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パークマイスターが考案!子どもの運動能力を伸ばす「団地エクササイズ」⑪~幅跳び大ジャンプ~

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子どもの運動能力を育む動きに詳しい、パークマイスター※の遠山健太さんに、「団地エクササイズ」を教えてもらいます。子どもだけで、親子一緒に、団地の敷地内で楽しみながら簡単にできる運動です。

※公園遊びに詳しく、子どもの発育を考えて指導ができるスポーツトレーナーのこと

今回のテーマは、「幅跳び大ジャンプ」

遠山さんが選定した「公園などの外遊びで体験できる、子どもの運動能力を伸ばすための24の基本動作」※の中から、毎月一つずつ、その動作につながる団地でできるエクササイズを紹介します。それぞれのエクササイズを行えば、運動神経が抜群になるかも!?

今回は、基本動作「跳ぶ(水平方向)」、「飛び降りる/着地する」が含まれているエクササイズ「幅跳びジャンプ」です。

幅跳び大ジャンプ

砂場の縁から両足or片足で遠くにジャンプ。目標の着地位置に目印を置くのも◎

できるだけ遠くにジャンプする「幅跳び」。水平方向に跳ぶ動作はハンドボールなどの球技に、着地の動作は跳び箱などの体育種目につながりますので、幼少期から体の反動を使ってジャンプする練習をしておくと良いでしょう。

また、下記のようなアレンジを加えることで、習熟度に合わせて何度も練習することができます。

  • ・目標の着地位置を少しずつ遠くする
  • ・片足でジャンプする
  • ・着地位置の目印の数を増やし、パパ・ママが指示した方向に跳ぶ
  • ・着地の後にも動作をプラスする(着地→ダッシュをする、など)

このエクササイズは砂場だけでなく、柔らかい芝生や土の上でも行うことができます。今回、目標位置にはマーカーコーンを置きましたが、ペットボトルやタオルなど目印となるものであれば、何でも代用可能です。

※24個の基本動作は、「走る」、「はう」、「泳ぐ/潜る」、「追いかける」、「逃げる」、「のぼる」、「降りる」、「跳ぶ(垂直方向)」、「跳ぶ(水平方向)」、「飛び降りる/着地する」、「かわす」、「くぐる」、「投げる」、「捕る」、「掘る」、「押す」、「引く」、「蹴る/パントする」、「打つ(ラケット/手/棒状の物)」、「渡る」、「ぶら下がる」、「乗る」、「浮く」、「回転する」。
これらは、経験することでできるようになるので、さまざまな動作を遊びに取り入れることが大切です。

子どもが安心して遊べる「歩車分離」

敷地が広いUR賃貸住宅の中には、「歩車分離」が導入されているところも。
「歩車分離」とは、人が歩く道と、車が通る道が分かれていることで、住んでいる人が安全に歩くことができます。

今回撮影を行った「多摩ニュータウン 永山も「歩車分離」されている団地の一つ。団地から駅や公園に、歩道のみを使って行くことができます。

今回の先生:遠山 健太さん

ワシントン州立大学教育学部初等教育学科卒。全日本モーグルチームのトレーナーとして、トップアスリートのトレーニング指導に携わってきた一方で、子どもの運動教室「ウィンゲートキッズ」や学研とともに「リトルアスリートクラブ」のプログラムを開発するなど、子どもの運動能力を育むことも積極的に行う。自身、2児の父であり、子どもとともにめぐった公園での運動子育て経験を生かし、パークマイスターとしても活動している。著書に、『コツがつかめる! 体育ずかん』(ほるぷ出版)、『わが子の運動神経がどんどんよくなる本』(学研プラス)などがある。

Twitter:https://twitter.com/wingate_toyama

遠山 健太さん 写真
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