ゆたかなくらしって? へや×DIY
お手製カバーでタンクレストイレに!賃貸でもOKなDIY術をユージさんがレクチャー

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ペーパーマガジン『Pacoma』の人気連載「おしかけDIY」がUR賃貸住宅に出張! 人気タレントのユージさんが、家の悩みを得意のDIYで解決します。この連載では、実際にユージさんがURの「現地案内所」を訪れて、UR賃貸住宅を華麗にDIYしてくれちゃいました!
トイレの気になる部分を隠したい!
今回ユージさんが訪れたのは、東京都葛飾区の青戸にあるUR賃貸住宅。こちらの営業窓口では、実際の部屋でお客さまをお迎えしています。担当の齋藤さんは、オーソドックスなトイレをスタイリッシュな空間にしたいとお悩みの様子。
そこで、ユージさんが提案したのは「気になる部分を“隠す”トイレ」。木製の手作りカバーでタンクを隠せば、すっきりとしたタンクレストイレに大変身! ぐっと洗練された印象になります。「貼ってはがせる壁紙やクッションフロアシートは、貼るだけで空間の雰囲気を変えられる模様替えの定番アイテム。鏡を使ったダミーの窓やおしゃれな小物も取り入れて、西海岸風の開放的なムードを演出しましょう!」(ユージさん)
今回使うものはこちら
【必要なもの】※写真上段左から
- ・はがせる壁紙RILM 布地系の無地ブルー
- ・クッションフロア用両面テープ
- ・住宅用クッションフロアシート グレイッシュウッド
- ・水性ウレタンニスつや消しクリヤー
- ・ミルクペイントforガーデン ミルキーホワイト
- ・壁美人(石膏ボード用固定金具)
いざ、スタート!
今回の依頼人
UR都市機構 東京北エリア経営部 齋藤さん
毎日使うトイレだからこそ、明るくおしゃれにしたい!
存在感があるタンクも、どうにかできないかと悩んでいるようです。
貼ってはがせる壁紙を壁に貼ろう!
貼ってはがせる壁紙を空気が入らないように貼る。つなぎ目の部分にスキマができないよう、1~2mm重ねるとキレイに仕上がる。
クッションフロアシート用の型紙を作ろう!
床に新聞紙を敷き、クッションフロアシート用の型紙を作る。台座の曲線部分は形をとりにくいので、短冊のように切り込みを入れて。
クッションフロア用シートを床に接着しよう!
型紙に合わせてクッションフロアシートを切ったら、弱粘着面を下にしてクッションフロア用両面テープで接着する。
タンクカバーの枠を作ろう!
カットした木材を「日」の字に組み合わせて、タンクカバーの枠を二つ作る。これをタンクの両端に置いて、上に天板を載せる計画だ。
手洗い場用に天板をくりぬこう!
タンクレスでも手洗い場が使えるよう、天板をくりぬく。ドリルで穴を開けてから、ノコギリでカット。床を傷つけないように注意しよう。
防水加工のため、天板にニスを塗ろう!
天板には、木目に沿って水性ウレタンニスを塗る。断面も忘れずに。簡易的な防水加工になるため、手を洗って水が跳ねても安心。
タンクカバーの枠と天板をセットしよう!
STEP4の枠をタンクの両脇に置き、天板をセット。ペイントしておいた前板を打ちつけていく。隠しくぎを使い、すっきりした見た目に。
ミラーを使って、ダミー窓を作ろう!
最後に、正方形の箱を作り、ミラーをはめ、枠をつければ、ダミー窓の完成。跡が残りにくい金具「壁美人」で壁に固定する。
明るくて開放感のあるトイレが見事完成!
「タンクカバーは下部を少し開けておけば、掃除も簡単。もちろん、水洗レバーの部分は覆わないように気を付けて作ってね!」と、ユージさん。タンクを隠すためのカバーは、骨組みとなる木材を解体すれば元通りに。
また、貼ってはがせる壁紙で壁面の色を変えたり、ペーパーホルダーを取り換えたりするだけで、簡単に雰囲気も変えられます。原状回復できるよう、元のホルダーはちゃんと保管しておきましょう!
賃貸でもあなたらしいお部屋づくりを
賃貸住宅には原状回復義務がつきものですが、使用するアイテムやアイデア次第で賃貸住宅でもDIYができるんです! まずは手軽なDIYからはじめてみて、あなただけのお気に入りの空間をつくってみませんか?


気になる部分を“隠す” DIY術で、明るく開放感のあるトイレに!
- ・お手製カバーで、タンクレストイレに変身
- ・鏡を使ったダミー窓で、空間を広く見せる
- ・貼ってはがせるシートで、壁と床をチェンジ