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3歳児におすすめの絵本とは?読み聞かせのコツもご紹介

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言葉が豊かになり好奇心も強くなってくるのが3歳児のころ。絵本のストーリーも理解できるようになり、読み聞かせの機会も増えてくるでしょう。パパやママの中には「どんな絵本なら楽しんでくれるだろう?」、「どうすれば集中して聞いてくれる?」といった悩みを持つ人がいるかもしれません。ここでは3歳児向け絵本の選び方のポイントや、読み聞かせのコツを紹介。ぜひ参考にして、親子で楽しい絵本タイムを過ごしてください。

3歳ってどんな時期?

3歳ころに話し言葉の基礎ができ、家族や友達との関係など、社会性を身に付け始めます。絵本のストーリーの展開や、登場人物の気持ちも分かるようになってきます。

●言葉が増え、社会性の基礎ができる時期

3歳ころになると分かる言葉の数が急激に増え、家族や友達とコミュニケーションを取る楽しさを経験するようになります。新しい言葉や知識が増えるに連れ、「なぜ?」、「なに?」という興味が湧き、知的好奇心も増す時期といえます。疑問を感じた部分について、パパやママに質問を盛んにし始めるかもしれません。すぐに答えるのが難しい質問の場合は、「なんでだと思う?」、「どうしてかな?」と子供に問いかけ直して、一緒に考えてみるのも良いでしょう。

保育園や幼稚園に通うようになると人間関係が大きく広がり、友達や先生などと一緒に多くの時間を過ごすことで社会性の基礎も養われてきます。自分の気持ちだけでなく、友達や兄弟姉妹の気持ちを考えることもできるようになり、感情と表現力が少しずつ豊かになっていくのもこの時期です。

●ストーリーを理解し楽しめるようになる

3歳ころに、少し先を予想して行動を起こすことができるようになり、「どうしてそうするのか?」という理由も分かり始めるといわれています。絵本の主人公の行動を予測したり、お話の展開を予想したりして、ストーリーを楽しめるようになってきます。絵本の登場人物たち、動物などの気持ちと、自分の気持ちを重ね合わせることを通して、他者の感情を想像する力がはぐくまれていくのではないでしょうか。

3歳児に読み聞かせる本の選び方

最初はストーリーがシンプルな絵本の方が分かりやすいでしょう。動物や乗り物など子供の好きなものが出てくる絵本や、日常生活を題材にした身近な絵本もおすすめです。

●ストーリーがシンプルで理解しやすい絵本

絵本を選ぶときは「3歳児でも理解できるかどうか」を判断基準に、なるべくシンプルで分かりやすいストーリーの作品にしましょう。ページ数が多く、複雑なストーリーだと内容を理解するのが難しくなり、絵本の楽しさが伝わらないことがあります。よくいわれるのが幼児期の集中力が続く時間は「年齢プラス1分」ということ。3歳児なら4分ぐらいで読み終わる作品から始めれば、飽きずに最後まで楽しんでもらえる可能性が高まります。

短いストーリーが何度も繰り返されて、物語が展開する絵本もおすすめです。登場人物やシチュエーションが少しずつ変化しながら、同じ流れのストーリーが繰り返し出てくると、3歳児でも次の展開を予想しやすく、集中して終わりまでお話を聞いてくれるでしょう。書店の“対象年齢幼児向け”の棚を探せば、さまざまな種類の知育絵本がそろっています。店員さんに“おすすめ絵本”や“売れ筋ランキング”を聞いて選ぶのも良いかもしれません。

●子供の興味や好きなものに関連する絵本

昆虫や恐竜、動物や乗り物など、その子が好きなものを題材にした絵本を選ぶのもポイントになります。好みのアイテムはそれぞれ違うでしょうが、クマ、ウサギ、ネコ、ネズミ、ブタ、などの動物や、電車や飛行機などの乗り物、子供にとって親しみやすいものがストーリーの軸になっていることで、まずは「絵本は楽しいもの」というイメージを持ってもらえるようです。絵本そのものを好きになるきっかけにもなるでしょう。

文章が少なく写真やイラストが多い、図鑑タイプの絵本をセレクトするのも方法の一つです。消防車など働く車を紹介する絵本や、水族館や動物園などでしか見られない珍しい生き物が登場する絵本なら、車が活躍する場面や、動物や魚たちの生き生きした姿に夢中になるかもしれません。また、大好きなキャラクターが主人公の絵本なら、キャラクターを見るために何度も絵本を開いてくれそうです。お気に入りのシリーズ作品や、著者の作品ができれば、子供の宝物になって本棚に並べるようになるかもしれません。

●身のまわりのものや生活習慣に関連する絵本

普段の生活をテーマにした絵本を選ぶのもおすすめです。あいさつや歯磨き、着替えなど日常生活のルールを理解するとともに、主人公が楽しく取り組んでいる様子を見ることで「自分でもまねしてみよう!」と、生活習慣やマナーが身に付くかもしれません。

保育園や幼稚園などの幼児教育の場や、子供にとって身近な所が舞台となっている絵本も良いでしょう。なじみのある日常のシーンや行事が出てくることで、子供が物語の状況を想像しやすくなります。食べ物を題材にした、リンゴ、ミカン、マメなど、カラフルな色や形の果物と野菜が登場する絵本には、食事の大切さや、ごはんを食べるときのマナーが学べるものもありそうです。

お片付けやお手伝いなどをテーマにした絵本なら、主人公の男の子や、女の子のエピソードを自分に当てはめて読んでくれるかもしれません。「おもちゃを片付けなさい」と伝えてやらせるのではなく、絵本を通して人の気持ちを想像できるようになり、思いやりを持ってお片付けやお手伝いができるようになれば、何もいうことはないでしょう。

●言葉のリズムや響きにユーモアのある絵本

「コロコロ」、「ばったん、ばったん」、「ドスン、ドスン」といった面白そうな擬音が多く使われている絵本や、数字を数えるなど印象的なフレーズや歌が何度も出てくる絵本は、子供の心をつかみやすい傾向にあります。繰り返すリズムやテンポよく読める絵本は親が読んでいて心地よく、子供も聞いていて楽しいもの。気に入ったフレーズは子供がまねをして、つい声に出したりするかもしれません。音の響きの良い絵本は「何度も読んでほしい」という欲求につながり、一緒に読めば音読の練習にもなるでしょう。

●ロングセラーの絵本

絵本選びに迷うようならロングセラー絵本をチェックしてみてはいかがでしょうか。日本の名作だけでなく、世界各国の翻訳物の名作があります。長年愛読されている絵本には、テーマが普遍的、ストーリーが面白い、特徴のある絵柄やタッチが魅力的、など選ばれ続ける理由があります。ロングセラーやベストセラーなど人気絵本にはお話が分かりやすく、興味・関心のつぼを押さえたものが多いので、子供の心にすぐ入り込んでくるでしょう。

出版年が数十年以上前で、世代を超えて読み続けられている絵本の中には、ママやパパが子供のころに、自分のお母さんやお父さんに読んでもらった名作もあるはずです。日本の昔話、童話や童謡などが、もとになっている絵本もあるでしょう。懐かしい表紙を開いて、昔の気持ちを味わえるのもおすすめポイントです。大人になって読み直すことで、子供と一緒に楽しみながら、新しい魅力を発見できるかもしれません。

絵本をインターネットで検索すれば、対象年齢や発達段階に応じたおすすめ人気ランキングや、ジャンル別の人気ランキングなどの情報も参考にできます。保育士や絵本専門士などの資格を持つ専門家の解説コメントや、現役ママのおすすめ作品、口コミ記事も見ることができ便利です。各作品の出版社や税込価格も確かめられるので、気になる作品は、息子さんや娘さんへのクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントとしても良いでしょう。

読み聞かせのコツ

読み聞かせるときは子供が集中できるように静かな環境で、はっきり・ゆっくり読むことが大切です。読み終えたら親子で感動や感想を共有できる時間を持つと良いでしょう。

●子供のぺースに合わせて、はっきり・ゆっくりと読む

子供がきちんとお話を聞き取って理解できるように、ペースはゆっくりと、言葉ははっきりと読み進めましょう。お話を聞き取る力や、内容を理解する速さは、子供によって違います。反応や表情をよく確かめて理解が追い付いていないと思ったら、読むスピードを抑え、ページをめくらないで待ってあげるなど、子供のペースに合わせることが大切です。

声のトーンはあまり変えない方が子供は安心して聞けるようです。声音も大げさに使い分けないように注意した方が良いかもしれません。オーバーに演じると内容が入ってこなくなってしまうこともあるからです。上手に読もうとする必要はありません。ママやパパが楽しく、面白いと思いながら読めば、子供にも絵本の楽しさが伝わるでしょう。

●集中できる環境で読む

子供がストーリーに入り込むためには、静かな環境が大切です。テレビがついていたり音楽が流れていたりすると、そちらに気を取られて集中できません。おもちゃも視界に入らないように片付けておきましょう。親の「ながら読み」も禁物。寝る前にベッドで読むときもスマートフォンなどを手元に置かず、絵本と子供にしっかり向き合って読みましょう。

●子供の反応を受け止めつつも、話の流れを止めずに読む

読んでいる途中で子供が絵本の世界に入り込み、お話の山場で主人公の名前を呼んで「がんばれー!」と勇気づけたり、「だめー!」と抗議の声を上げたりするかもしれません。そんなときは少し時間を置いて子供の反応を受け止めてあげましょう。また、途中で子供が絵を指でさすようなことがあっても気にかけず、なるべくお話の流れを止めないようにします。

大切なのは、子供の反応に対して、親が何か発言したり注意したりして、読み聞かせを中断しないこと。途中でお話をやめると、せっかく聞いている子供の集中力を切ってしまいかねません。少し時間を置いて子供の反応が落ち着いたら読み聞かせを再開します。もしも子供が一緒に文字を読もうとしても遮らないで、一緒に読むのが良いようです。

●読み終わった後に気持ちを共有する時間を持つ

読み聞かせをするときには、読後の思いを共有する時間も確保しておきましょう。例えば、10分時間があるなら読み聞かせは7分以内で済ませて、残りの3分は会話の時間に充てるようにします。読み終わった後、子供から質問したり話しかけてきたりするのに答えるのは構いませんが、親の方からはなるべく働きかけないで、子供にお話の余韻を味わってもらいましょう。

会話の時間には、「面白かった?」と感想を聞くのではなく、「楽しかったね」と親子が同じ思いであることを確かめるようにお話ししましょう。子供はお話に対する思いをうまく言葉で表現できなくても、自分なりにイメージを膨らませているもの。そのことを読み手である親がしっかり受け止めてあげれば、子供は喜び、心が満たされるのではないでしょうか。

子育て世帯におすすめしたいUR賃貸住宅

子供をのびのび育てられる住まいならUR賃貸住宅がおすすめ。保育園・幼稚園が近くにある物件が豊富で子育て環境が充実し、初期費用や家賃を節約できるのが魅力です。

●物件数も多く間取りも豊富なUR賃貸住宅

独立行政法人都市再生機構(UR)が管理するUR賃貸住宅は、全国に約70万戸。都市部のタワーマンションから自然豊かな郊外に広がる集合住宅まで、広々としたキッチンや豊富な収納を備えた、さまざまなタイプの間取りがそろっていて、子育て世帯にぴったりな住まいが見つけやすいでしょう。子育てがしやすい郊外の物件では、敷地内に木々や草花が植えられるなど緑が多い環境が魅力となっています。

建物同士がゆったりした間隔で建てられ、敷地内や近隣に広場や公園、プレイロットがある場合も多く、植えられた木々や草花から自然を身近に感じられます。「歩車分離(歩道と車道を分ける)」が採用された物件では、敷地内に許可を得た車しか入れないエリアが設けられています。子供が安心してのびのびと遊んだり、散歩したりできる場所が確保され、買い物に便利な商業施設もそろっていて、子育て世帯が暮らしやすくなっています。

また、子育て中の家族が交流できるサロンや、集会所などでコミュニティが形成されている場合もあり、子育ての困りごとや悩みについて情報交換ができるのも魅力です。保育園や幼稚園、学童クラブなどの施設や、医療機関が近くにある物件なら、子供の急な体調変化にも対応しやすく安心でしょう。UR賃貸住宅の物件は、エリアや間取り、家賃、駅からの徒歩時間のほか、保育園・幼稚園が近隣にあるかなど、HPで希望の条件を入力して簡単に検索ができます。

<参考>
近くに幼稚園・保育園があるUR賃貸住宅を探す別ウィンドウで開きます

UR賃貸住宅は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため入居時の初期費用を大幅に抑えることが可能になります。さらに、UR賃貸住宅には子育てファミリー向けのお得な家賃プランも複数用意されています。条件を満たしている場合は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

●子育て世帯にうれしいお得な家賃プランが豊富

<そのママ割>別ウィンドウで開きます
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>別ウィンドウで開きます
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<U35割>別ウィンドウで開きます
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<近居割>別ウィンドウで開きます
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
条件を満たした子育て世帯については、最長5年間、家賃の20%(上限4万円)がサポートされます。ただし、世帯の所得合計が月25.9万円以下で、対象が一部団地となるなどの条件があります。
<近居割WIDE>別ウィンドウで開きます
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは近居割WIDEエリア内のURとUR以外の住宅です。親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たにUR賃貸住宅を契約した世帯の家賃が減額されます。近居割WIDEは、地域医療福祉拠点化に取り組んでいる物件を中心に導入されています。
条件を満たした子育て世帯については、最長5年間、家賃の20%(上限4万円)がサポートされます。ただし、世帯の所得合計が月25.9万円以下で、対象が一部団地となるなどの条件があります。

感情豊かで集中力のある子供を育てよう

読み聞かせは子供のいろいろな力を伸ばす可能性があります。例えば、絵本のストーリー展開を予測することで想像力を育てます。ストーリーを疑似体験して冒険物語やファンタジーなどにワクワクドキドキすることで、喜怒哀楽のある豊かな表現力を身に付けられるでしょう。自分の感情を表現できるようになるだけでなく、他人の気持ちをより深く理解できるようになるかもしれません。

絵本を読むことで、さまざまな言い回しや言葉の意味を覚えれば、読解力や語彙力(ごいりょく)など、国語力を向上させる効果も得られるかもしれません。楽しみながら集中力を鍛えるのにも、読み聞かせは最適です。最初は短いストーリーから始めて、だんだんと長いお話を読むようにすると、集中して聞く時間が延びていくでしょう。小学生になっても、大人になっても、ずっと読書好きでいてくれるとうれしいですね。

子供の健やかな成長と心身の発達を考えて、子育てに適した広い家に住み替えるならUR賃貸住宅がおすすめです。ゆとりあるキッチンや収納がある間取り、自然が豊かで子供の遊び場が充実していて、保育園・幼稚園が近隣にある物件もそろっています。ぜひUR賃貸住宅のHPで、試しに希望の条件で検索してみてください。愛情を持って子供をのびのび育てられる住まいが見つかるかもしれません。

監修/ながみね あき

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記事のまとめ

落ち着いて読み聞かせができる、子育てに適した住まいならUR賃貸住宅がおすすめ

  • ・3歳ころに分かる言葉の数が増え、社会性の基礎もつくられ始める。子供の可能性をはぐくむことができるのが読み聞かせ。まずは子供が興味を持てる絵本を選ぼう
  • ・読み聞かせは子供の想像力、表現力、集中力、国語力を伸ばすメリットがある。読後は親子で気持ちを共有するのも大切
  • ・子育てしやすい住まいならUR賃貸住宅がおすすめ。自然豊かな環境、近くに保育園や幼稚園のある物件も多く、初期費用や家賃を節約できるのも魅力

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