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フォローアップミルクはいつから必要になる?使い方のポイント

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3回食に入る離乳食後期。赤ちゃんの食が細いなどの悩みがあるパパやママは、食事から栄養がしっかりと取れているか、心配になることもあるでしょう。そんなときにおすすめなのが「フォローアップミルク」。育児用粉ミルクが食事の代わりなのに対し、フォローアップミルクは食事では摂取が難しい、各種ビタミン、ミネラルなどを含む栄養補助食品です。今回はそんなフォローアップミルクについて詳しく解説します。

フォローアップミルクはいつから使う?使い始めと卒業の時期

聞いたことはあるけど使い方が分からないという方が多いフォローアップミルク。ここではフォローアップミルクの必要性や成分、摂取時期などについて説明します。

●フォローアップミルクを使い始める時期

フォローアップミルクは、赤ちゃんの栄養が足りない場合のサポート食品です。成分には食事のみでは不足しやすい鉄分やビタミンC、ビタミンD、カルシウム、乳糖などの栄養素が含まれています。離乳食が順調に進みバランス良くしっかりと食べている場合や、母乳育児を行っており離乳食後期以降も母乳を飲んでいる際は無理に与える必要はありません。離乳食の進め方や、フォローアップミルクを与えるか迷う場合は、かかりつけ医や自治体の保健師に相談すると良いでしょう。

フォローアップミルクを使い始めるのは、離乳食が1日3回になる「離乳食後期」。おおよそ生後9カ月ころが使い始めの目安です。商品によって満1歳以上を対象としているものもあるので、月齢の表示を確認してから使用しましょう。赤ちゃんの発育や離乳の進み具合には個人差がありますが、離乳食の食べむらや食事量の不足が見られる場合は、全体の栄養バランスを考えてフォローアップミルクを取り入れてみるのも良いでしょう。

●フォローアップミルクを卒業する時期

対象年齢を3歳ころまでに設定している商品が多く見られますが、足りない栄養素を補うことが目的なため、与え続ける必要はなく、離乳食だけで成長に必要な栄養がバランス良く、十分に取れるようになれば早くやめても問題ありません。3歳以降はフォローアップミルクを徐々に牛乳に置き換えていくことが多いようです。

フォローアップミルクを使うときのポイント

「たくさん商品があり過ぎて、どれが良いのか分からない!」、「与えるタイミングが分からない」。そんな疑問を解消するために、選び方や与え方のポイントを見てみましょう。

●取り入れたい栄養素で商品を選ぶ

さまざまなメーカーの製品が発売されており、商品ごとに栄養成分や各栄養の含有量・割合が異なる場合があるので、まずは栄養表示の詳細をしっかりと確認しましょう。選ぶ際には普段食べている離乳食では足りていない栄養が多く入っているものが良いでしょう。例えば、誰もが不足しがちな鉄分が豊富なものや、魚が苦手な子にはDHA入り、便秘しがちな子には整腸作用のあるビフィズス菌もしくはガラクトオリゴ糖などが配合された商品というように、選びます。

●最初は1日1回分から与える

商品によっては子供の体質に合わない場合があります。消化器官への負担を避けるため、初めて与えるときは1日1回とし、1日に複数回与えないようにしましょう。少量から与えて徐々に慣れさせる方法もあります。商品によって成分量が異なるため、記載されている推奨量・目安量をしっかりと確認し、慣れてからも与え過ぎないよう注意しましょう。

●飲ませ方を工夫する

哺乳瓶から始めて、ストローマグやコップに徐々に移行するなど、使うアイテムを成長に伴って変えていくと、幼児期に向けての卒乳がスムーズになりやすいでしょう。フォローアップミルクを飲むのを嫌がる場合は、離乳食レシピで使う牛乳をフォローアップミルクに置き換えるのも一つの手。フォローアップミルクには甘さを感じる商品もあるので、置き換える際は味付けに気を付けましょう。

外出時には計量不要で調乳できる、スティックタイプやキューブタイプ、液体タイプの商品が便利です。各商品をチェックし、状況に合わせて活用するのが良いかもしれません。

フォローアップミルクを使う場合の注意点

フォローアップミルクを与える際には気を付けたい点がいくつかあります。メリットだけではなくデメリットもしっかりと把握して使用しましょう。

●歯磨きをしっかりする

フォローアップミルクにはオリゴ糖などの甘味成分が含まれている場合が多く、口の中に残ったままだと虫歯になるリスクが高まります。与えた後は水やお茶を飲ませるほか、歯磨きを習慣付けると虫歯の予防になるでしょう。

●飲んだ後の便に気を付ける

育児用粉ミルクよりもタンパク質が多く含まれているため消化不良を起こしやすく、軟便や下痢になる場合があります。与える商品を変更したり規定より薄めたりすると改善されるケースもありますが、不安な場合は医師に相談してみると良いでしょう。

●離乳食が進みにくくなる可能性がある

フォローアップミルクの味が好きで、たくさん飲んでしまう場合には注意が必要です。離乳食前にフォローアップミルクを与えるとお腹がいっぱいになり、離乳食を食べきれない場合があります。フォローアップミルクは、食後やおやつの時間に与えましょう。離乳食に混ぜて一緒に与える方法もおすすめです。

子育て世帯におすすめしたいUR賃貸住宅

子供の成長を見据えて住み替えを検討する場合、収納が豊富で広々とした間取りの住まいを全国各地に保有する、UR賃貸住宅をチェックしてみても良いかもしれません。

●UR賃貸住宅ならではの子育てしやすい環境がある

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

さらにUR賃貸住宅には、敷地内に緑豊かな公園や広場が設けられた物件が多いのも特長です。自然を身近に感じられ、子供が安全に遊べる場所が確保されたURは、子育てもしやすい環境といえるでしょう。

また子育てしやすい広い部屋の中には、リノベーション済みの物件があることにも注目です。フォローアップミルクを飲み始める9カ月ころから、赤ちゃんの行動範囲が広がり始めるため、きれいでのびのびと遊べる部屋があると安心ですね。

●UR賃貸住宅には子育て世帯向けの家賃プランがある

子供がいる世帯や新婚世帯に適用される、お得な家賃プランがあることも魅力の一つといえるでしょう。親世帯との近居によって適用されるプランも用意されているので、近くに住むことでお互いにサポートできるメリットがあります。

<そのママ割>別ウィンドウで開きます
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>別ウィンドウで開きます
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<近居割>別ウィンドウで開きます
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。

フォローアップミルクは足りない栄養を補う補助食品

フォローアップミルクを与える場合、普段赤ちゃんが食べている離乳食の量や内容を把握しておくことが大切です。魚が嫌いな子、食が細い子など、それぞれの子供の特徴に合わせて、離乳食で足りない栄養素を補うためにフォローアップミルクを飲ませることが一般的といえるようです。

特に鉄分は普段から不足しがちな栄養素。妊娠中から胎内で蓄えられてきた鉄分は離乳食が始まると不足し始めます。フォローアップミルクには、鉄分やその吸収を促進するビタミンCのほか、DHAなどさまざまな栄養素がバランス良く配合されているため、必要な栄養素を効果的に補えるでしょう。

与える期間はおおよそ離乳食後期の生後9カ月ころから3歳ころまで。バランスの良い食事がしっかりと取れている場合は与える必要はないといわれています。与える場合は体質に合っているかを確認し、虫歯にも気を配りましょう。

フォローアップミルクを与える9カ月ころになると、ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きなどができるようになり、赤ちゃんの行動範囲はどんどん広がっていきます。今まで暮らしていた住まいが手狭に感じるかもしれません。子育て環境を重視したゆとりある住まいへの住み替えを考えるなら、全国各地にさまざまな間取りの物件を保有しているUR賃貸住宅に相談してみるのも選択肢の一つ。広々とした住まいでゆったりと子供の成長を見守っていきたいですね。

監修/高祖 常子

記事のまとめ

育児用粉ミルクとは性質が異なる離乳食後期からのフォローアップミルク

  • ・商品によっても異なるが、生後9カ月から3歳ころまでが摂取推奨時期
  • ・離乳食では足りない栄養素を補う目的で使用するため、栄養が足りている場合は与えなくても良い
  • ・商品を選ぶ際は、成分と体質に合うかを確認する。虫歯や与え過ぎにも注意が必要
  • ・全国各地にさまざまなタイプの間取りがあるUR賃貸住宅には、子育て世帯向けのプランも多数用意されている

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