ゆたかなくらしって? へや×DIY
おしゃれな空間で身支度したい!鏡付きの収納を作るプチDIY対決
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タレントのユージさんが得意のDIYを駆使して、快適な暮らしを提案する連載の第5回。毎回ゲストを迎え、URに暮らす人々から寄せられたお悩みを解決するDIY作品で対決します。作品作りのルールは、「プチDIY」であることと、制限時間内に作ること。第5回のテーマは「鏡を使ったおしゃれな収納作り」です。果たして、どちらがみなさんの好みに合うでしょうか?
今回で連載5回目の「プチDIYでくらし快適化」。プチプラ材料で、初心者でも作りやすいDIYを提案していくよ!
第5回のゲストは、女優の大原優乃さんです!
- 今回のゲストは大原優乃さん!
- 1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。2009年に「Dream5」として芸能活動を開始。ソロになり2017年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。現在は女優として「ゆるキャン△」をはじめ数々のドラマに出演し活躍中。
大原優乃です。インテリアが好きで、特に木のアイテムがお気に入り。木の良さを生かして、かわいい作品に仕上げたいと思います!
【DIYテーマ】おしゃれな鏡があるコーナーで身支度したい!
今回の対決テーマは、「鏡を使ったおしゃれな収納作り」!
寄せられたお悩みは、「リビングにおしゃれな身支度コーナーが欲しい」というもの。じゃあ、自立するおしゃれなミラーがあると良いよね!
女の子はメイクやヘアケアのアイテムも多いから、収納もできると良いですね!
おしゃれで使い勝手が良いミラー、DIYならではの作品ができそう!
大原さん、がんばりましょう!
【DIYスタート】おしゃれで小物も置ける鏡をプチDIYしよう!
さぁ、いよいよユージさんと大原さんが鏡作りをスタート。ここからは、二人の様子を実況風にお届けします。まずは作品のデザインスケッチから見せてもらいましょう!
「僕が作るのは、右側に棚が付いたミラー。構造はシンプルだけど、ペイント方法や金具選びで味わい深い雰囲気に仕上げるつもり!」
いろいろなペイント方法をご存知のユージさん。今回はどんなテクニックを見せてくれるのでしょうか?
「私は、ねじや工具を使わないミラーを考えました。板を使うから、見た目は本格的にDIYに見えるかも!」
さあ、ユージさんと大原さん。制限時間は60分。塗料や電動工具を使う際は、床や壁の養生、換気、防音対策をしっかり行ってください。それでは、プチDIYスタート!
開始直前、現場に用意されたDIYアイテムで遊ぶ大原さん。スタートの合図を聞くと、リラックスした表情からキリっとした表情に一変!
よーし、テキパキやるぞ~! 実は私、2個作るつもりなんです!
手袋もはめて、準備OK! まずは板材に水性塗料を塗る作業から始めた大原さん。2個分作るということは、最初にすべての板材にペイントするのでしょう。スポンジを使ってスイスイと塗っているので、すぐに塗り終わりそうです! ユージさんサイドを見てみましょう。
大原さん、大丈夫なのかな~?
自分の作業はさておき、大原さんのことが心配な様子のユージさん。手を止めていると時間が足りなくなりますよ!
大原さんのこだわりポイント!
ユージさんが見たとき、大原さんはペイント作業を終えてギフトボックスを手にしていました。
「ねじを使わないで作れる秘密は、このギフトボックスを本体にすること! 外側に板材を貼るので、強力両面テープを貼っていきますよ~。」
素早く、丁寧に作業を進める大原さん。ひと段落ついたところで、ユージさんの様子をチェック!
え~、どうしてそうなるの~?
ユージさんのこだわりポイント!
大原さんがユージさんの方を見たときは、ペイント作業の終盤。不思議な現象が起きていたようですが…?
「これは、ひび割れペイントというんですよ~」とユージさん。2種類の塗料を使うようですが、なぜひび割れるのでしょう? 詳しくは、動画で解説してくれました!
さぁ、あとは組み立てるだけ! ちょっと時間かかりそうだから、急いで作業するよ~!
すでに30分が経過。大原さんは順調に見えますが、2個作るというプランはうまくいくのでしょうか?
大原さん、時間配分は予定どおりですか?
「え~!」と困ったように笑う大原さん。ユージさんのひび割れペイントに気を取られ、ペースを乱されてしまったようです!
板材をギフトボックスに貼り付け終わりました! えーと、次の作業は・・・先にデコレーションのイメージを固めておこう!
タイルシールなどを並べて、仕上がりをイメージする大原さん。後半戦、がんばってください!
ユージさんの方からは、電動ドリルの音が聞こえています!
今、棚板(SPF材A)と土台(SPF材B)に電動ドリルで穴を開けたところ! これからその穴に全ねじを通す地道な作業が始まるよ~!
棚板の穴にワッシャーを合わせておいて、全ねじを通す。
「固定したい位置まで全ねじを回すんだけど、棚板を回した方が早いかも!」とユージさん。
棚板が固定したい位置まで到達。次は六角ナットを通します。
棚板の上下をワッシャー、六角ナットで挟むのは、しっかり固定するため。「全ねじレンチ」って道具を使うともっと楽にできるよ!
組み立てが終わり、上の棚板には袋ナットを取り付け。
仕上げに、ラジオペンチなどで上下のナットをきつく締めるよ~!
どんどん先に進んじゃいますよ~!
「はがしますね?」と撮影のタイミングを気遣ってくれる大原さん。ミラーの裏側に強力両面テープが貼ってあります。
厚紙にミラーを貼り、さらに強力両面テープでギフトボックスの底に貼ります。
ユージさんも鏡を貼る作業中。まだ組み立てがあることを考えると、大原さんの方が先に終わりそうです!
急かしますね~。組み立ては一瞬で終わらせるぞ~!
大原さんはラストスパート。デコレーションに集中しています!
「できたっ!」と、完成したデスクミラーを二つ持ち上げる大原さん。
残り時間は6分。ユージさんはまだ電動ドリルを手にしています!
「完成~! 間に合ったでしょ?」ひび割れペイントをしても3分を残し、すべての作業を終えたユージさん。二人とも、おつかれさまでした! さっそく二人の作品を見せてもらいましょう。
【完成】鏡のプチDIYでおしゃれな身支度コーナーに!
ユージさんの「ビンテージ風デスクミラー」
- ひび割れペイントで味わいアップ!
収納棚が付いたデスクミラー - 長年使い込んだようなひび割れをペイントで表現したユージさん。鏡は2枚貼り、右側には棚も付いて機能充実の仕上がりです。土台がしっかりしているので、どこに置いても安定。お気に入りの瓶を並べればビンテージショップのようなコーナーになりそう!
ユージさんのプチDIY作品
- 【用意するもの】
- ラワン合板(幅350×長さ500×厚み9mm)1枚
- SPF材A(棚板用/幅89×長さ220×厚み19mm)2枚
- SPF材B(土台用/幅89×長さ600×厚み19mm)1枚
- ミラー(幅210×高さ300mm)2枚
- 水性ステイン(白)
- ひび割れペイント用下地剤
- 水性塗料(黒)
- 木部用ワックス(茶色)
- 全ねじM8(直径8×長さ500mm)2本
- ワッシャー(黒/M8用)18個
- 六角ナット(黒/M8用)10個
- 袋ナット(黒/M8用)2個
- 六角ボルト(長さ120mm/M8用)3本
- 一文字金具(長さ120mm)1枚
- L字プレート(幅58×高さ58mm)2枚
- ハケ
- ウエス(古布)
- スポンジ
- ドライヤー
- 電動ドリル(ドリルビット、プラスビット)
- 強力両面テープ
- ラジオペンチ
- 【工程】
- ①ラワン合板とSPF材A、Bに水性ステインを塗って乾燥させる。ハケで塗り、ウエスで拭き取る。ラワン合板は片面のミラーを貼る部分以外に塗ればOK。
- ②①にひび割れペイントを施す。まずはハケでひび割れペイント用下地剤を塗り、乾かないうちに水性塗料を塗る。ドライヤーの温風を当てて、乾燥させる。全体的にスポンジで木部用ワックスを塗り、よりビンテージ感を出す。
- ③SPF材A、Bに電動ドリルで全ねじを通す穴を開ける。
- ④SPF材Aの1枚に全ねじを通し、固定したい位置でとめて、上下をワッシャーと六角ナットで締める。もう1枚のSPF材AとSPF材Bも全ねじに通してワッシャーと六角ナットで締める。一番上は袋ナットで締める。
- ⑤SPF材Bの左右に電動ドリルで穴を開け、六角ボルトを取り付けて土台を安定させる。
- ⑥ミラー2枚の裏側に強力両面テープを貼り、ラワン合板の中央に貼る。
- ⑦一文字金具とL字プレートを使って、⑤と⑥を固定する。
ひび割れペイントと全ねじの相性がばっちりだったね! 水性塗料の色を変えるとまた違った雰囲気が楽しめると思うよ~。
大原さんの「重ねて使えるデスクミラー」
- ギフトボックスがミラーに変身!
内側にも置ける収納力がGOOD - 制限時間内に二つのデスクミラーを完成させた大原さん。少しずらして重ねると見た目もおしゃれで、段差部分に化粧品などの置き場所も確保できます。タイルシールなどのデコレーションはお好みで。大原さんはパール調のシールを色違いで使用しました。
大原さんのプチDIY作品
- 【用意するもの】(1個分)
- ギフトボックス(幅215×奥行145×高さ80mm)
- 厚紙(幅135×長さ205mm)/ギフトボックスのふたを利用
- 板材A(天板、底板用/幅90×長さ233×厚み9mm)2枚
- 板材B(側板/幅90×長さ145×厚み9mm)2枚
- 板材C(底に入れる物置き用の板/幅90×長さ205×厚み9mm)1枚
- ミラー(幅130×長さ180mm)1枚
- 水性塗料(白)
- 強力両面テープ
- タイルシール
- パール調デコレーションシール
- スポンジ
- 【工程】
- ①板材A~Cにスポンジで水性塗料を塗り、乾燥させる。
- ②ギフトボックスの側面に強力両面テープを貼る。はくり紙をはがして①のうち板材A・Bを貼る。
- ③厚紙の両端にタイルシールを貼る。さらに強力両面テープでギフトボックスの底にミラーを貼る。このとき、底面側に隙間ができるよう天板側に寄せて貼る。
- ④内側の底に強力両面テープで板材Cを貼る。
- ⑤前から見た縁の部分にタイルシールやパール調デコレーションシールを貼ってデコレーションしたら完成!
簡単だから、同時進行で2個以上作っても良いですね!
重ね方を工夫して、いろいろアレンジしてみてください♪
みんなはどっちが気に入ったかな?
お金や手間を掛けないプチDIYでも、暮らしやすい生活はかなう!
プチDIYでくらし快適化、ぜひチャレンジしてみてね~。
プチDIYでおしゃれな身支度コーナーを作る!
- ・自立するデスクミラーなら、棚の上に置けて便利!
- ・ビンテージ風に仕上がる「ひび割れペイント」は意外と簡単
- ・ギフトボックスを本体に使えば、ねじも工具もいらないDIYが可能!
【今回の撮影場所】ビーコンヒル能見台サウスヒル(UR賃貸住宅)
神奈川県横浜市金沢区能見台東11
京浜急行本線「能見台」駅まで徒歩8分という好立地に立つ「ビーコンヒル能見台サウスヒル」。敷地内はボストンの街並みをイメージしていて、レンガを使った落ち着いた雰囲気の住棟がゆったりと並びます。二つの保育園のほか、小学校も近くにあり、共働き世帯の子育てをサポートする環境が整っています。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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