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パークマイスターが考案!子どもの運動能力を伸ばす「団地エクササイズ」⑫~縄をくぐる&跳ぶ~

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子どもの運動能力を育む動きに詳しい、パークマイスター※の遠山健太さんに、「団地エクササイズ」を教えてもらいます。子どもだけで、親子一緒に、団地の敷地内で楽しみながら簡単にできる運動です。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

今回のテーマは、「縄をくぐる&跳ぶ」

遠山さんが選定した「公園などの外遊びで体験できる、子どもの運動能力を伸ばすための24の基本動作」※の中から、毎月一つずつ、その動作につながる団地でできるエクササイズを紹介します。それぞれのエクササイズを行えば、運動神経が抜群になるかも!?

今回は、基本動作「くぐる」、「飛び降りる/着地する」が含まれているエクササイズ「縄をくぐる&跳ぶ」です。

縄をくぐる&跳ぶ

パパ・ママが縄をピンと張り、子どもがくぐる。その後、パパ・ママが縄の位置を下げ、子どもがジャンプ(orまたぐ)

自分の体の大きさを意識しながら行う「くぐる」動き。全身を思い通りにコントロールする力、背骨の柔軟性のほか、頭上にある縄を確認することで、空間認識能力が養えます
また、縄をジャンプする動きは、小学校の体育で行う長縄跳びにつながります。跳ぶことで全身の力がアップする上に、その力が伝わりやすい体に。跳躍力も鍛えられます。

縄をジャンプできなけば、またいでもOK。またぐ縄の位置を高くしたり、徐々にジャンプに変えたりすることで、年齢に合わせて遊ぶことができます。

URのプレイロットにある遊具の中には、「くぐる」動きにぴったりなものもあり、楽しく遊びながら運動能力を高めることができます。

※24個の基本動作は、「走る」、「はう」、「泳ぐ/潜る」、「追いかける」、「逃げる」、「のぼる」、「降りる」、「跳ぶ(垂直方向)」、「跳ぶ(水平方向)」、「飛び降りる/着地する」、「かわす」、「くぐる」、「投げる」、「捕る」、「掘る」、「押す」、「引く」、「蹴る/パントする」、「打つ(ラケット/手/棒状の物)」、「渡る」、「ぶら下がる」、「乗る」、「浮く」、「回転する」。
これらは、経験することでできるようになるので、さまざまな動作を遊びに取り入れることが大切です。

外に出れば生き物や緑に触れられる環境

URでは、鳥や昆虫などの身近な生き物との共存を目指し、もともとある草地や樹林、水辺などを大切にした住環境づくりを行っています。
こうすることで、自然が守られ、都市部であってもお住まいの方にとって豊かな生活の場となっているほか、温暖化対策などにも役立っています。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、子どもの運動教室「ウィンゲートキッズ」や学研とともに「リトルアスリートクラブ」のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に、『コツがつかめる! 体育ずかん』(ほるぷ出版)、『わが子の運動神経がどんどんよくなる本』(学研プラス)などがある。

Twitter:https://twitter.com/wingate_toyama

遠山 健太さん 写真
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