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賃貸1階に住むデメリットは?注意点と物件選びにおすすめのサービス

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賃貸物件の1階は一般的に人気が低く、家賃が安くなる傾向にあるといわれています。防犯性が低い、日当たりが悪いなどのイメージが不人気の理由ですが、物件によってはデメリットが気にならないかもしれません。今回は、建物や周辺環境を見極めることで、快適に暮らせて家賃を節約できる“1階の物件選びのコツ”を解説。さらに、豊富な間取りから選べて、入居時の初期費用も抑えられる、おすすめの賃貸住宅サービスも紹介します。

賃貸物件の1階に住むメリット・デメリット

はじめに、1階の部屋を検討する際に知っておきたい基本を解説します。入居後にトラブルや後悔のないよう、メリット・デメリットの両方をきちんと理解することが大切です。

●1階に住むメリット
・家賃を節約できる可能性がある
アパートでもマンションでも、一般的に集合住宅の1階は家賃が安い傾向があるようです。これは次項で解説するようなデメリットを気にして、同じ建物の中でも階数が2階以上の部屋を希望する人が多いためです。駅からの距離などの立地、間取り、築年数といった条件が同じなら、1階の方が競争率は低く、家賃も抑えやすいといえるでしょう。これは最初に押さえておきたい大切なポイントです。
・建物を上り下りせずに済むので便利
当たり前のことですが、1階に住まいがあれば、階段やエレベーターで上り下りする必要がありません。引っ越しの際の荷物の搬入がしやすく、業者に依頼する際の時間や費用も、上層階と比べて抑えられる可能性があります。入居後の毎日の生活でも、仕事や買い物での外出や、ごみ出しなどが楽に行えます。万一地震などの災害時に停電して、エレベーターなどの設備が使えなくなっても避難がしやすいので安心です。
・下の階を気にせず暮らせる
1階の物件には、ベランダがなくても専用庭が設けられていることがあります。管理規約の範囲内でガーデニングや家庭菜園などを楽しめ、小さな子供がいる家族であれば、遊び場として利用することもできます。また、元気な子供が室内で走り回っても、1階なら足音などの生活音が階下に響くことがありません。自分が原因となる騒音トラブルのリスクを、必要以上に心配せずに済むのもメリットといえるでしょう。
●1階に住むデメリット
・騒音が気になる場合がある
上階の入居者の生活音、いすを引く音や足音などの騒音に悩まされる可能性があるのは、1階も2階以上の部屋も同じです。しかし、1階は周辺の道路を通る自動車が発生する騒音や、歩行者の話し声なども入りやすいため、内外のさまざまな騒音がストレスの原因になりやすいといえるでしょう。このような音のトラブルのリスクは、一戸建て賃貸や、1階建ての平屋の賃貸などにも同様にあります。
・日当たり、湿気、害虫の侵入が気になりやすい
駅に近い密集地など建物が多い地域では、1階部分の日当たりが悪く、日陰になるケースもあります。外の視線が気になりカーテンを引くことが多ければ、室内は暗くなりがちに。地面からの湿気や冷気も伝わりやすいので、風通しが悪い場合は、カビに気を付けた方が良いでしょう。上の階と比べて、蚊などの害虫が室内に侵入しやすい点にも注意が必要です。窓を開けて換気するときは、必ず防犯面のリスクも考慮しなければなりません。
・防犯対策やプライバシー対策が求められる
1階の部屋は、空き巣や不審者が侵入しやすいといわれています。近年、玄関錠の防犯性能が向上したこともあり、窓を侵入経路とする手口が多くなっているようです。また、道路に面している場合は人目に付きやすいため、室内が丸見えにならないようプライバシー対策が必要になることもあります。防犯対策を重視するなら、高層階でない限り、女性の一人暮らしでは洗濯物を外に干すのを避けた方が良いでしょう。

1階に住む際の物件選びで注意したいポイント

不動産情報サイトなどで希望に合った1階の物件が見つかったら、不動産会社に相談して必ず内見をしましょう。不安な点をチェックすることが後悔しない部屋選びのコツです。

●物件の防犯性をチェックしておく

近年、セキュリティー対策が充実した賃貸マンションが注目されています。エントランスのオートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラ、玄関ドアのダブルロックなどの設備に加えて、管理人がいる物件ならなお安心です。人目を避けたがる空き巣や不審者には、管理人の存在が防犯効果を発揮します。また何かあったときにすぐ相談できる心強さや安心感もあります。共用部分がきちんと清掃された物件は、管理が行き届いている証しといえるでしょう。

●周辺エリアの治安を踏まえて選ぶ

1階に住むなら、防犯とプライバシーの面で心配な点はできるだけクリアにしたいところ。物件があるエリアの治安について、警察や自治体のHPで確認できる場合があるのでぜひ利用してください。また、内見の際には最寄り駅からの道を実際に歩き、昼だけでなく夜の時間にも再訪するのがおすすめです。人通りが多く、夜に街灯がついているエリアは、防犯面で安心感があります。道路のごみや、落書きが多くないかなどもチェックしましょう。

●騒音対策では建物の構造に注目する

1階は階下との騒音トラブルの心配が少ない一方で、上階からの生活音に加えて、道路など外からの騒音が入りやすくなります。防音性に優れた建物の方が快適に暮らせるでしょう。木造(W造)は風通しが良い半面、音を通しやすいのが弱点。鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)なら、密度の高いコンクリートの壁や、隙間ができにくい構造で、騒音の低減が期待できます。特に音が気になるという方は、ぜひ建物の構造にも注目してください。

足音が気になりにくい賃貸1階の物件はUR賃貸住宅で探そう!

子育てファミリーなど、静かに暮らせる1階の住まいを探している方におすすめしたいのがUR賃貸住宅。防音性の高い建物、住居費を節約できる仕組みなどに特長があります。

●UR賃貸住宅とは?

独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件で、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため初期費用を大幅に抑えることが可能です。また、保証人だけでなく保証会社も不要で、契約更新時の更新料の負担もなく自動更新されます。このように住居費を節約できるうれしい特長がいろいろあります。

全国に約71万戸もの物件があり、「こんなお部屋で暮らしたい」という希望に応える、さまざまな広さや間取りの物件がそろっています。鉄道路線、エリア、家賃などの条件からHPで簡単に検索ができ、「階下の住戸を気にせず暮らしたい」、「隣戸の音の影響を受けにくい方が良い」などの希望に合わせて、「1階」、「角部屋」など詳細な条件での検索も可能。家族構成やライフスタイル、好みに合った住まいを探すことができます。

●1階の部屋でも足音が気になりにくい理由

URの建物のほとんどが、頑丈な構造の鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)です。その安全性や耐久性、メンテナンス性などの住宅性能の高さは、国土交通省が指定した第三者機関の評価を受けています。耐震性や耐火性だけでなく、音をコンクリートの厚みで低減することで、遮音性にも優れているため、住まいの防音対策という点でもメリットがあります。

木造(W造)や鉄骨造(S造)の建物と比べて、防音性が高い鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物なら、上階の足音などの生活音だけでなく、外からの騒音についても低減される場合が多くなると考えられます。賃貸の集合住宅で1階の物件を探している方には、快適性の面からもおすすめできます。

1階のデメリットを解消し、メリットを生かすならURがおすすめ!

部屋探しの際に、何となくのイメージや思い込みで1階を選択肢から外してしまうと、家賃などのメリットがある物件を見逃すことになるかもしれません。例えば、マイホーム購入を計画している場合に、家賃が安めの1階の物件に住んで、住宅ローンの頭金を貯めるという方法もあります。1階で暮らすデメリットや不安な点を解消した上で、メリットをうまく生かすことを検討してはいかがでしょうか。

UR賃貸住宅は、防音性に優れた鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で建てられていることが多く、1階でも騒音に悩まされる可能性が低くなります。また、「間取り」、「家賃」はもちろん、「1階」、「角部屋」、「防犯カメラ」、「オートドアロック」、「モニター付きインターホン」など条件を設定して、HPから簡単に検索ができるのもうれしいポイント。情報サイトや不動産屋さんでの物件探しの際も、URを候補に入れて検討されることをおすすめします。

監修/加藤 哲哉

記事のまとめ

UR賃貸住宅なら、希望の条件で住まいを探せて、費用も抑えられる!

  • ・1階はデメリットばかりでなく、メリットもあるので、物件をうまく見極めることが重要
  • ・URは、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造がほとんどなので、防音性が高く快適に暮らせる
  • ・オートロックや防犯カメラなどの設備がある防犯性の高い物件もHPで簡単に検索可能
  • ・すべての物件の礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要、初期費用を大幅に節約できる

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