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生後11カ月の赤ちゃんの離乳食の進め方。量や回数の目安と簡単おすすめレシピ3選を紹介

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離乳食後期に入ってしばらくたち、3回食にも慣れてきた生後11カ月。このころは食べ物の好き嫌いや、遊び食べが始まることが多くなる時期でもあります。ママやパパも赤ちゃんの食事の栄養バランスが心配になったり、離乳食のレシピがマンネリ化したりと、誰かに相談したくなるかもしれません。今回はそんな生後11カ月の赤ちゃんにぴったりの離乳食の進め方や使用する食材、レシピなどを詳しく解説していきます。

生後11カ月の離乳食の進め方

生後11カ月の赤ちゃんはどのようなものをどのくらい食べるのでしょう。成長度合いはそれぞれ異なりますが、一般的な体の発育状況と合わせて確認してみましょう。

●生後11カ月の発育状況

食べ物を前歯でかみちぎり、歯茎でつぶせる硬さを食べる時期。生後9~11カ月の離乳食後期はかみかみ期ともいわれています。また自分で食べたい、触りたい、という欲求が旺盛になってくるでしょう。

●生後11カ月の離乳食や授乳の回数の目安

離乳食は1日3回を目安に与えます。母乳は欲しがるだけ、フォローアップミルクは1日2回程度、与えると良いでしょう。

●生後11カ月の食べ物の硬さや調理形態の目安

指でつまみ、軽く力を入れるとつぶれるほどの硬さが目安です。スティック状のパンやゆでた野菜などを徐々に与え、手づかみで食べる練習を行うと良いでしょう。また食べる楽しさを知るため、よくかめるもの、簡単に飲み込めるものを与えるのがポイント。つぶしながら食べるものなど、さまざまな食感を取り入れるのもおすすめです。

●生後11カ月の1回に食べる量の目安

米やパンなどの炭水化物は、全がゆ90g~軟飯80gを目安にしてください。野菜や果物などに含まれるビタミン・ミネラルは、30~40g程度が適切です。またタンパク質は、魚または肉であれば15g、豆腐は45g、全卵は1/2個、乳製品は80gが目安となります。これらの量を参考に、バランスの良い離乳食を与えましょう。ただし赤ちゃんの成長や好みに応じて、適宜調整が必要となります。それぞれの赤ちゃんに合った量や食材をしっかりと把握することで、食事を通して健やかな成長をサポートできます。

生後11カ月の離乳食で食べて良いもの

食べられる食材が増えてきた生後11カ月の赤ちゃん。ここでは摂取できる食材と代表的な栄養素をチェックしていきます。

●穀類

<全がゆ、軟飯、パン、うどん、そば、パスタなど>
穀類はエネルギー源となる炭水化物を含むため、成長に必要な栄養素を補給することができます。

●野菜・果物

<ニンジン、ホウレン草、キャベツ、ブロッコリー、カボチャ、大根、トマト、リンゴ、バナナ、イチゴなど>
野菜と果物は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、赤ちゃんの健康をサポートします。

●魚介・海藻類

<サケ、サバ、タラ、ヒジキ、ワカメなど>
魚介類は、オメガ3脂肪酸のDHAとEPAや、良質なタンパク質を豊富に含んでおり、赤ちゃんの脳の発達や視力の向上に役立ちます。またヒジキ、ワカメなどの海藻類はカルシウムとミネラルが多く、骨や歯の発達をサポートします。

●肉

<鶏肉、豚肉、牛肉など>
肉類からはタンパク質や鉄分、ビタミンB群が摂取できます。タンパク質は筋肉や骨、内臓などの組織をつくる材料であり、鉄分は赤血球の生成に関与します。ビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に役立ちます。

●大豆・卵類

<豆腐、納豆、卵など>
大豆製品や卵は、良質なタンパク質をはじめビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。特に大豆製品は植物性タンパク質の中で最も栄養価が高く、カルシウムや鉄分などのミネラルも含んでいます。

●牛乳・乳製品

<牛乳・ヨーグルト・チーズなど>
牛乳をはじめとする乳製品は、カルシウムやビタミンD、リン、タンパク質などの栄養素を含んでいます。カルシウムは骨や歯の発達に不可欠で、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割があります。
各食材にはビタミンやミネラル、タンパク質など赤ちゃんの成長に必要な栄養素が含まれています。特に不足しがちな鉄分は鶏肉のレバーや赤身肉、赤身魚などから積極的に取り入れ、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。また生魚、蜂蜜、ナッツ類は赤ちゃんにとって危険な食材。誤って与えないように注意しましょう。

生後11カ月の離乳食、食べてくれないときの対処法

おなかがすいていない、好き嫌いがある、集中できないなど、食べてくれない理由があるかもしれません。そのようなときには原因や対処方法を探ってみましょう。

●食事中はおもちゃを片付けてテレビを消す

食べることに集中できるよう目の届く場所のおもちゃを片付け、テレビを消すなどして環境を整えてみましょう。親子で向かい合って食事を楽しむことで、コミュニケーションの機会も増え、食べる楽しさを共有できます。

●母乳やミルクの量を減らしてみる

離乳食前に母乳やミルクを与えるとおなかがいっぱいになり食が進みにくいことも。適切なタイミングで母乳やミルクの量を減らすことで、赤ちゃんは離乳食に対する興味や好奇心が高まります。

●好きなものを自分で食べられるように手づかみできる食材を増やす

手づかみ食べにより、食べる楽しさを感じられ、食べる意欲が向上します。主食のパンをスティック状にしてみたり、おかずをボール形にしてみたり手づかみで食べやすい形状の離乳食にも挑戦してみましょう。

●食べられるメニューの中に混ぜる

好き嫌いが出てきて苦手な食材には、手を付けないケースも増えてきます。そんな場合は好きなメニューの中に、苦手な食材を少量混ぜてみると食べてくれる場合もあります。

●調理方法や味付けを変える(味や形状を工夫する)

食材の見た目や味を変えることで、食べる意欲が高まります。だしや少量の調味料で味付けを変えるほか、食べやすくとろみを加える、食材の形状を工夫してみると良いでしょう。
焼く・蒸すなど、調理方法を変更することでも食感や味の変化が楽しめます。

●見た目を大人と同じようにする

食が進まない場合、ママやパパと一緒のメニューなら食べてくれる場合もあります。大人用と赤ちゃん用で味付けは変えますが、シチューとパンなど、赤ちゃんのメニューに合わせた献立を試してみても良いでしょう。親子で同じ食事を楽しむことで、食べ物への興味や好奇心が高まり、さまざまな食材に挑戦する意欲を持つようになります。

生後11カ月の離乳食の簡単おすすめレシピ3選

毎日の献立に困っているとき、普段は作らないレシピに挑戦してみては。ここでは生後11カ月の赤ちゃんにおすすめの離乳食後期のレシピをご紹介します。

●ニンジンと豆腐のおやき

<材料>ニンジン、絹豆腐、片栗粉、オリーブオイル
<作り方>
  • 1.ニンジンの皮をむいてすりおろし、絹豆腐をしっかり混ぜる。
  • 2.1に片栗粉を混ぜて、食べやすい大きさに形成する。
  • 3.フライパンで少量のオリーブオイルを熱し両面を焼く。

●ホウレン草のゴマあえ

<材料>ホウレン草、ゴマ、だし、しょうゆ
<作り方>
  • 1.ホウレン草をゆでる。
  • 2.ゴマをすりつぶし、だしとしょうゆを加える。
  • 3.2とホウレン草をあえる。

※ゴマはアレルギー表示推奨品目です。アレルギーが発症することもありますので、初めて食べさせるときは少量からにしましょう。また、だしとしょうゆの塩分量にも注意しましょう

●トマトとツナのパスタ

<材料>トマト、ツナ缶、スパゲティ、オリーブオイル
<作り方>
  • 1.トマトは皮をむいてみじん切りにして、ツナ缶の油を切る。
  • 2.スパゲティを四つに折って軟らかくゆでる。
  • 3.フライパンで少量のオリーブオイルを熱し、トマトとツナを炒め、スパゲティとあえる。

子育てするならUR賃貸住宅がおすすめ

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UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

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生後11カ月の離乳食作りは形状や食感の工夫が食を進めるポイント

離乳食後期も後半に入り、毎食のレシピや食事の与え方など、新たな悩みも出てくる生後11カ月ごろ。このころになると食の好みがはっきりしてくる子も増え、嫌いな食材を食べてくれず、悩んでしまう方もいるかもしれません。

そんなときはちょっと視点を変え、味付けと軟らかさだけを変えて大人と同じメニューにしてみたり、形状や食感を変えてみたりするほか、今までとは違うレシピに挑戦してみるのも良いかもしれません。好き嫌いはあって当たり前。経験によって食べられるようになることも多いので、赤ちゃんの好みを探り、好きなメニューに苦手な食材を少量混ぜてみるなど、気長に構える姿勢が大切です。ときには便利な市販のベビーフードなどを取り入れてみても良いでしょう。パパ・ママの負担が軽減されるほか、普段取り入れにくい栄養素が補え、味付けなどの参考になることもあります。

このころは、伝い歩きやハイハイなど、赤ちゃん自身が意思を持って自由に動くことが多くなります。行動範囲も広くなるため、安全でゆとりのある環境を求めて住み替えを検討する場合もあるかもしれません。そんなとき、ぜひチェックしてほしいのが全国各地にさまざまな間取りの住まいを保有し、子育て世帯にうれしい家賃プランも多く用意しているUR賃貸住宅。親子がのびのびと毎日を過ごせる住まいで、食育にも楽しく取り組みながら赤ちゃんの成長をゆったりと見守りたいですね。

監修/江戸野 陽子

記事のまとめ

手づかみ食べの練習もスタート。生後11カ月は離乳食を通して食べる楽しさを学ぶ時期

  • ・指でつまみ、軽く力を入れるとつぶれるほどの硬さが食材の基準となる
  • ・手づかみ食べがしやすい形状や、さまざまな食感の離乳食を与えて食べる楽しさを教える
  • ・遊び食べをする場合は食事に集中できる環境を整える
  • ・好き嫌いがある場合は調理方法や食感を工夫する
  • ・全国各地にさまざまな間取りの住まいがあり、お得な家賃プランも用意しているUR賃貸住宅は子育て世帯におすすめ

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