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一人暮らしにぴったりのテレビサイズは?選び方のポイント

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テレビ番組を視聴する以外にも、好きな映画やネット動画を楽しんだり、趣味のゲームで遊んだり…。「テレビは暮らしに不可欠」という人も多いのではないでしょうか。ひと言にテレビといってもメーカーや価格から、画面サイズや機能・性能までさまざま。今回は「どの商品を選んだら良いか分からない」という一人暮らしの人に向けて、部屋の広さや用途、それぞれのこだわりに焦点を当てた、最適なテレビの選び方を紹介します。
テレビサイズの基礎知識や解像度の違い

「40Vってどのくらいの大きさ?」、「画質の違いってどこで分かるの?」。テレビを購入する際に知っておきたい、基本的な知識を分かりやすく解説していきます。
●テレビサイズの基礎知識
テレビサイズはもともとインチで表されていました。1インチは2.54cm。表示の大きさはフレームを含めた対角線上の長さとなっています。例えば、32インチ(32型)のテレビは、フレームも含めたテレビの対角線の長さが32インチ(約81cm)で、縦の長さは約39cm、横の長さは約70cm。40インチ(40型)の場合は対角線の長さが40インチ(約102cm)で、縦の長さは約49cm、横の長さは約88cmになります。
しかし現在ではほぼ「V」で表示されています。Vとは「ビジュアルサイズ」の略で、フレームを含まない画面のみのサイズのことです。例えば32Vのテレビは、フレームを含まない液晶パネル自体の対角線の長さが32インチ(約81cm)となるため、32インチテレビよりも画面がやや大きくなります。以前はブラウン管のテレビも見られましたが、現在は液晶テレビが主流です。
●ハイビジョン(HD)とフルハイビジョン(FHD)、4Kの違い
テレビの解像度は画素数で表現され、画素数が多いものほど解像度が高く、細かい部分の映像まできれいに映ります。よく耳にするハイビジョン(HD)、フルハイビジョン、(FHD、フルHD)、4Kの中では、4Kが最も画素数が多く高画質。ハイビジョン(HD)は現状主に放送されているサイズで、1280×720画素以上のものを指します。フルハイビジョンの解像度は1920×1080画素。4Kの解像度は3840×2160画素で、フルハイビジョンの約4倍の画素数となります。
32Vならハイビジョン、40V前後はフルハイビジョン、50V以上は4Kが主流となっており、画質を重視するなら4Kがおすすめといえますが、サイズが大きく比較的高額になりやすいため、価格を重視するならハイビジョンテレビも選択肢に入れると良いでしょう。
一人暮らしの部屋に合うテレビサイズの選び方

「大き過ぎて見にくい」、「小さくて物足りない」。部屋のサイズに合わせてテレビを選べばそんな失敗も防げます。ここではサイズ選びのポイントを見てみましょう。
●視聴距離を重視してテレビサイズを選ぶ
視聴距離とは、テレビの画面を見るために適した距離を指します。視聴距離を適切に守ることで、快適なテレビ観賞が可能になります。基本的にテレビの視聴距離は「テレビ画面の高さ×3」が目安。例えば24Vテレビの場合は高さが約35cmなので、高さ約35cm×3=約105cmが最適な視聴距離となります。
ただし、高解像度の4Kテレビの場合は近づいても画面が鮮明なので、目安は「テレビ画面の高さ×1.5」。狭い部屋にできるだけ大きなテレビを置きたい場合は4Kを選択するのも一つの手です。
ハイビジョンやフルハイビジョンテレビの場合、4畳半~6畳の部屋なら24~32V、8畳なら40V未満、12畳以上になると40V以上のサイズがおすすめです。4Kテレビであれば、6畳の部屋でも43Vや46Vでも視聴しやすいといえますが、圧迫感が出てしまう点に留意が必要となります。
テレビサイズ以外に注目したいポイント

サイズのほかにも用途によってテレビ選びのポイントは異なります。さまざまな性能を持つ製品が開発されているので、どんな機能があるのかもチェックしてみましょう。
●画質
スポーツ観戦や映画鑑賞、ゲームなどを楽しみたい場合は、臨場感を楽しめる4Kテレビなど、高画質なモデルが向いています。4K放送では精細な画質に加えて、多彩な色、明るさの表現も豊かになっているため、よりリアルな映像体験が楽しめますが、BS・110度CSデジタル対応の4Kチューナーやアンテナを別途用意する必要があります。また、液晶のバックライトも見やすさの鍵。直下型とエッジ型に大きく分けられ、液晶パネル背面にLEDバックライトが敷きつめられている直下型の方が高精細となります。
さらに最近では液晶パネルより鮮明な色彩を表現し、ほぼ180度の視野角を持つ、有機ELテレビも登場。しかし、液晶テレビよりも高価格で45V以上の大型サイズとなっているため、設置スペースや視聴距離の確認など、十分な検討が必要となるでしょう。通常の液晶テレビでも、映像をきれいに倍速表示できるモデルや、遅延の少ないモデルも販売されています。
●録画機能
見逃したくない番組を録画できる機能があると便利です。録画機能内蔵タイプなら、外付けHDDを購入しなくても良いでしょう。外付けHDDを設置する場合は、別途購入費用もいりますが、必要に応じて録画容量を増やせるなどのメリットがあります。
さらに1台のテレビで同時に視聴・録画できる番組の数はチューナーの数に依存するため、裏番組の録画がしたい場合や複数の番組を録画したい場合は3基以上のチューナーを搭載した製品が良いでしょう。チューナーは後付けができないため、購入までに必要数をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
●通信機能
地上デジタル放送、BS放送・CS放送に加えて、インターネットコンテンツなどを見ることができる「スマートTV」も販売されており、インターネットに接続できると、動画配信サイトの視聴も可能となります。Android TV搭載モデルはテレビにアプリをダウンロードすることが可能。接続方法は、無線LAN接続(Wi-Fi)と有線LAN接続(LANケーブル)があります。メーカーや製品によって使い方・機能などは異なりますが、広い動画コンテンツを楽しめるのが魅力です。
●接続端子
ゲームやレコーダー、パソコンなどを接続する際に必要となる、テレビ本体の接続端子(主にHDMI)も確認しておきましょう。端子の数は使用したい外部機器の数を参考にすると良いでしょう。
●モデルや価格の比較方法
テレビ選びで迷ったら、家電量販店で実際の製品を確認することはもちろん、ショッピングサイトなどで気になる製品の口コミを参考にするのも一つの方法。さまざまなメーカーをチェックしてみるのもおすすめです。
●テレビを楽しめる部屋選び
落ち着いてテレビや動画視聴、ゲームを楽しむためには視聴環境も見落とすことができないポイントです。全国各地にさまざまなタイプの部屋を用意しているUR賃貸住宅なら、テレビをゆったりと楽しめる希望の物件がきっと見つかります。
一人暮らしを始めるならUR賃貸住宅で部屋を探そう

一人暮らしを検討している人におすすめしたいのが、全国各地に多くの物件があり、初期費用も抑えられるUR賃貸住宅。一人暮らしにうれしいお得な制度やプランをご案内します。
●UR賃貸住宅とは
UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。
●UR賃貸住宅の4つの特長でお得に引っ越し
URは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。
●一人暮らしにうれしいUR賃貸住宅のお得な家賃プラン
URの「U35割」は、3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
●URライト(定期借家)で家賃負担を軽減
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。契約期間中に月額家賃が変更されることはないため、安心して利用できます。期間が決まっている単身赴任の方や、卒業までの住まいをお探しの学生などにおすすめです。
視聴距離に適したサイズと用途に合わせた性能がキーポイント

快適にテレビを楽しむためには、サイズ選びが重要です。フルハイビジョンの場合、4.5畳未満の部屋なら32V、4.5~6畳なら40~43V、8畳なら49V、8~10畳なら52Vが目安となる最適サイズとなります。臨場感を重視したい場合は画面サイズが大きくハイビジョンテレビよりも最適視聴距離が短い4Kテレビを選択するのも良いでしょう。
また、使う人の用途やこだわりによって必要な機能や性能が付加されたモデルを選択すると、より一層快適な視聴環境が整います。「大きなテレビが置きたい」、「静かな環境で視聴したい」といった場合には、思い切って引っ越しを考えるのも一つ。UR賃貸住宅なら一人暮らしに適したさまざまな物件が全国各地に用意されています。引っ越し時の初期費用も抑えられ、月々の家賃がお得になる各種プランも大きな魅力です。少しでも気になった方はぜひ気軽に詳細をチェックしてみてください。
監修/コヤマ タカヒロ


部屋の広さや目的に合わせてテレビを選び、快適な一人暮らしを
- ・現在サイズはVで表され、HD、FHD、4Kの順に解像度が高くなる
- ・適正視聴距離は「テレビ画面の高さ×3」が基本。4Kの場合は「テレビ画面の高さ×1.5」
- ・さまざまな機能が付いたモデルが販売されているので、用途やこだわりに合わせて選べる
- ・UR賃貸住宅では、テレビライフを満喫できる一人暮らし向けの部屋が全国各地にあり、お得な家賃プランも用意されている

くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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