ゆたかなくらしって? へや×DIY
ユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY 第11回【リビングの一角に勉強コーナーをつくろう!】
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DIY好き&子育てパパであるタレントのユージさんが、みなさんから寄せられた「暮らしのお悩み」をDIYで解決する連載の第11回。今回は、「子どもがリビングに教科書やノートを置きっ放しにする」というエリコさんのお悩み。ユージさんからDIYのポイントを教わりながら、快適な勉強コーナーをつくります!
【Before】子どもの勉強グッズでリビングが散らかっています…
小学1年生の子どもがいるのですが、学校から帰宅すると教科書やノートをリビングに広げてしまいます。そのまま宿題をすることもあって、いつも散らかっている状態…。どうにかしたいな~。
ユージさん、何か良い方法ありますか?
勉強道具を床置きしてるんだね。そしたら、この場所をそのまま勉強コーナーにしよう! リビング学習は親の目が届きやすいから、子どもも集中できるみたいだよ。
収納もできる充実のコーナーにしよう!
今回使うものはこちら
- 【必要なもの】※写真左から
- ①2段カラーボックス(幅420×奥行き300×高さ720mm)
- ②4段カラーボックス(幅420×奥行き300×高1170mm)
- ③ラワン合板(4段カラーボックスの扉用/幅420×長さ270×厚み5.5mm)
- ④アカシア集成材①(補強脚用/幅300×長さ720×厚み15mm)
- ⑤アカシア集成材②(天板用/幅450×長さ1180×厚み15mm)
- ⑥1×8材(棚板用/長さ420mm)
- ⑦1×6材(棚板用/長さ1600mm)
- ⑧スチールパイプ(直径16×長さ910mm)
- ⑨水性ステイン(ウッドステイン/ライトブラウン)/和信ペイント
- ⑩アンティークつまみ(扉の取っ手用)
- ⑪パイプ用ソケット金具 2個
- ⑫リメイクシート(青、黄色)/ホークスアイ
- ⑬リメイクシート(黒、白、赤)/アサヒペン
- ⑭ヨートー金具 2個 ※STEP3に画像あり
今回のDIYにかかった合計製作費用 約2万円(税別)
※材料のサイズ、費用は部屋の広さによって異なります。
Let’s スタート!
木材の下準備をする
今回は、既製のカラーボックスを左右に配置するデザインを考えたよ。4段のカラーボックスは右、2段のカラーボックスは左側に置いて、机の脚の役割も果たします!
なるほど、そこに天板を渡せば机になるんですね!
そう! まずは棚板にする1×6材と1×8材に塗料を塗っておこう!
1×6材と1×8材に水性ステインを塗る。
「ハケで塗ってから、ウエス(古布)で拭くと、木目がきれいに浮き上がるよ」とユージさん。さて、次はカラーボックス組み立ての下準備! 今回用意したのはシンプルな木目調のカラーボックスなんだけど、楽しく勉強してもらうためにリメイクシートでカラフルにアレンジしてみよう!
2段と4段のカラーボックスを、それぞれどんな配色にするか検討中。
「設置したときに見える面を考えて決めよう!」とユージさん。側板の内側にリメイクシートを貼り、1段ずつ色を変えることに。まずは黄色のリメイクシートを、カラーボックスの棚板の位置まで貼る。
貼り方は簡単だよ! 裏のはくり紙をはがしながら、空気がなるべく入らないように貼っていってね。
カラーボックスの側板に背板を通す溝がある場合は、その溝にカッターを入れて背板側にはみ出したリメイクシートを切る。
側板からはみ出したリメイクシートもカッターで切る。
「その後は、次の段の位置に別の色のリメイクシートを貼っていくよ! シートの境目はカラーボックスの棚板で隠れるから、気楽に切ればOK~」とユージさん。僕たちは、側板の内側に黄色と青、背板に白と黒のリメイクシートを貼ったよ。
扉用のラワン合板には赤のリメイクシートを貼ることに。
「小さな空気は最後にスクレーパーで追い出してね」とユージさん。- ユージのワンポイントアドバイス!
カラーボックスをカラフルにアレンジしたのは、人気の「ミッドセンチュリー家具」をイメージしてみたんだ! 既製のカラーボックスでも自分流に楽しめるのがDIYの良いところだね。
カラーボックスを組み立てよう
では、リメイクシートを貼った側板を使って、カラーボックスを組み立てますよ~。
はい! 既製品だとねじ穴も開いているので、DIY初心者にはぴったりですね!
でしょ? サクサク進めていきましょう~!
4段カラーボックスの天板と底板、片方の側板を合わせてねじどめする。
エリコさんも電動ドリルドライバーに挑戦。
「板を押さえながら打つのは少し難しいけど、うまくできました!」とエリコさん。エリコさん、自分の方に向けて電動ドリルドライバーを使うのは、力が必要だったでしょ? よくできましたね~。どんな向きでも打てると作業が早いんだよね。
リメイクシートを貼ったところはねじ穴がふさがっているので、ねじを打つ前にねじの先をさして、穴を開けておく。
側板の内側にリメイクシートを貼ったから、外側からねじどめするときにシートが浮き上がってしまうかもしれない。それを防ぐために、あらかじめシートに穴を開けておこう!
もう1枚の側板もねじどめしたら、背板を差し込む。
背板もねじで固定する。
2段カラーボックスも同じように組み立てるよ~!
二つのカラーボックスが完成!
- ユージのワンポイントアドバイス!
カラーボックスの組み立ては簡単だけど、先に貼ったリメイクシートがはがれない工夫は必要だね! 背板にリメイクシートを貼る場合は、背板を差し込んでから、カラーボックスの棚板と側板を固定するなど、組み立て順を考えながら作業しよう。
天板や棚板を固定しよう
では、カラーボックスに天板や棚板を固定して、机を仕上げましょう!
はい! 二つのカラーボックスを天板でつなげて机にするんですよね…?
その通り! 天板の左側は2段カラーボックスに固定すれば良いんだけど、右側は固定するための補強脚が必要なので、アカシア集成材①(補強脚用)を4段カラーボックスの側板に付けよう。
アカシア集成材①に両面テープを貼り、4段カラーボックスの側板に仮どめする。
アカシア集成材①と側板をねじどめ。電動ドリルドライバーで下穴を開けてから、ねじを打つ。
アカシア集成材②(天板用)を、2段カラーボックスと補強脚の上に渡すように載せて、ねじを打って固定する。
4段カラーボックス側は、補強脚(アカシア集成材①)に向けてねじを打つ。
さぁ、これで机はOK! 次は棚を作りましょう~。水性ステインを塗っておいた長さ1600mmの1×6材と、長さ420mmの1×8材の棚板を用意するよ。まずは、1×6材の棚板を天板に取り付けましょう。スチールパイプを使って支えるよ!
パイプカッターを使って、スチールパイプを約435mmに切る。
「切れた! 意外と簡単!」とエリコさん。
スチールパイプはホームセンターの有料サービスでも切れないことが多いから、パイプカッターは持ってると便利だよ!
スチールパイプの両端にパイプ用ソケット金具を取り付ける。
机の天板にスチールパイプを立て、1×6材の棚板の左側を支えるように置き、ねじで固定する。天板側も固定する。1×6材の棚板の右側は、4段カラーボックスの上に固定。空いたスペースに1×8材の棚板も固定する。
「これで棚板もOK!」とユージさん。最後に、4段カラーボックスの一番下に、扉を付けて完成させましょう!
4段カラーボックスの一番下の棚板に、このヨートー金具(材料表⑭)を付ける。
「これで上向きに開閉できる扉にしよう!」とユージさん。赤いリメイクシートを貼ったラワン合板にアンティークつまみを付けて、ヨートー金具をさすための穴を開ける。「扉を付けて…できた!」とユージさん。
- ユージのワンポイントアドバイス!
1×6材の棚板と天板の間をつなぐためにスチールパイプを立てたから、格好良い雰囲気になったよね! でも、実はこういうデザインで1×6材みたいな木材を使う場合は、注意したい点があるよ。木が反ったりしてるかもしれないから、高さは計算どおりにはいかないことがあるんです!
スチールパイプを切る前にしっかり測るか、最初は長めに切って微調整すると良いね。
【After】収納を兼ねた勉強コーナーが完成!
おつかれさまでした! リメイクシートの色合いが効いて、リビングがぱっと明るい雰囲気になったね~。
ありがとうございました! 上の棚板にディスプレイできるから、リビング全体になじんでくれそうです!
うれしいな~。せっかくリビングに置くから、インテリアの一部として役立ってもらいたいもんね。DIYの作業はどうでした?
既製品をリメイクシートでアレンジしたのが楽しかったです。パーツがバラバラの状態で配色を決めるのは難しかったけど、きちんと考えて良かった!
気に入ってもらえて僕もうれしいです! またDIYにチャレンジしてね。
【まとめ】カラフルな勉強コーナーがリビングのアクセントに!
ワクワクする仕上がりに、子どもも大満足! カラーボックスに教科書やノートをしまって、張り切って勉強しています。扉を付けた棚も、ごちゃごちゃして見えるものを収納できて便利!
私もパソコン作業をするときは使わせてもらっています♪
ユージと一緒にお部屋をおしゃれにDIY プラスワン!で作った、自立式ペグボードの詳しい作り方はこちら
カラーボックスを使った収納もできる勉強コーナーが完成!
- ・組み立てるだけのカラーボックスをリメイクシートで自分好みに
- ・カラーボックスを脚にすれば、初心者でも簡単に立派な家具が作れる!
- ・リビングの雰囲気づくりにも役立つ棚板がポイント
足立区竹の塚3-11ほか
にぎわう街と心地よい住まいが共存する竹の塚エリア。周辺には商店街や駅ビル、ショッピングセンターなどの便利な施設がそろっており、「元渕江公園」や「保木間公園」などの緑豊かな公園もあります。最寄りの「竹ノ塚」駅までは徒歩圏内。駅からの道はまっすぐで明るく、団地内はしっかり歩車分離されています。幅広い世代が安心して暮らせる環境です。
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