URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

ゆたかなくらしって? ひと×コミュニティ

地域の力強いチームがサポート!安心して集える子育てサロン「プチ☆スター」

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

URでは、リノベーション住宅の供給や「子育て割」、「そのママ割」といった制度を通じて、子育てファミリーへの支援にも力を入れています。東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、大阪府、兵庫県内では、子育てファミリーを応援する存在であるUR子育てサポーターが活動中。
神奈川県横浜市にある「コンフォール明神台別ウィンドウで開きます」では、UR子育てサポーターが地域の子育て支援者と連携した子育てサロン「プチ☆スター」が開催されています。

毎回ワクワク!季節に合った遊びを準備

子育て中のパパ・ママとその子どもたちが気軽に集まって遊んだり、情報交換をしたりできる場所である子育てサロン。「コンフォール明神台」でも、団地やその近隣に住む親子の交流やつながりづくりを目的に、2023年9月から月1回、子育てサロン「プチ☆スター」を開催しています。
子育てファミリーを応援するUR子育てサポーターや、地域の民生委員児童委員協議会、子育て支援連絡会事務局、初音丘幼稚園、おれんじハウス星川保育園といった地域の子育て支援者が連携して運営しています。

「プチ☆スター」では、初音丘幼稚園、おれんじハウス星川保育園の先生たちが親子向けの工作やペインティングなどの遊びを企画しています。この日のメインのプログラムは、水遊びです。

開催時間を過ぎると、「コンフォール明神台」の集会所に親子が続々と到着。受付で名札を受け取った子どもたちは笑顔で出席カードへスタンプを押していました。
開始までは、集会所内に用意されたおもちゃで自由に遊びながら過ごします

準備が整うとあいさつに続いて、初音丘幼稚園の先生による準備運動が行われ、子どもたちは元気に体を動かしました。

その後は、集会所のウッドデッキの日よけの下に設けたビニールプールで水遊び。くるくる回るおもちゃにバケツで水を注ぎ、水に浮かんだおもちゃの金魚をすくい、ミストや噴水でぬれながら、さまざまな水遊びを満喫しました。
パパ・ママからも「家ではなかなかできない大がかりな水遊びで、子どもが楽しそうで良かった」、「スタッフが多くて安心だった」と大好評でした。

最後は、クールダウンを兼ねた紙芝居の時間。子どもたちはじっと耳を傾けながら物語の世界に引き込まれていました。

「プチ☆スター」開催のきっかけをつくった横浜市保土ケ谷区星川地区民生委員児童委員協議会の主任児童委員を務めるかばやさんに、実施内容のポイントを教えてもらいました。

かばやさん

参加しているパパ・ママ同士で自然にコミュニケーションが生まれれば、と思い、子どもが自由に遊べる時間をたくさん設けています。コロナ禍の名残で、開催当初は比較的静かな日もありましたが、今では多くの親子が集まり、わいわいと過ごしています。
この「プチ☆スター」の大きな特長は、地域の関係者が多く関わっていることです。お悩みに応じてさまざまな立場からパパ・ママをサポートすることができています。

参加者の中には、「きょうだいが初音丘幼稚園に通っているので先生がこちらを知ってくれているのが安心」という方もいました。

管理栄養士が考案!子どもが楽しく食べられる食事

子育てサロン終了後に希望者向けに開催されたのが、「出張こども食堂」。これは、「おれんじハウス星川保育園別ウィンドウで開きます」で行われている子ども食堂をここでも利用できるようにした、年3回の出張版です。
きっかけは「プチ☆スター」の後に、参加者がコンビニで昼食を買う姿をスタッフが見たことから。「『プチ☆スター』の後も、みんなで食事を楽しむ場をつくりたい」という思いが形となり、実施されるようになったそうです。

メニューは、「おれんじハウス星川保育園」の管理栄養士が考案
この日は、タコライスと野菜スープでした。炒めたひき肉にトマト、レタス、粉チーズをトッピングしたタコライスと、ニンジン、タマネギなどがたっぷり入ったスープは、栄養満点でありながら、味にもこだわっています。

家庭ではあまり食が進まない子どもでも、いつもと違う環境や周囲の刺激から、ここではおかわりをすることもあるそうです。
この日も、パパ・ママからは「子どもたちがいつもより食べて、『みんなで食べるとやっぱりおいしいね』と言っていました!」、「ここでは嫌がらずに野菜も食べてくれるので、本当にありがたいです」といった喜びの声が寄せられました。

メニューについて、「おれんじハウス星川保育園」のはやし先生が教えてくれました。

はやし先生

「おれんじハウス」では、給食を単にお腹を満たすためのものではなく、五感で味わい、安心して食べるという体験そのものが、子どもの成長につながると考えています。
「出張子ども食堂」でも、保育園と同様に食材は可能な限り国産を使うようにしています。また、子どもたちは味覚が発達途中なので、かつお節や昆布、煮干しなどから丁寧にだしを取り、塩分や調味料を控えめにしても「うま味」をしっかりと感じられるように工夫しています。

「気負わずに遊びに来てほしい!」

かばやさんに「プチ☆スター」開催のきっかけを教えてもらいました。

主任児童委員になって地域の子育て支援連絡会に参加したとき、この地域の子育てファミリーが孤立しがちであると知り、子育てサロンの開催に向けて動き出しました。URさんをはじめ地域のみなさんが、それぞれの思いと得意なことを持ち寄って協力してくださったことで、この場所が生まれました。
みんなの負担にならないように、「無理をしない」を合言葉にして運営しています。

かばやさんと、はやし先生には「プチ☆スター」を続ける中で気付いた、子どもたちのうれしい変化があったのだそうです。

月1回の開催ながら、回を重ねるうちに入室がスムーズになった子もいます。この場所での経験が、1年間を通じて子どもたちの成長のステップになっていると思うとうれしいですね。

離乳食を食べなかった子が「子ども食堂」の料理を食べてくれる、笑顔で遊ぶ様子を見ると「やっていて良かった」と心から思います。

子育て中のパパ・ママへ懸ける思いもひとしおです。

私自身も二人の子育てを経験しており、その喜びも苦労もとても分かります。だからこそ、この場所でパパ・ママをねぎらえることがうれしいんです。頑張っている人を褒めて応援したり、保育園への入園が決まった人にエールを送ったりできたことは大きな喜びです。

最初は緊張していた参加者も、回を重ねるごとに笑顔が増え、「また来ますね!」という声が聞こえるようになりました。少しずつつながりがはぐくまれていることを実感するとともに、「子育ては一人じゃない」と感じてもらえていることが、何よりの成果です。
これからもパパ・ママにとって安心できる場所でありたいですね。子どもの気分や体調など、なかなか準備バッチリの日ってないと思うのですが、それでもここに来てリラックスしてもらえたらと思います。

主催する関係者同士も支え合いながら、パパ・ママが気楽に過ごせる場所をつくっている子育てサロン「プチ☆スター」。今後も、地域の子育てファミリーが出会い、支え合える子育ての場として、世代を超えたつながりをはぐくんでいくでしょう。

記事のまとめ

「コンフォール明神台」で、地域の子育て支援者が協力して月1回子育てサロンを開催

  • ・初音丘幼稚園、おれんじハウス星川保育園の先生たちが親子向けの工作やペインティングなどの遊びを企画
  • ・参加者同士でもコミュニケーションが生まれるように、自由な時間も設けている
  • ・子育てサロンの後には年3回、子ども食堂を開催
  • ・UR賃貸住宅での子育てを支援する「UR子育てサポーター」は、子育てファミリー向けのイベントの開催や情報の発信などを行っている
  • UR子育てサポーター 横浜

    URでの子育てを支援しているのが、「UR子育てサポーター」。
    子育てに関する情報発信や、子育てファミリー向けのイベントを定期的に開催しています。

    「コンフォール明神台」では、子育てサロン「プチ☆スター」を毎月第4水曜日に開催。0歳~未就学児とその保護者が対象。予約不要・参加無料。

    【Instagram】
    https://www.instagram.com/ur_yokohama_kosodate/

    UR子育てサポーター 横浜 ロゴ
    UR子育てサポーター 横浜 QRコード
記事で紹介したURの物件はこちら

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります


あなたにおすすめの記事
新着記事
あなたにおすすめの記事はこちら

URくらしのカレッジとは

URくらしのカレッジはUR賃貸住宅がお届けする、くらしのヒントがつまった情報サイト。

説明を見る

URのことを知ろう