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18平米は何畳?一人暮らしの部屋に適した広さやおすすめのレイアウト

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一人暮らしの賃貸物件を探していると、「18平米」という広さの物件を見かけることも多いでしょう。この平米という単位。よく目にしますが、どれくらいの広さになるのか、正確には分からないという方も多いのでは。「家賃は抑えられても、何となく狭そう」と不安に感じるかもしれません。ここでは、一人暮らし用の物件に多い18平米の具体的な広さをイメージしながら、限られた広さの中で快適に暮らすコツを紹介します。

18平米の部屋の特徴

部屋の広さを表す単位に「平米」や「畳」があります。ここでは、18平米を畳数に換算した場合の広さと、間取りの特徴を解説します。

●18平米は何畳?

そもそも平米という面積を表す単位は平方メートルのことであり、1辺の長さが1mの正方形の面積を指します。日本ではメートルを「米」と表記していたため、「平米」と表されるようになりました。

また、「畳」とは、広さを畳の枚数で表したものです。18平米は畳数に換算すると約11畳。専有面積に含まれるキッチンやバスルーム、トイレ、収納スペースを除くと、一般的に居室として使える広さは約5~6畳になります。ただし、地域や住居の種別によって畳の大きさが異なるので、畳数に差が出る場合もあります。

『不動産の表示に関する公正競争規約』では、部屋の広さを畳数表記する場合、1畳は「1.62平米以上」で換算するよう定められています。これは中京間(1畳1.6562平米)に近いサイズとなるので、実際の物件探しでは中京間を基準にすると良いでしょう。

●18平米の部屋に多い間取り

18平米の部屋は、ワンルーム(1R)や1Kといった一人暮らしに適した間取りが多い傾向にあります。ワンルームとは居室の中にキッチンがあり、生活スペースが1室のみで間仕切りのない間取りのことを指します。コンパクトな生活動線で効率的に動けるのが特長です。一方、1Kは居室のほかに4.5畳未満のキッチンがある間取りです。各部屋が壁や扉で仕切られているため、生活にメリハリのある部屋になります。

一人暮らしの部屋に必要な広さの目安

一人暮らしを考えたとき、18平米の部屋はどれくらいの広さなのでしょうか。一人暮らしに必要な広さの目安と合わせて解説します。

●一人暮らしに必要な広さ

国土交通省の「住生活基本計画(全国計画)」によれば、単身者の最低居住面積水準は25平米とされています。最低居住面積水準は、健康で文化的な暮らしをするために必要不可欠な住宅の面積の目安となるもの。これを不動産表記の畳数に換算すると約15.5畳、居室の広さは約7~8畳になります。ここには共用部分となるベランダやバルコニーのほか、ロフト収納などは広さに含まれません。

広さが18平米の物件の場合は、一般的な一人暮らし向きの物件と比較するとコンパクトなサイズといえます。条件面で広さに譲歩をすれば、家賃相場が低くなる場合があります。

●18平米の部屋に適した人のイメージ

居室の広さが約5~6畳あるので、必要最低限の家具や家電を置くだけのスペースはあります。荷物が少なめで、学生や新社会人など家賃をなるべく抑えたい人にとっては、ちょうど良い広さではないでしょうか。ただし、物が多くなると部屋は片付かず、部屋が狭く感じてしまうので注意が必要です。

18平米の部屋をレイアウトするポイント

家具や家電を考えなしに置くと、あっという間に部屋は物でいっぱいに。限りある広さを有効活用するために、家具や家電選びのポイントや配置方法を紹介します。

●大型のものは壁に寄せて配置する

ベッドや本棚や大型テレビなどの家具・家電は、なるべく壁側に配置することがポイントです。そうすると部屋の中心に空間が生まれ、視界を広く保つことができます。また、部屋に入ったときに奥まで見渡せると、実際より広く感じることができます。その効果を利用して、背の高い家具は入り口近くに置き、低いものを奥側に集めるよう配置に工夫しましょう。

●隙間を収納スペースとして活用する

ワンルームや1Kの物件には、クローゼットなどの大きな収納スペースがないこともしばしば。足元に収納が付いているベッドやソファを選べば、普段使う小物や衣類の収納に有効活用できます。床に物が置きっ放しにならないようにすると、広く見えるだけでなく、掃除もしやすく、暮らしやすくなります。

●背の低い家具・家電を選ぶ

部屋に置いた家具や家電の一つ一つが大きいと、余白が少なくぎゅうぎゅうに詰まった印象になります。サイズの小さいものや背の低いもので統一すると、圧迫感を抑えやすくなります。

●インテリアには明るい色を使う

インテリアのカラーを選ぶ際にも工夫しましょう。黒やダークブラウンなどの暗く濃い色を選択するよりも、白やベージュなど、明るく淡い色を採用した方が、広々とした印象になります。特に背の高い家具は壁の色に合わせて選ぶと、壁と馴染んですっきりして見えます。また、ベッドカバー、カーテンなど大きな面積を占める布も淡い色を選び、部屋全体の色数を増やし過ぎないように注意しましょう。

限られた広さの中でも、収納の工夫や家具・家電のレイアウト、インテリアコーディネートで、すっきりとした印象の居室を完成させることも可能です。内見の際には、部屋のサイズを計測し、手持ちの家具などと合わせてシミュレーションしてみましょう。

一人暮らし向けのコンパクトな部屋も見つかるUR賃貸住宅

18平米の部屋にかかわらず、ワンルームや1Kなど単身者向けの間取りも豊富なUR賃貸住宅。初期費用が抑えられるなど、何かと費用がかかる一人暮らしにうれしいメリットがあります。

●UR賃貸住宅とは?

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が運営する賃貸物件です。その特長は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要なこと。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能になります。

契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

さまざまなタイプの物件を豊富に持つURなら、全国約71万戸の物件の中から、希望の条件に合った部屋が見つかる可能性があります。一人暮らし向けの部屋を探している人も、床面積や間取りなどの条件を指定して物件を検索できるので、自分に合った住まいが見つかるはずです。

●UR賃貸住宅の一人暮らし向けプラン

URには、ライフスタイルに合わせて選べるお得な家賃プランが用意されています。例えば、契約者が35歳以下の一人暮らし世帯も対象となる「U35割」は、3年間の定期借家契約で通常よりも家賃がお得になり、学生でも利用することができます。

<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。

コンパクトでも、レイアウトの工夫次第で快適に暮らせる18平米の部屋

自分一人の空間と時間を実現することができる一人暮らし。しかし、暮らし始めるには何かと費用がかかります。そんなとき、比較的に家賃を抑えることができる18平米の部屋を検討してはいかがでしょうか。決して広い部屋とはいえませんが、レイアウトの工夫次第でゆとりのある暮らしができます。

しかし、契約時には家賃以外にも、さまざまな諸経費がかかることを忘れてはいけません。そんなとき、初期費用を抑えられるUR賃貸住宅は魅力的な選択肢になるはずです。また、ワンルームや1Kなど、一人暮らしに最適な部屋も豊富にあります。ぜひ、納得のいく部屋探しを実現してください。

監修/河野 真希

記事のまとめ

コンパクトな18平米は、レイアウトの工夫次第で快適に暮らせる部屋の広さ

  • ・18平米を畳数に換算すると約11畳。一般的に居室として使える広さは約5~6畳になる
  • ・一人暮らし向きの賃貸物件に多いワンルームや1Kの標準的な専有面積は25平米。比較するとコンパクトな広さになる
  • ・家具や家電のレイアウトを工夫することで、限りある広さを有効活用することができる
  • ・一人暮らし向きの物件も豊富にそろっているUR賃貸住宅。お得な家賃プランや少ない初期費用も大きな魅力

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