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一人暮らしのガス代は平均3056円!都市ガス・プロパンガスの違いと節約方法

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一人暮らしで生活費を抑えたいのになかなか減らない。そんな悩みを感じている人は少なくないはず。例えば、毎月払うガス代の請求金額を見て、相場はいくらか気になることもあるでしょう。総務省の調査によると、一人暮らしのガス代の平均的な金額は3056円です。ただし、ガスの種類や季節によって料金は大きく異なります。本記事では都市ガスとプロパンガスの料金差や、今日からできる簡単な節約術などを解説します。現在一人暮らしをしている方も、これから予定している方もぜひチェックしてみてください。
一人暮らしのガス代の目安

総務省の調査では、一人暮らしの1カ月のガス代の平均金額は3056円(※)です。ガス代はどんな計算式で算出されるものなのか、まずは料金の仕組みからお伝えします。
●一人暮らしのガス代の平均額
1カ月3056円というのは、全国の単身世帯のガス代を平均した金額です。住んでいる地域や生活の仕方によって変動するため、この金額は大まかな参考データとしてとらえる必要があります。実際には、月ごとの支払い額は1年を通して同じ金額というわけではなく、使用する時期によっても変わりますので、あくまで一つの目安としてください。
- ・月別のガス代の平均は?
季節別に見ると、一般的に夏場より冬場の方がガス代は高くなります。その主な理由は以下の3点です。
- 〈1〉水温が低い:水をお湯にするために多くのガスエネルギーが必要になる
- 〈2〉給湯温度の設定:夏場よりも給湯温度を高く設定することが多い
- 〈3〉在宅時間の増加:ガスストーブなどの暖房器具の利用時間や入浴の時間が増える
なお、近年は原料となるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)などの価格が高騰しているため、ガス会社が料金を引き上げていて、年間を通じて高くなる傾向にあります。

※出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)/単身世帯 2024年(令和6年)」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/2024np/index.html![]()
都市ガス・プロパンガスの違いとガス代の差
家庭で使うガスは、都市ガスとプロパンガスの2種類に大きく分けられます。原料や家庭への供給方法が異なるため、プロパンガス料金の方が高くなることが多いようです。
●都市ガス
都市ガスは、道路や敷地の地下に埋設されたガス導管によって各家庭に供給されます。その名の通り、都市部を中心にインフラが整ったエリアで普及しています。主な原料は、メタンを主成分とする天然ガスや、海外から輸入されるLNG(液化天然ガス)です。
●プロパンガス(LPG)
プロパンガスは、ガスを充填(じゅうてん)したボンベを各家庭に配送することで供給されます。都市ガスの未整備エリアや、世帯数が少ないエリアを中心に利用されています。主な原料は、プロパンやブタンを主成分に持つLPG(液化石油ガス)で、多くを海外から輸入しています。

●都市ガスとプロパンガスの見分け方
使っているガスが都市ガスかプロパンガスかを見分けるのは比較的簡単です。プロパンガスの場合、建物の横にガスボンベが設置されています。屋外にガスボンベが見当たらなければ、都市ガスが引かれているか、オール電化の家だと考えられます。ただし、集合住宅によっては、屋外にガスボンベを置いていないケースもあります。
また、室内にあるガス漏れ警報器の場所でも見分けることができます。天井付近に設置されていたら都市ガス、床付近に設置されていたらプロパンガスです。都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは空気より重い特徴があるためです。そのほか、ガスコンロやガスメーターなどのガス機器に貼ってあるシールでも見分けられます。都市ガスなら「12A」、「13A」、「都市ガス用」、プロパンガスなら「LPG」、「プロパンガス用」などと表記されています。
都市ガスは、どこでもすぐに利用できるわけではありません。都市ガスを利用するにはその場所が都市ガス会社の供給エリアであり、各家庭へのガス導管の引き込み工事が済んでいることが条件となります。ガスコンロや給湯器などを都市ガスに対応したものに切り替える必要もあります。賃貸マンションや賃貸アパートでは、都市ガスを使いたいと思っても勝手に工事をすることができず、プロパンガスしか選べないケースも多いようです。

●都市ガスよりプロパンガスの方がガス代は高くなる傾向
一般的に、都市ガスよりもプロパンガスの方が、料金が高くなる傾向があります。都市ガスはガス導管を通して自動的に供給されますが、プロパンガスはガスボンベを各家庭に配送する必要があります。そのため人件費などの配送費がかかるからです。また、地域によっては、契約できる会社が少なく、利用者がプロパンガス会社を自由に選べない場合もあり、地域で適正な価格競争が行われにくくなっているのも要因のようです。
ガス代の計算方法

毎月支払いのあるガス代がどのように算出されているかをご存じですか? ここでは案外知らない人も多いガス代の内訳と計算式を分かりやすく解説します。
●一般的なガス代の計算式は、「ガス料金=基本料金+従量料金」
「基本料金」は月々の使用量のランク別に一定額が決められています。ガスをまったく使わなかったとしても基本料金は払わなくてはなりません。「従量料金」は1立方メートル当たりの単位料金に、その月に使用したガスの総量を掛けて算出します。従量料金=単位料金×ガス使用量となります。なお、この単位料金は原料費調整制度に基づいて毎月変動します。
原料費調整制度とは、原料費の変動に応じて料金を調整する制度のことです。LNGやLPGなどの原料費や、輸入するときの為替レートは変動するため、これらを適切に毎月のガス料金に反映させるために設けられています。単位料金は、貿易統計に基づいた過去3カ月の算定期間の平均原料価格と、基準となる原料価格(基準平均原料価格)を比較して、毎月調整されています。
一人暮らしでガス代を節約する方法
1年を通してガスを多く利用するのが、お風呂とキッチンです。一人暮らしの場合、自宅でのどんな対処法がガス代の節約につながるのか、主なポイントを紹介します。
●お風呂での節約法

浴槽にお湯をためるときの注意点は、設定温度を上げ過ぎないことです。また、追いだきするとガスを余計に消費するため、お湯を入れたら冷める前に入浴しましょう。シャワーを使うときは、出しっ放しは禁物です。ガス代だけでなく水道代も無駄になります。頭や体を洗っているときは、シャワーを止めるようにしましょう。節水シャワーヘッドをセットして水量を減らすという方法も、ガス代の節約につながります。
お湯につかるのが好きな人もいるでしょうが、一人暮らしならシャワーの方が節約になることが多いかもしれません。ガス代を削減したいなら、浴槽にお湯をためる回数を減らすことを検討してはいかがでしょうか。もちろんシャワーのみの利用でも、頭や体を洗うとき以外は、出しっ放しにしないことが大切です。一人暮らしの場合は、いつもの習慣を少し変えるだけで、省エネに直結することもあります。できることから挑戦してみましょう。
●キッチンでの節約法
キッチンでは、主に洗い物などでガス給湯器、料理でガスコンロを使用していることが多いでしょう。食器などの洗い物でお湯を使う際は、設定温度を上げ過ぎないように注意することでガス代を節約できます。洗った食器はその都度すすがずに、まとめて洗ってから一気にすすぐ方が効果的です。
鍋やフライパンで料理するときは、底に付いた水分をよく拭いてから火にかけましょう。なぜなら、水分を蒸発させるのにガスを余計に消費するからです。また、コンロの火はなるべく鍋底の全体に当たるように火加減を調整することが重要です。鍋底から火がはみ出していると、効率的に熱が伝わらず、ガスが無駄になりかねません。
強火だけで料理せず、火力を調整しながら料理するのも節約のコツです。野菜などを下ごしらえするとき、ガスで加熱するのではなく電子レンジを利用すれば、時短にもなります。煮込み料理には圧力鍋や保温調理器具を活用することも、ガス代の節約につながります。
冬場は料理の前に鍋などに水を入れたり、食材を早めに冷蔵庫から出したりして、あらかじめ室温に近づけておくことでガスの使用時間を短くすることができます。なお、時々コンロのバーナーキャップの穴を掃除することも大切です。熱量のロスを減らすことでガス代を節約でき、目詰まりして異常燃焼を起こすリスクも防げます。

一人暮らしのガス代も初期費用も抑えたいならUR賃貸住宅がおすすめ

電気代や水道代と同じようにコツコツと節約に取り組みたいガス代。光熱費を抑えられる物件を探している方には、都市ガス導入の物件が多いUR賃貸住宅がおすすめです。
●ガス代が安定している都市ガス
ガス代の節約を考えている場合、料金設定が高くなりやすいプロパンガス物件から、配送コストがかからず、安定して安い都市ガス物件へ引っ越すのも効果的です。UR賃貸住宅は多くの物件で都市ガスを採用しているため、毎月のガス代を抑えやすいというメリットがあります。
●ガス会社の選択は自由!
都市ガスの小売全面自由化に伴い、入居者が都市ガスの契約会社を自由に選べます。ガス会社を選択する場合、入居開始1カ月前から1週間前までに希望のガス小売会社へ申し込みます(一部のプロパンガス供給団地を除く)。申し込みから使用開始までには数日かかるため、使用開始前までに余裕を持って申し込みましょう。なお、ガスの開栓時には入居者自身の立ち合いが必要です。また、電気の契約会社も入居者自身で選択することができるので、電気とガスを同じ会社で契約すればセット割引など、お得な特典を受けられる場合もあります。
●UR賃貸住宅なら初期費用が大幅に抑えられる
独立行政法人都市再生機構(UR)が管理するUR賃貸住宅は、全国に約70万戸もの豊富な物件があります。都市部から郊外までのエリアに、さまざまなタイプの住まいがそろっており、家賃や間取り、立地はもちろん、ライフスタイルの好みなど、希望の条件に合う物件を探しやすいことが魅力の一つになっています。ワンルーム(1R)や1K、1DKなど、一人暮らし向けの物件についても充実しているのはいうまでもありません。
UR賃貸住宅なら、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため入居時の初期費用を大幅に抑えることが可能になります。更新時に更新料が不要なだけでなく、自動更新で手続きも不要なのでスムーズにそのまま住み続けることができます。
なおUR賃貸住宅の申込み資格には収入要件があります。それが「申込者本人の平均月収額が基準月収額以上であること」で、給与収入や事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など、将来も継続すると認められる収入をもとに、原則として過去1年間の額面収入の合計額を12で割った額を平均月収額としています。入居を希望する物件の家賃の額、入居者が世帯か単身かによって、基準月収額は以下のように異なりますので確認しておきましょう。

●一人暮らしの人におすすめの「U35割」
UR賃貸住宅では、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるプランがたくさん設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。例えば、35歳以下の契約者を対象とする「U35割」なら、3年間の定期借家契約で通常よりも家賃を節約できるというメリットがあります。

「U35割」は、住む期間が決まっている単身赴任の会社員や、学校を卒業するまでの住まいを探している学生、いろいろな物件に住みたいという理由で、短期間での引っ越しを考えている人などに向いています。条件を満たしているなら利用を考えてみてはいかがでしょうか。
- <U35割> 35歳以下の方を対象としたお得な家賃

- 3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
- <URライト(定期借家)>

- 契約期間の満了により、契約が更新されることなく確定的に終了する契約。期間中の家賃変更がなく、3年間お得な家賃で借りられます。最初から借りる期間が決まっている人、いろいろな物件に住んでみたい人などにおすすめのプランです。
- <ハウスシェアリング制度>

- 友達など家族以外の単身者同士の入居について、原則2名まで契約ができます(1K、1DKおよび1LDKの住宅では2名が限度となります。住宅形式に応じて3名以上でも同居が可能。ただし居室数=最大人数となります)。友人同士やカップルでのルームシェアなど、さまざまな住まい方に対応しています。
- 代表者が契約するのではなく、シェアする入居者全員が契約者となるため、それぞれの平均月収額が一定額以上であるなどの申込資格に該当すれば入居が認められます。満18歳以上の学生の場合は、平均月収額が条件に満たなくても申し込み可能な場合があるため、学生でもルームシェアをして暮らすことができます。
光熱費や家賃など生活費を抑えて、快適な一人暮らしをしよう!
プロパンガスに加え、地域別になっていた都市ガスについても小売全面自由化になり、都市ガス会社の料金プランを自由に選べて、電力会社などからもガスの供給を受けられます。電気との“セット契約”での料金割引や、インターネットや携帯電話回線などを合わせた乗り換え“セット割”のお得な料金設定を提供している会社もあります。
選び方が分からない場合は、インターネットで検索すれば、エリア別に契約が可能なガス会社や料金単価などサービス内容を比較することができます。申し込み手続きや相談についてインターネットのほか、電話窓口で対応してくれる会社もあります。ただ、賃貸物件によっては管理会社や大家さんがガス会社を指定し、変えられない場合があるので必ず事前に確認しましょう。

ガス料金や電気料金などの変動費だけでなく、家賃を含めた固定費の支出を減らせれば、さらに家計の負担を軽くすることができます。UR賃貸住宅なら初期費用を抑えられるだけでなく、月々の家賃がお得になるプランも用意されているので、「生活費を抑えて、快適な一人暮らしをしたい」という人におすすめです。引っ越しの際は、ぜひURも含めて検討してみてはいかがでしょうか。
監修/河野 真希
一人暮らしのガス代に関するよくある質問(FAQ)
- Q.一人暮らしでガス代が5000円を超えました。これは普通ですか?
- A.平均額と比較すると高額ですが、プロパンガス物件や冬場の利用であれば十分にあり得る金額です。
総務省の調査による一人暮らしのガス代平均額は1カ月当たり3056円です。しかし、プロパンガスは都市ガスに比べて料金設定が高くなる傾向があるため、5000円を超えることも珍しくありません。また、近年原料となるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)の価格高騰により、全体的にガス料金が値上がりしている状況も影響していると考えられます。
- Q.冬になるとガス代が急に上がるのはなぜですか?
- A.外気温とともに水道水の温度が低くなるため、設定温度まで温めるのに多くのエネルギー(ガス)を消費します。そのためお湯を沸かすのにより多くのガスが必要になり、夏場に比べてガス代が高くなるのが一般的です。また、給湯器の設定温度を高くしたり、浴槽にお湯をためる回数や暖房器具の使用が増えたりすることも、料金が上がる要因となります。
- Q.一人暮らしだと「浴槽にお湯をためる」場合と、「シャワーのみ」の場合ではどちらのガス代が安いですか?
- A.一人暮らしであれば、「浴槽にお湯をためる」よりも「シャワーのみ」の方が節約になる場合が多いです。浴槽にお湯をためると使用する湯量が多くなり、追いだき機能を使うとさらにガスを消費します。そのため、浴槽につかる回数を減らしてシャワーのみの方がガス代の節約につながります。ただし、シャワーも出しっ放しにするとガス代・水道代ともに無駄になるため、頭や体を洗っている間は小まめに止めることが節約の鍵となります。
- Q.賃貸アパートで、プロパンガスから都市ガスに変更することはできますか?
- A.一般的な賃貸物件の場合、入居者の判断でガスの種類を変更することは基本的にできません。都市ガスを利用するには、その地域が供給エリアであり、建物にガス導管が引き込まれている必要があります。賃貸物件では勝手に工事を行うことができず、プロパンガス仕様の物件に入居した場合は、そのままプロパンガスを利用することになります。ガス代を抑えるために都市ガスを利用したい場合は、物件探しの段階で確認・選択をする必要があります。
- Q.建物が「都市ガス」か「プロパンガス」か、どう見分ければ良いですか?
- A.建物の屋外に「ガスボンベ」があるかどうかで簡単に見分けられます。プロパンガスの場合は、建物の横などにガスボンベが設置されています。ガスボンベが見当たらなければ都市ガス(またはオール電化)の可能性が高いです。また、室内にあるガス漏れ警報器の位置でも判別可能です。ガス警報器が「天井付近」にあれば都市ガス、「床付近」にあればプロパンガスです。ガス機器に貼られたシール(都市ガスなら「12A・13A」、プロパンなら「LPG」)でも確認できます。
- Q.賃貸住宅でもガス会社を選んで契約できますか?
- A.都市ガスは小売全面自由化により、入居者が自由にガス会社や料金プランを選べます。また電気とのセット割引などを利用できる会社もありますが、賃貸物件によっては管理会社や大家さんがガス会社を指定しており、入居者が変更できないケースもあるため、契約前に必ず確認しましょう。


ガス代だけでなく生活費全体の節約なら、UR賃貸住宅への住み替えがおすすめ!
- ・一人暮らしなら、お風呂やキッチンでのガスの使い方を変えるなど、光熱費節約の結果が出やすい
- ・ガス代や電気代などの変動費だけでなく、固定費を含めた生活費全体を節約するなら、住居費を抑えられる賃貸物件への引っ越しも検討してみては
- ・UR賃貸住宅なら初期費用を抑えることができ、一人暮らしにぴったりな物件も豊富。お得な家賃プランもあるのがうれしい
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