面白間取り物件の魅力

「面白間取り」に実際に暮らすとなると、どんなメリットがあるのでしょうか？まずは、その魅力をお届けします。

●面白間取りとは

LDKが珍しい形をしている。部屋の広さに対して設備の数が多い。用途不明な場所があるなど…。一般的な間取りとは少し異なる、ユニークな部分があるのが面白間取りです。狭い土地や変形した土地に、少しでも部屋を広くするために設計された結果、個性的な間取りが生まれるケースが多いのだとか。また、以前は事務所や倉庫など別の用途で使われていた物件を住宅向けリフォームした場合や、過去に流行した間取りが現代ではちょっと珍しく感じるなど、そんな理由もあるようです。

こうした面白間取りの物件は、掲載物件数が多い賃貸情報サイトや、個性的な賃貸物件を取り扱う不動産会社などで探すことができます。

●面白間取りのメリット

例えば、使い方の分からない空きスペースがある部屋を趣味の空間として活用したり、家具で仕切って緩やかにゾーニングされた部屋にしたり。一般的にはデメリットとされる特徴が、住む人のアイデア次第でメリットとなる可能性も大いにあります。おしゃれで個性的な暮らしをしてみたい方にとって、面白間取りは魅力的に映るはずです。

また、このような物件を選ぶのをちゅうちょする人もいるため、同じような条件の物件と比較すると家賃が安くなる傾向にあります。自分にとって魅力のある物件が安く借りられるのは、まさにメリットといえるでしょう。

面白間取りのユニークな物件も見つかるUR賃貸住宅

全国各地にあり、多彩な間取りがそろうUR賃貸住宅。ほかとはちょっと違う、自分好みの間取りを探したい人にもおすすめです。

●ユニークな物件も見つかるUR賃貸住宅とは

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国に約71万戸もの豊富な物件を持っており、間取りの多彩さも大きな魅力。面白間取りのユニークな物件を求める人にもおすすめできます。

また、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金（月額家賃の２カ月分）と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

●お得な家賃プランもご用意

ライフスタイルや条件によって選べる、お得な家賃で借りられるプランがあります。一定の条件を満たす必要がありますが、ぜひ検討してはいかがでしょうか。

＜子育て割＞

新婚世帯は最長３年間、子育て世帯は最長６年間、その二つを切り替えた場合に最長９年間、家賃の最大20％（所得に応じた減額となります。上限２万5000円）がサポートされます。対象は結婚５年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。

「子育て割」をさらに詳しく

＜近居割＞

募集家賃から５年間、５％減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径２km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。

「近居割」をさらに詳しく

＜そのママ割＞

３年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供（孫、甥、姪なども可）を扶養している世帯です。
※３年間の定期借家契約

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＜U35割＞

３年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※３年間の定期借家契約。契約期間満了の通知（期間満了の１年前から６カ月前までに実施）の際に、UR都市機構が再契約可能と判断する場合は、契約者に対して再契約の案内が行われます

「U35割」をさらに詳しく

＜URライト（定期借家）＞

契約期間を入居開始可能日から３年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます（契約期間が３年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です）。

URの「定期借家制度」をさらに詳しく

さらにURでは家賃支払いでPontaポイントがたまります。家賃500円ごとに１Pontaポイントがたまり、子育て中は子供の誕生日に追加でポイントがもらえるサービスも。たまったポイントはPonta提携のいろいろなお店での買い物に使えます。

「URでPonta」をさらに詳しく

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●UR賃貸住宅で探せる面白間取りの例

UR賃貸住宅で実在する面白間取りをご紹介します。自分好みの物件を選ぶ参考にしてはいかがでしょうか。（紹介する間取りの物件は、募集を行っていない場合があります）

「円形、三角形のLDKがある間取り」港北ニュータウン プロムナード仲町台（２LDK+１K・３LDK）

円形のバルコニーや三角形のLDKのユニークな形状をした間取りは、屋内の日照時間をより長くする工夫が施されています。

「離れのような洋室がある間取り」国立富士見台（４K）

和室が３部屋、洋室が１部屋ある間取りなのですが、奥にある洋室はユーティリティを挟んでいるため離れのような空間になっています。趣味や仕事に没頭できるスペースです。

「広い庭と渡り廊下がある間取り」戸頭（４DK）

１DKと２DKの住居が庭を挟んでつながっています。例えば、親と子供夫婦が程よい距離で暮らすなど、二世帯が安心して過ごすことができる間取りです。

「テレワークに最適な洋室がある間取り」鈴の宮（２LDK）

洋室の中が壁で緩やかに区切られた「テレワークスペース」のある間取りです。在宅ワークなど新しい生活様式に適した暮らしができます。

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個性が光る面白間取りには、住む人にしか味わえない特別な魅力がある

一つだけ離れた部屋が在宅ワークに適していたり、細切れになった間取りをシェアハウスとして活用したり、居室として使えないスペースを趣味空間として活用したり。一見すると個性的な間取りのようで、実は自分らしいライフスタイルを実現できる。そんな住まいに出会えることこそ、面白間取りの醍醐味ではないでしょうか。

豊富な物件をそろえているUR賃貸住宅なら、部屋のレイアウトの仕方も多様なので、自分にぴったりの間取りが見つかるはずです。希望するエリアが決まったら、ぜひURで検索してみてください。

監修／佐川 旭