おしゃぶりは赤ちゃんが直接口に入れるため、哺乳瓶などと同様に消毒して清潔に保つことが重要です。種類によって消毒方法が異なるため、説明書などで事前に確認すると良いでしょう。消毒の方法は、大きく分けて「煮沸消毒」、「電子レンジで加熱消毒」、「消毒液の使用」の3種類です。

<消毒方法の例>
【煮沸消毒】沸騰したお湯に5分程度おしゃぶりを浸す
【電子レンジで加熱消毒】専用の容器に水とおしゃぶりを入れて電子レンジで加熱する
【消毒液の使用】専用の消毒液におしゃぶりをつける
消毒専用の製品を使用する場合は、商品によって使用方法が異なるため、必ず用法を守ることが大切です。

●2歳半ごろまでを目安に卒業する

赤ちゃんの成長に応じて使用頻度を減らし、2歳半ごろまでにおしゃぶりの使用をなくすのが望ましいとされています。赤ちゃんの歯が生え始めるころには、使用を減らしましょう。成長に伴ってなめたりかんだりなどの口遊びを始めたら、おしゃぶりの代わりに歯固めなどを使用してみるのも良いでしょう。また、おしゃぶりの代わりにぬいぐるみやタオルなど、子供が安心できるアイテムも良いでしょう。4歳を過ぎてもおしゃぶりを卒業できない場合は、かかりつけの小児科医に相談しましょう。

●赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にする

お話できない赤ちゃんは泣くことで意思表示をしているため、泣くたびにおしゃぶりを与える必要はありません。赤ちゃんにとっては泣くことがママやパパとのコミュニケーションの手段です。赤ちゃんとのコミュニケーションを第一にしながら、補助的におしゃぶりを活用することを心掛けましょう。

子育て世帯の引っ越しにUR賃貸住宅がおすすめの理由

子供の成長は早いもの。将来を見据えて広い家へ住み替えを検討する場合、収納が多く広々とした間取りの住まいが豊富な、UR賃貸住宅を検討してみるのも良いでしょう。

●子育て世帯向けのお得な家賃プランが充実している

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構(UR)が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

また「そのママ割別ウィンドウで開きます」(3年間の定期借家契約)や「子育て割別ウィンドウで開きます」など、子供がいる世帯や新婚世帯に適用されるお得な家賃プランがあることも魅力の一つといえるでしょう。親世帯との近居によって適用される制度も用意されているので、近くに住むことでお互いにサポートできるメリットがありますね。割引の適用のための要件は事前に確認すると良いでしょう。

●引っ越しの初期費用が抑えられる

UR賃貸住宅は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみなので、新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能になりますね。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所で長く暮らすことを考えている人には、選択肢の一つとして良いでしょう。
また保証人だけでなく保証会社も不要なので、依頼や手配を行う手間もかかりませんね。引っ越しや入居後の費用が抑えられるので、検討してみてはいかがでしょうか。

なおUR賃貸住宅の申込み資格には収入要件があります。それが「申込者本人の平均月収額が基準月収額以上であること」で、給与収入や事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など、将来も継続すると認められる収入をもとに、原則として過去1年間の額面収入の合計額を12で割った額を平均月収額としています。入居を希望する物件の家賃の額、入居者が世帯か単身かによって、基準月収額は以下のように異なりますので確認しておきましょう。

UR賃貸住宅の申込み資格に含まれる収入要件は、世帯で申込む場合、家賃8万2500円未満であれば家賃の4倍の月収、家賃8万2500円以上20万円未満であれば33万円以上の月収、家賃20万円以上であれば40万円以上の月収が必要です。例として、家賃6万円の物件の基準月収額は24万円です。単身で申込む場合は、家賃6万2500円未満であれば家賃の4倍の月収、家賃6万2500円以上20万円未満であれば25万円以上の月収、家賃20万円以上であれば40万円以上の月収が必要です。例として家賃5万円の物件の基準月収額は20万円です。

おしゃぶりは慣れない育児を助けるママやパパの味方

そもそもおしゃぶりは積極的に使うものでもなく、特に母乳育児の場合は嫌がる赤ちゃんも多いので、無理に使う必要はありません。もちろん、使用すること自体を否定するわけではありません。また、使用については賛否両論あり、使おうかどうか悩んでいる方や不安に感じている方も多いでしょう。

スムーズに寝かし付けたいときや泣きやませたいとき、指しゃぶり防止などに役立ちますが、本当に必要な場合のみの使用を心掛け、赤ちゃんの成長に応じて使用頻度を減らしていくなどしましょう。上手に活用すれば心強い育児の便利グッズとなるでしょう。

親も子供も毎日のびのびと過ごせるのが一番です。赤ちゃん時代の心配や悩みは尽きませんが、子供の成長は早いもので、あっという間に大きくなってしまいます。伸びやかに子供の成長をはぐくみ見守るためには、住環境の見直しも選択肢の一つです。引っ越しの初期費用を抑えたい方や、収納も充実したゆとりある間取りの住まいを探している方は、全国各地にさまざまな間取りの物件を保有しているUR賃貸住宅をチェックしてみるのも良いかもしれません。恵まれた環境の中、便利な育児グッズを上手に取り入れながら、楽しく子育てに取り組みたいですね。

監修/高祖 常子

おしゃぶりに関するよくある質問(FAQ)

Q.おしゃぶりはいつから使えますか?
A.おしゃぶりの中には、生後0カ月の新生児から使用できる商品もあります。ただし、商品によって対象月齢が異なるため、必ずパッケージ等などに記載されている月齢の目安を確認し、赤ちゃんの成長に合ったものを選びましょう。
Q.おしゃぶりにはどんな効果がありますか?
A.赤ちゃんは何かを「吸う」ことで安心感を得ると考えられているので、おしゃぶりには赤ちゃんを落ち着かせて泣きやませる効果や、寝かし付けのサポート、指しゃぶりの代用といった効果が期待できます。
Q.おしゃぶりは歯並びに影響しますか?
A.長期間の使用や、4歳を過ぎてもおしゃぶりを卒業できない場合は、歯並びやかみ合わせに影響を与える可能性があるといわれています。気になる場合は、かかりつけの小児科医や歯科医に相談しましょう。
Q.おしゃぶりはどのように消毒すれば良いですか?
A.赤ちゃんが直接口にするため、哺乳瓶などと同様に清潔に保つことが重要です。主な消毒方法には、「煮沸消毒」、「電子レンジで加熱消毒」、「消毒液の使用」の3種類があります。商品によって推奨される消毒方法が異なるため、必ず説明書を確認しましょう。
Q.おしゃぶりはいつまでに卒業させるべきですか?
A.一般的に2歳半ごろまでには卒業させることが望ましいとされています。赤ちゃんの歯が生え始めるまでには使用を減らし、成長に伴って口遊びを始めたら、歯固めなどの代替品を検討すると良いでしょう。
Q.おしゃぶりを嫌がる赤ちゃんには使用しない方が良いですか?
A.おしゃぶりは赤ちゃんの成長・発育に必須のものではなく、育児の負担を軽減する便利なグッズととらえ、必要だと感じたときに与えるようにしましょう。特に母乳育児の赤ちゃんは、おしゃぶりを嫌がることも少なくないので、無理に使用しないようにしましょう。
記事のまとめ

赤ちゃんが落ち着き、育児ストレス軽減にも効果があるおしゃぶり

  • ・生後0カ月から使用可能で、月齢に合わせた商品選びがポイント
  • ・赤ちゃんの寝かし付けやぐずり対策など、育児の負担軽減を目的とした便利グッズ
  • ・必要な場合のみ与え、2歳半をめどに中止するのが望ましい
  • ・UR賃貸住宅は収納が多く広々とした間取りの住まいが全国各地にそろい、お得な家賃プランもあるため子育て世帯におすすめ

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