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子供と一緒にお風呂を楽しもう!事前の準備やおすすめの遊び
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赤ちゃんのころの沐浴(もくよく)はスムーズだったのに、いつしか風呂嫌いになり入浴させるのが大変になった。そう感じているママやパパも少なくないのでは。おむつ替え、離乳食の準備と、毎日忙しい乳幼児期の育児ですが、ここではバスタイムを親子で楽しむコツを紹介します。また万一の事故を防ぎ、子供が安心して過ごせるお風呂場のポイントも解説。子育て世帯におすすめの賃貸住宅もお伝えしますのでぜひ参考にしてください。
子供とのお風呂をスムーズにこなすための準備
子供の発育に合わせた入浴方法を選び、使用するベビー用品は対象年齢を確認して購入します。大人と同じ湯船を使うようになったら、温度や湯量に注意が必要です。
●お風呂の温度や深さを子供に合わせる
- ・お風呂のお湯の温度はややぬるめに設定する
- 生後1カ月ころまでは、ベビーバスなどで赤ちゃんだけをお風呂に入れる沐浴(もくよく)をします。生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が十分でなく、感染症にかかりやすいため、パパやママと一緒の湯船に入れないためです。毎日基本的に1回、湯船に漬かる2~3分と体を洗う時間を含めて10~15分程度、お湯の温度は夏38℃/冬40℃ぐらいで、湯冷めしないよう室温は20℃以上にした方が良いでしょう。ただし、お風呂に入る時間は気候や子どもの体調などによってまちまちなので、あくまで参考程度とし、「温まったな」と思う程度で十分です。体をきれいにするだけでなく、まだ言葉を話せない赤ちゃんとの大切なスキンシップの時間になります。
- 大人と一緒の湯船に入るのは、1カ月健診のときに「もう大丈夫」という回答をもらってからの方が心配ないでしょう。一緒に入浴する前に忘れずにチェックしたいのがお湯の温度です。まだ皮膚自体が薄くてデリケートな乳幼児にとって、大人と同じでは熱く感じる可能性があり、皮膚のバリア機能を低下させることにもつながります。お湯の温度は沐浴(もくよく)と大体同じで、季節に合わせて38~40℃ぐらい、入浴は体を洗う時間と湯船に漬かる2~3分の時間も含めて10~15分を目安にしましょう。
- ・お風呂のお湯は浅く入れる
- 自分で歩けるようになるころには、子供を湯船に立たせて、その間に親が体を洗うという場合もあるようですが、子供だけを湯船に入れるのは絶対にやめましょう。足腰が成長途中の乳幼児期の子供は、お湯の中でバランスを取るのが難しく、わずか数センチの水かさでも溺れることがあります。子供は静かに溺れるので気付くのが遅れることもあります。湯船に入れるときは、ママやパパが一緒に入るようにします。
- 国の調査(※)では子供の「溺水(溺死)事故(2016~2020年)」278件のうち、131件が浴槽で起きています。年齢別では0~1歳は浴槽での溺水、より活動的になる5歳以上は自然水域での溺水事故が多くなっています。不慮の事故による子供の死亡者数は減少傾向にあるようですが、4歳までは死亡事故の発生場所のうち8~9割が家庭内というデータもあります。2歳、3歳と活動的になってくる時期は特に注意しましょう。
- ※出典:子どもの不慮の事故の発生傾向(消費者庁消費者安全課)
- https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/meeting_materials/assets/consumer_safety_cms205_220328_03.pdf
●お風呂の便利グッズを用意する
- ・お風呂マットやバスチェア
- 大人二人で子供を入浴させる場合、一人が先に自分の体を洗い準備ができてから子供を受け取れますが、いわゆるワンオペ状態の場合は慣れるまで何かと大変かもしれません。ずっと子供を抱いたままでは自分の体を洗えませんが、硬く冷たい洗い場の床にじかに寝かせたり、座らせたりするのは安全面で不安があります。そこで便利なバスグッズが、クッション性の高いお風呂マットや子供の転倒を防ぐバスチェア(ベビーチェア)です。
- お風呂マットは子供が一人で歩けるようになり、小学生になってからもすべり止めや転倒時の安全対策として長く使えます。一方、バスチェアは生後1~2カ月くらいの首が据わる前の早い時期から使える角度が付いたタイプの商品もあります。親も子供も安心感を持って入浴できるという点でバスチェアは優れていますが、成長とともにサイズの大きなものに買い替える必要があるので選び方に注意しましょう。
- ・子供用バスローブ
- お風呂上がりは湯冷めしないよう、脱衣所に出たら大きなバスタオルでしっかりと体を拭き、着替えさせる必要があります。兄弟姉妹と一緒の入浴や、大人が一人しかおらず手が離せないときなどに便利なのが子供用バスローブ。お風呂上がりにサッと羽織らせるだけで水分を吸収し、保温してくれます。
- 子供用バスローブは、お風呂タイムだけでなく、プールや海水浴など水遊びのシーンでも、バスタオルの代わりとして活躍します。また、お昼寝時の冷え対策など、住まいの環境や季節に合わせて軽めの上着として使うこともできます。男の子用、女の子用とも、年齢に合わせてさまざまなサイズがありますので、子供と一緒にお気に入りのデザインを探すと良いでしょう。
子供とお風呂で楽しめるおすすめの遊び
シャンプーやシャワーが苦手。イヤイヤ期でお風呂の何もかもを拒否。そんな子供でもバスタイムが楽しくなる、おすすめの遊びを紹介します。ぜひ試してみてください。
●お風呂ならではのおもちゃで遊ぶ
1年中いつでも思い切り水遊びができるのがお風呂。子供が喜ぶおもちゃでお風呂の時間を楽しくしましょう。例えば、かわいいジョウロを使ってお風呂に雨を降らせたり、体に掛けたりして遊んでいるうちに、苦手なシャワーも克服できるかもしれません。湯船でじっと漬かっていられないときには、水に浮くおもちゃがおすすめです。動物をモチーフにしたものなど、さまざまなデザインがあり、並べたり数えたりする練習もできます。
浴室の壁に自由にお絵描きができるお風呂クレヨンなら、遊びながら創造性をはぐくむこともできそうです。安全性の高い顔料を使用したものなら、そのままスポンジで洗い流せるので安心です。子供がお風呂に入る動機付けとして、バスボールなどの入浴剤を子供と一緒に選ぶのも方法の一つ。カラフルな色や、フルーツなどバラエティー豊かな香りは、ママやパパも元気にしてくれます。
●シャンプーの泡を使って髪型遊びをする
まだお風呂に慣れていない乳幼児期の子供の中には、水が怖いと感じている子もいます。顔にシャワーが掛かるのが苦手で、水音の響きに敏感になる子供もいるでしょう。体を洗うより、シャンプーの方が顔に泡やシャワーがかかるため、嫌がられることが多いようです。
そんなときは、浴室の鏡に向かって、シャンプーで泡立てた子供の髪を使い、自由に髪形を変えて遊んでみてください。動物の角や耳などの形でかわいくしたり、七三分けで大人っぽくしたり、さまざまな変身を楽しんでいるうちにシャンプーが苦手という気持ちも軽減されるかもしれません。子供だけでなく、親も一緒に楽しい気持ちになることが大切です。
●タオルの風船を作ってぶくぶく遊びをする
おもちゃなどを購入しなくても、どこの家にもあるタオルで簡単にできる遊びがあります。ママやパパも子供のころ夢中になったことがあるかもしれません。“タオルクラゲ”とも呼ばれますが、水に濡らしたタオルに空気を入れて湯船に沈めることで、タオルの風船ができます。これを浮かべたり、沈めたり、浮力で動かしたり、ぶくぶくと気泡を出したり。シンプルですが子供の興味を引き付ける遊びです。水中で一気につぶすと泡になった空気が湧き出し、大盛り上がり間違いなしです。
●お風呂で歌を歌う
子供をリラックスした気持ちにさせるには、お話をしたり、一緒に歌を歌ったりするのが効果的です。浴室は音が反響しやすいので、コンサートホールのような雰囲気で歌を楽しむにはぴったりです。童謡や子供が好きなアニメの主題歌などはもちろん、お風呂に関する歌など、お風呂に入るときのテーマソングを決めても良いでしょう。歌があることでスキンシップも自然とでき、体や頭を洗ったりするのがスムーズになります。
子供とお風呂に入るときの注意点
体の小さな子供が大人と同じ湯船を使うのは大変です。何が危険かを知らず、確認や注意する能力も不十分なため、一人で入浴できるようになるまで必ず見守ってあげましょう。
●子供から目を離さない
前述の通り、小さな子供が家庭の浴槽で溺れて亡くなるケースは少なくなく、交通事故で亡くなるケースに次いで多いともいわれます。意外なことにお風呂での事故の多くが、大人と一緒にいるときに起きており、大人が髪を洗ったり、着替えをしていたりする、ほんのわずかの間に発生しているようです。入浴中は常に子供から目を離さず、声掛けをして状態を確認するようにしましょう。
乳幼児期は体の重心が頭方向にあり、転倒しやすく起き上がりにくいため、水かさが少ないからといって安心できません。実際の多くの事故では、子供が状況を理解できず、声を出す余裕がないまま、無言で溺れていることが分かっています。息をしようともがいてバチャバチャと水音を立てている様子が、遊んでいるだけと誤解される可能性もあります。入浴時以外でも湯船に水をためているときは、浴室に一人で入れないよう、鍵を閉めるなどしておきましょう。
●長時間の入浴は避ける
まだ皮膚が薄い乳幼児期の子供は、温度などの刺激に敏感なため、大人よりお湯を熱く感じやすいといわれます。また、体温調節能力が未発達で体も小さいため、体内に熱をこもらせやすい傾向にあるようです。そのため大人と同じように肩までしっかりお湯に漬かると、のぼせなどによる事故につながる可能性もあります。
お風呂が楽しくなるとつい長湯したくなるところですが、乳幼児期の入浴は体を洗っている時間と湯船に漬かる2~3分の時間も含めて10~15分程度が望ましいとされています。お風呂に入るのも疲れます。まだ体力のない子供のために、お湯の温度はもちろん、入浴時間についても大人がきちんと管理しましょう。
●危険なものを置かない
毎日のように浴室で使うものでも、子供にとって危険なものは置きっ放しにしないようにしましょう。浴室用の洗剤、塩素系カビ取り剤、カミソリなど、触れると事故や大けがにつながるものは必ず片付ける習慣を持ちましょう。歯ブラシや固形せっけんなど、それ自体はそれほど危険でなくても、口に入れたりする可能性のあるものは、すべて子供の手の届かない場所に置くようにします。
子育て世帯ならUR賃貸住宅を選択肢に
住み替えを検討中の子育て世帯の選択肢としておすすめなのがUR賃貸住宅。多様な間取りや充実した収納、緑豊かな周辺環境、子育て世帯向けのお得な家賃プランが特長です。
●子育て世帯向けの家賃プランが豊富
子供の成長に合わせて、そのとき必要な間取りや部屋数の住まいに引っ越し、住居費を節約しながら快適に暮らしたいと考える家族も多いでしょう。一般的に住み替えには初期費用で多くのお金がかかりますが、UR賃貸住宅なら礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要となっています(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみというのも特長です。
しかも、所定の条件を満たせば家賃そのものがお得になるファミリー向けのプランがあり、特に子供がいる世帯や、新婚世帯向けのプランが充実しています。これを利用することで、お得な家賃で一定期間住み続けることができるため、何かと物入りな子育てファミリーにとってはうれしい魅力といえるでしょう。所得要件や年齢制限などが設けられているので、事前に確認することをおすすめします。
●ゆとりある間取りの賃貸住宅も多数取り扱っている
独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は全国に約71万戸もあり、都市部のタワーマンションや、自然が豊かな郊外に広がる低層の集合住宅など、さまざまなタイプがそろっています。特に郊外の物件は比較的ゆとりのある間取りが多く、現代のニーズに合わせて建て替えやリノベーションが行われている物件も多数あり、収納なども充実しているので子育てファミリーに人気です。
建物同士がゆったりした間隔で建てられ、敷地内や近隣に広場や公園、プレイロットのある物件も多く、植えられた木々や草花から自然を身近に感じられます。「歩車分離(歩道と車道を分ける)」が採用された物件では、敷地内に許可を得た車しか入れないエリアが設けられています。子供と安心して散歩ができ、のびのびと遊べる場所も確保され、子育てしやすい環境が整っています。
子育てしやすい環境へ引っ越そう!
子供がお風呂に一人で入り始める時期、子供部屋が必要になるタイミングで引っ越しを検討する家族は少なくないでしょう。しかし、本当に子供部屋が必要な期間はせいぜい十数年程度で、その後はまた必要な部屋数が減るのが一般的です。一定期間だけ、子育てをしやすい間取りや部屋数の住まいに暮らすことを考えるなら、初期費用と住居費を抑えられる住宅への住み替えがおすすめです。
UR賃貸住宅には敷地内や近隣に公園や広場のある物件も多く、子供を思い切り遊ばせることができますね。保育園や幼稚園、学童クラブなどの施設や、医療機関が近くにある物件もあり、子供の急な体調変化にも対応しやすく安心です。URのHPで、希望する間取りやエリア、家賃の範囲などを設定して検索すれば、スーパーマーケットや商店街といった周辺の生活情報まで確かめることができます。ぜひHPをチェックしてみてはいかがでしょうか。
監修/高祖 常子
乳幼児期の子供のお風呂には、ママとパパの見守りが不可欠!
- ・子供が一人で入浴できるようになるまでは、「体を清潔にし」、「バスタイムを盛り上げ」、「安全に配慮する」のはママとパパの大切な役割
- ・子供がすくすく育つよう、成長に合わせて子育てしやすい間取りや部屋数、周辺環境の住まいを選ぶことが大切
- ・UR賃貸住宅なら豊富な物件から条件に合った住まいを選べ、住み替えの初期費用も節約が可能で、お得な家賃プランで住居費を抑えられる
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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