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「顔が見えるつながりをつくりたい!」お住まいのみなさんによる手づくりイベント、秋の「あいちフェスタ」

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愛知県名古屋市にある豊成団地別ウィンドウで開きますにて、秋の「あいちフェスタ」が開催されました。
団地にお住まいの方による「あいちフェスタサークル」とURが共催したイベントで、団地の中でのつながりをつくろうと定期的に行われています。
当日は、フリーマーケットや防災工作体験、さまざまなブースがあり参加者に自然と会話が生まれていました。

団地にお住まいのみなさんや、敷地内の店舗が出店

秋の「あいちフェスタ」は、豊成団地の広場で秋晴れの中にぎやかに開催されました。

広いスペースで行われていたのは、フリーマーケット
主に団地にお住まいの方々が出店。衣類や雑貨、日用品などが販売され、思わぬ掘り出し物に喜ぶ人も! 手作りのアクセサリーを販売しているブースもありました。
ご自身や子どもが着られなくなった衣類を販売していた方は「無料で出店でき、買い物にいらっしゃったみなさんと交流することができる良い機会になりました」と、楽しそうに話してくれました。

豊成団地で活動している「防災サークル『まな防』」のブースでは、チラシや新聞を使ってお皿やコップを作るワークショップを開催。いざというときに実践できる防災工作を体験することができました。参加者からは「折るだけで完成するので、家でも作ってみたい」と大好評!

団地内に店を構えるカフェや飲食店も、イベントに出店。
今年、団地にオープンした「Cafe&Bar ヒトトセ」のブースではコーヒーやアップルティー、フィナンシェ、アップルパイを販売。入れたてのおいしいコーヒーとスイーツを堪能できました。さらに、コーヒーのドリップ体験も実施。

「Cafe&Bar ヒトトセ」藤井さん

ブースには常連さんを含めてたくさんの人が来てくれました。もともと、「地域密着型で、みなさんに愛されるようなお店にしたい」と考えていたので、うれしいですね。
お店には団地にお住まいの方、家族連れ、近くにお勤めの方など多くのお客さんがいらっしゃっています。今後も地域のみなさんの憩いの場になっていければと思います。

ほかにも、団地内から中華料理屋「思郷熟食店」と「ファミリーマート 豊成団地店」、キッチンカーとしてお好み焼きハウス「とらじろう」、韓国料理「daria」が出店。食事を目当てにイベントに訪れる人の姿も見られました。

団地内にあるボクシングジム「BOXING LABORATORY」のブースでは、サンドバッグとミットでボクシングの基本が学べるようになっていました。

「URふるさと応援プロジェクト」からは、三重県津市と愛知県美浜町の自治体がブースを出店。このプロジェクトは、全国の自治体とUR団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす人々をつなぎ、その地域の活性化と団地やまちの魅力向上を目指すというものです。

三重県津市の「つじ農園」は、農薬不使用の「たらふく」の新米と、この米と抜群に合うオリジナルの白だししょうゆを販売。その場で試食ができ、商品の魅力を体感することができました。

隣では「鳥鹿養鶏園」が、卵を販売。添加物が入っていない飼料で育った鶏の卵「パイエッグ」は、「つじ農園」の米ともよく合いそうです。

愛知県美浜町のブースでは、のりやえびせんべいなどの特産品を販売。ご当地キャラクターの「のまっキー」は、子どもたちから絶大な人気を集めていました。

大道芸や謎解き、マージャンまで!?コンテンツがたくさん

会場がにぎわってきたころ、ステージでは大道芸人「オマールえび」さんのパフォーマンスがスタート! ダイナミックな芸を披露し、ステージ前に用意された席が埋まり、立ち見が出るほどの大盛り上がりでした。

団地内のコミュニケーションの活性化を目指して、ごみ拾いや散歩などの活動を定期開催している「ほうせいだんちーず」は、謎解きゲームを用意。敷地内に隠された秘密の暗号を並べてキーワードを導くゲームで、普段は見落としがちな細かい団地の設備や環境に改めて気付くことができました。

日ごろから団地の集会所で健康に関するサロンを開催している「みなと医療生活協同組合 あいち支部」のブースでは、血圧と握力を測定する「健康チェック」を実施。シニア世代の住民を中心に「一人一人をサポートしたい」との思いからサロンへの案内もしていました。健康を気遣い合えるつながりがつくれることは、団地ならではの魅力かもしれません。

集会所には、健康麻雀ができるスペースも。初心者でも楽しめるように、マージャンに詳しいスタッフがサポートしていました。

イベントから住民同士のつながりを広げる

イベントの企画・運営の中心となったのは、豊成団地にお住まいの方で構成されたサークル「あいちフェスタサークル」と、「防災サークル『まな防』」。団地の住民同士が、つながりを持つことを目的として昨年から活動しています。
今回のイベントについて、「あいちフェスタサークル」のホチョンさん、江口さん、「防災サークル『まな防』」の吉田さんにお話をうかがいました。

ホチョンさん

「あいちフェスタサークル」では、今回のようなイベントの運営団地内の小さな集まりのお手伝いをしています。
活動のベースとして一番大事に考えているのは、「団地でお互いを知ること」です。団地内に顔見知りがいた方が、いざというときにも安心ですよね。

イベントは普段会えない人と話すことができる貴重な機会です。主催者側である私自身も、イベントを通していろいろな人とつながることができました。

江口さん

豊成団地には単身の方も多くいらっしゃるので、イベントを通して横のつながりをつくってもらえたら、と思っています。また、団地内にあるお店に出店してもらうことで、お店のスタッフさんの顔が見える機会にもなっています。

古田さん

「防災サークル『まな防』」では、普段から集まって防災について考える場を設けています。今後は、もっと活動を広げたいですね。

こういったイベントや講座を通して、災害時にも声を掛け合える関係をつくれればと考えています。

会場には、団地にお住まいのみなさんが主体となっているからこその一体感がありました。今後もさまざまな催しを通して、少しずつ顔見知りを増やしていくことができそうです。

記事のまとめ

団地のつながりを広げるため、住民が中心となって開催したイベント「あいちフェスタ」

  • ・団地にお住まいの方、日ごろから団地で活動するグループ、団地内の店舗、三重県津市と愛知県美浜町の自治体などがさまざまな内容で出店
  • ・ステージには、大道芸人も登場
  • ・イベントを中心となって運営するのは、団地にお住まいの方で構成されたサークル「あいちフェスタサークル」と、「防災サークル『まな防』」。顔が見えるイベントを通して、いざというときのためにもつながりをつくることを目指している
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