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イベント「あそびばの日」で知る脱水症対策!交流から広がる地域の輪

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愛知県名古屋市の豊成団地
で、地域の交流イベント「あそびばの日」が開催されました。多世代が楽しめるさまざまな企画に加え、この日は、特別企画として株式会社大塚製薬工場「脱水対策課」による「脱水症・熱中症の正しい知識と経口補水液の適正使用セミナー」も実施。
楽しみながら交流を深めるとともに、脱水症について学び、日ごろの備えを見直す機会となりました。
脱水症から命を守る。「脱水対策課」が伝える予防とセルフケア
近年、脱水症や熱中症による健康被害は深刻さを増しています。名古屋は、三方を山に囲まれた地形のため熱が逃げにくく、2024年の猛暑日の日数は平年の3倍以上を記録。日本でも屈指の、脱水症、熱中症のリスクが高いエリアです。

「脱水症で亡くなる人をゼロにしたい」との思いから、株式会社大塚製薬工場では2026年4月に「脱水対策課」を発足。その取り組みの一つとして、豊成団地で行われているイベント「あそびばの日」の特別企画として脱水症対策のセミナーが行われました。

セミナーでは「脱水対策課」のメンバーが、脱水症や熱中症が起こる要因や症状、メカニズムを解説。脱水は熱中症につながるリスクがあることを踏まえ、1日8回を目安に小まめに水分補給をする大切さや、体のだるさなど少しでも異変を感じた際には、早めに体を冷やすなどの対処法を説明しました。

自分でできる脱水チェックでは、手の甲の皮膚をつまんだ後、元に戻るまでに時間を要していないか、手が冷たくなっていないか、口の中や舌が乾いていないか、爪を押した後の色の戻りが遅くないか、脇の下が乾き過ぎていないか、といったことが紹介されると、参加者はその場で自分の体を確認していました。

質疑応答では、「スポーツドリンクと経口補水液の違いを教えてほしい」といった具体的な質問が寄せられました。セミナー終了後も多くの参加者が残り熱心に質問する姿が見られ、身近なテーマだからこその関心の高さが伝わってきました。
参加者からは、「脱水症について知っているつもりだったが、細かく説明してもらえて理解が深まった」、「夜間のトイレが気になり、寝る前の水分補給を控えてしまうことがあるので気をつけたい」といった感想があり、学んだ内容を日々の生活に生かそうとする様子が印象的でした。
脱水対策課のメンバーの一人である瀬部さんに、今回のイベント開催に込めた思いを教えていただきました。

団地には脱水症リスクが高い子どもやシニア世代が多くお住まいのため、脱水症や熱中症に関する情報をお伝えする場として大きな意義があると考えています。
まだ「脱水症」という言葉や、その危険性は十分に認知されているとはいえません。一人一人がセルフケアによって脱水から命を守れる社会を目指して、今後も啓発活動を続けていきます。
今後も全国のUR団地で同様のセミナーを開催し、多世代に知識を広めていく予定です。
「あそびばの日」で「こんにちは」が増える団地へ
今回のセミナーが行われた「あそびばの日」は、豊成団地のコミュニティスペースで月に1回開催されている、団地や地域に住む人々の交流イベントです。毎回さまざまな企画が用意され、子どもから大人まで楽しめる場となっています。
この日は、「お菓子すくい」や、お菓子が入ったガチャガチャ、「すずしいところさがしゲーム」、「かべあーと」などが行われ、多くの参加者でにぎわいました。
「すずしいところさがしゲーム」は、参加者が温度計を持ち歩き、団地内で涼しい場所を探すというもの。楽しみながら場所による温度の違いを体感し、暑さを避けて過ごすための工夫を学びました。

「かべあーと」は、コミュニティスペースの前面ガラスに貼られた大きな紙に、毎月のテーマに沿って参加者がコメントを書き加えていく企画です。7月のテーマは「この夏なにする!?」。書き込まれたコメントを通して、面識のない人同士にも何気ない交流が生まれています。

「あそびばの日」を主催するのは、「豊成団地あそびば計画」。メンバーの長谷川さんに、活動を始めたきっかけについて聞きました。

豊成団地に引っ越してきて、団地内のつながりがとても少ないと感じたことが、活動を始めるきっかけでした。自分たちができることからはじめようと、有志のグループ「ほうせいだんちーず」を立ち上げ、LINE公式アカウントなども活用しながら、住民同士がゆるやかにつながり、必要な情報はちゃんと届くネットワークづくりに取り組んでいます。
「ほうせいだんちーず」で最初に行ったのは、お散歩ごみ拾いイベント。その後、謎解きやリサイクルイベント、本の日や防災訓練などを企画し、地域の人々が顔を合わせる機会を少しずつ増やしています。
そして、2026年5月からは「あそびばの日」をスタート。回ごとにテーマを変え、子ども向けの催しに加え、麻雀教室など大人も楽しめる企画を実施。多世代が気軽に立ち寄り、おしゃべりを楽しめる居場所づくりを進めています。

もともと人と話すのが好きなんです(笑)。だから、「こんにちは」と声を掛け合えるのはうれしいですし、気軽に相談できるような関係があるくらしは少しずつ楽しく良くなると考えています。
誰かが負担を大きく負うのではなく、みんなが「都合よく、楽しく、便利でうれしくなる」ような、ゆるいつながりを目標にしています。
「地域医療福祉拠点化」で実現する安心とつながりのあるくらし
今回のイベントが行われたのは、団地内にあるコミュニティスペース。希望すれば誰でも利用できる多目的スペースで、普段は子育てサロン、チェアヨガやマルシェなど、さまざまな催しに利用されています。

豊成団地では、多様な世代が安心して暮らし続けられる「ミクストコミュニティ」の実現を目指し、団地を地域の連携や協力の拠点とする「地域医療福祉拠点化」を推進しています。

団地内には保育園や学童保育所、子どもの居場所となる駄菓子屋、医療機関や連携コンビニなどがあり、小学校・スーパーも隣接するなど、子育てから日々の健康生活を支える環境が整っています。また、シニア世代の入居者が安心して暮らし続けられるよう、各種相談対応や定期的な見守り、交流を促すイベントなどを行う「くらしつながるサポーター」が常駐し、くらしを支えています。

団地に隣接する「愛知小学校」 
団地の敷地内にある「豊成保育園」
さらに、「あいちフェスタ」をはじめとしたイベントは、住民同士や地域のみなさんの出会いの場になっています。

豊成団地でコミュニティづくりに携わるUR中部支社ウェルフェア推進課の池本さんに、住民同士のつながりづくりへの思いや取り組みについてうかがいました。

屋外環境の整備やオートロックの設置などハード面の整備を進めてきた一方、あいちフェスタの開催や防災サークルの立ち上げ、ほうせいだんちーず、手芸部、らくらく日本語教室など既存団体との連携・活動支援、また団地内テナントの協力をいただきながら、住民同士が交流する機会をつくってきました。
目指しているのは、「お元気そうですね」と気軽に声を掛け合えるような、ゆるやかなコミュニティです。URがきっかけをつくり、やがて住民一人一人が「自分も何かやってみよう」と活動の輪が広がっていくことを期待しています。
「名古屋」駅や「ささしまライブ」の再開発エリアにも近い豊成団地。お住まいのみなさんがゆるやかにつながる取り組みが根付いてきています。こうした活動は、気軽に声を掛け合える関係をはぐくみ、多世代が心地よく暮らせるコミュニティを形づくっています。


豊成団地のイベント「あそびばの日」で「脱水対策課」のセミナーを開催!
- ・株式会社大塚製薬工場では2026年4月に「脱水対策課」を発足。その取り組みの一つとして、豊成団地で脱水症対策のセミナーを実施
- ・「あそびばの日」は、豊成団地のコミュニティスペースで月に1回開催されている、団地や地域に住む人々の交流イベント
- ・豊成団地では、団地を地域の連携や協力の拠点とする「地域医療福祉拠点化」を推進

愛知県名古屋市中川区豊成町1
あおなみ線「ささしまライブ」駅から徒歩12~15分、JR東海道本線「名古屋」駅からバスで12分、バス停から徒歩2~5分、近鉄名古屋線「米野」駅から徒歩12~15分。
「名古屋」駅へは自転車や徒歩でもアクセス可能。最寄り駅の「ささしまライブ」駅周辺には、商業施設やライブ会場などがあります。団地の敷地内には保育園が、また近くにも小学校があり、子育てにもぴったりです。

くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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