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おいしく、楽しく、地域や地方都市の魅力に出会おう!幼稚園とコラボレーションした「かなやマルシェ&金山団地マルシェ」

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福岡県福岡市の金山団地別ウィンドウで開きますで、団地の中にある、かなやま幼稚園とURのコラボレーションイベント「かなやマルシェ&金山団地マルシェ」が開催されました。
イベントには、地方都市の名産品や、地域にお住まいの方たちの手作りの品々、多彩なワークショップなどがそろい、たくさんの子どもたちや家族連れでにぎわいました。

金山団地マルシェ九州各地のおいしいものが団地に集合!

UR賃貸住宅には、団地内に幼稚園や子育て支援施設が備わっているところがあります。金山団地もその一つで、団地の中心にかなやま幼稚園があります
今回は、かなやま幼稚園で定期的に開催されているイベント「かなやマルシェ」と、URによる「金山団地マルシェ」が共同開催! 「多くの方が楽しめ、にぎわいのあるイベントにしたい」という両者の思いから、このコラボレーションが実現しました。

「金山団地マルシェ」は、「URふるさと応援プロジェクト」の一環として実施。このプロジェクトは、全国の自治体と団地やURがまちづくり支援を行う地区に暮らす人々をつなぎ、地域経済の活性化と団地やまちの魅力向上を目指すというものです。
九州では2022年の「四箇田団地マルシェ」、2023年の「若久団地マルシェ」に続き、URがまちづくりの手伝いをしている都市やゆかりのある地域の地元企業や団体が多数出店しました。

日本遺産に認定されている「シュガーロード」の歴史や文化を紹介していたのは、「シュガーロード連絡協議会」。「シュガーロード」とは、江戸時代に長崎から北九州を結ぶ長崎街道を通って砂糖文化が広まったことにちなんだ、この街道の名称。街道沿いにはいくつもの銘菓が生まれ、今も親しまれているそうです。

そんな銘菓の一つとして、北九州市の金平糖を「和菓子本舗恋寿華堂」が販売しました。カラフルな金平糖は水色のサイダー味、オレンジ色のミカン味など色によって味が異なり、子どもたちは自分好みの色や味を選ぶ「金平糖瓶詰め体験」を楽しんでいました。

福岡県古賀市に工場がある株式会社ピエトロは、ドレッシングやパスタソースがそろう「ピエトロマルシェ」をオープン。限られた店にしか置かれていない福岡県産ゴボウのポタージュスープや、タニタカフェ監修のドレッシングなどもあり、「口コミで気になって足を運んだ」という来場者もいました。

九州での「URふるさと応援プロジェクト」に3年連続で出店している熊本県荒尾市からは、毎回大好評の名物のメロンパンが届きました。すべて職人の手で作られている出来たてのメロンパンは、外はカリカリ、中はふんわりしていて絶品! 前回はすぐに完売してしまったため多めに準備したそうですが、今回も完売という人気ぶりでした。
URと荒尾市は、旧荒尾競馬場の跡地に新たなまちをつくる計画を進めています。

福岡県小郡市のブースには、二つの企画がありました。
一つは、小郡市産の採れたて野菜や米などの農園直送販売。試食も用意されていて、うま味たっぷりの小松菜やチンゲン菜、「ハロウィンスイート」という希少品種のサツマイモに、試食した人から「おいしい!」の声が上がっていました。

その隣は、小郡市の「おうち起業応援講座」(※)を受講した方たちによる雑貨コーナー。木製品や小物類、多肉植物などの販売に加え、ハンドメイドを体験できるワークショップも!

※小郡市が女性再チャレンジ支援事業の一つとして実施している、得意なことや好きなことを仕事にしたいと考えている人のための起業講座

URコミュニティのブースでは、石川県の郷土玩具をモチーフにしたマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」の押し絵ストラップを作るワークショップが開かれていました。使用するクラフトキット1セットごとに石川県に義援金が届けられ、手作りを楽しみながら被災地の応援もできます。

色鮮やかなミニトマトが目を引いたのは、「TomatoFarm西農園」のブース。農園主は実は、金山団地出身なのだそうです。
「子どものころはこの広場で思い切り遊び、住民や地域の人たちみんなにのびのび育てていただきました。そんな思い出のつまった場所で、お住まいの方たちに自分の作ったトマトをご紹介できてうれしいです」と、イベント参加への思いを教えてくれました。

日中支援型障がい者グループホーム「YOKATOKO」のブースでは、手作りの文房具雑貨やコースターなどを販売していました。中でも1番人気は、スイーツそっくりのかわいらしい飾りをあしらったストラップだそうです。

金山団地マルシェ 集会所地元大学生による、健康&手作り体験企画も!

団地の集会所をのぞくと、福岡大学薬学部によるコンテンツが行われていました。「健康体操イベント」では、脳と体を活性化させる「ブレインパフォーマンス体操(ブレパサイズ:エーザイ株式会社提供)」にみんなでチャレンジ!

福岡大学薬学部は、福岡市城南区の宝台団地別ウィンドウで開きますにお住まいの方たちの健康をサポートする催し「宝台健康アカデミー」を定期的に開催しています。
「宝台団地で学んだコミュニケーションや企画をつくる上で大事なことを、今日のコンテンツにも生かしました」と、学生がやりがいを話してくれました。

参加者と楽しくコミュニケーションを図ろうと企画されたのが、「スライム作り体験」。コップに洗濯のりと絵の具、水を入れてかき混ぜ、ホウ砂水を加えさらに混ぜ、しばらく置くことで、スライムを手作りできました。
待っている間は、食べ物の栄養素と役割を学べる「食品クイズ」に挑戦。参加した女の子は、「ふだん食べているものの働きを知って驚いた!」と、目を輝かせていました。

このイベントへの参加について、福岡大学薬学部臨床疾患薬理学研究室 助教の渡辺さんは、こう語っていました。

福岡大学助教
渡辺さん

大学が大学生だけのものではなく、地域のみなさんにとって身近な「コミュニティの中の大学」でありたいと考えています。薬剤師になるとご自宅におじゃますることもあります。団地という、お住まいの方の生活空間にうかがって交流できる機会はとてもありがたく、学生たちの貴重な経験になっています。

URと日本総合住生活(JS)は、「ビーズでブレスレットづくり」と、ダーツを実施。ブレスレット作りに孫と一緒に参加した女性は、完成した作品をさっそく身に着けにっこりほほ笑んでいました。
ほかにも、金山団地にまつわるクイズに回答するとお菓子がもらえる「クイズラリー」などもあり、みなさん思い思いに企画を楽しんでいました。

かなやマルシェ地域の触れ合いを深める、幼稚園のマルシェ

かなやま幼稚園による「かなやマルシェ」のエリアには、園児や卒園児の保護者も出店。バラエティーに富んだハンドメイド品が並んでいました。アクセサリー類やぬいぐるみ、革小物、糸やひもを手で編んだマクラメ雑貨の店もあり、掘り出し物を探す人たちでにぎわいました。

ハンドメイドとミニゲームの「ねっこ商店」の店長は、なんと「将来、保護猫カフェを開くのが夢」という9歳の女の子! 保護猫活動のために猫のブローチと帯留めを手作りし、売り上げの一部を寄付しているのだそうです。
今回は友達も手作り作品で参加し、仲良く力を合わせて店を盛り上げていました。

「くじ引きやさん」のくじ引きと射的は、子どもたちに大人気! 行列が絶えることがありませんでした。
たくさん催しを回って空いたお腹にうれしいのが、フード類の販売。ハロウィンにちなんだ創作パンなどが並ぶパン屋や、おはぎや米粉のスコーン、スムージーも味わえる菓子工房のブース、揚げパンなどのキッチンカーもありました。

この日はかなやま幼稚園の園内が開放され、園庭などで遊ぶこともできました
園内には、Pontaカードのキャラクターのポンタが登場! 「URでPonta」(※)仕様でURのユニフォームをまとったポンタを見つけた子どもたちは、笑顔で駆け寄り握手をしたり、一緒に写真を撮ったりしていました。

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園内のホールでは、幼稚園の先生たちが得意なことを生かしてイベントを盛り上げようと結成したバンドによるライブが! 迫力ある演奏に、小さな子どもたちやパパ・ママが聞き入っていました。
バンドメンバーで、「かなやマルシェ」の担当者としてイベントづくりに尽力しているかなやま幼稚園の中原さんに、今回のイベントの感想をうかがいました。

かなやま幼稚園
中原さん

地域の方も参加しやすいマルシェの定期開催により、まずは来園して当園を知っていただき、交流で理解を深め、子どもや保護者が安心して通園できる地域の環境づくりを共に進めていくことを目指しています。
今回はURさんをはじめ多くの方にご協力・ご来場いただき、大変感謝しています。それを今後のイベントや活動につなげていきたいですね。

地域や地方都市からたくさんの出店が集まり、会場に笑顔があふれた「かなやマルシェ&金山団地マルシェ」。来場者からは、「出店数が多く活気があって良かった」、「珍しいものやかわいいものを買えて楽しい」、「いろいろな手作り体験を親子で楽しむことができた」、といった声が聞かれました。
団地と幼稚園、地域のみなさん、そして地方都市が、それぞれの魅力でつながりを楽しく深めることができたようでした。

記事のまとめ

団地内にある幼稚園とURが連携!「かなやマルシェ&金山団地マルシェ」

  • ・URでは、地方都市の特産品を団地のイベントで販売することで、団地に暮らす人と地方都市をつなぐ取り組み「URふるさと応援プロジェクト」を行っている。今回はURがまちづくりの手伝いをしている都市やゆかりのある地域の地元企業や団体が多数出店
  • ・「かなやマルシェ」では、園児や卒園児の保護者も出店。バラエティーに富んだハンドメイド品の販売や、先生たちによるバンド演奏も
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