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外気浴の進め方とは?赤ちゃんにとってのメリットや気を付けたいこと

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出産後、部屋の中で過ごすことが多いママと赤ちゃんですが、1カ月健診を目安にお出かけを始める方も多いのではないでしょうか。そんなときに知っておきたいのが外気浴。外気浴とは赤ちゃんを外の空気や光に触れさせることです。直射日光を浴びる日光浴と違い、晴れた日の過ごしやすい時間帯に、日差しに当たらずに行うもので、体や心の発達を促すといわれています。今回は進め方やメリット、注意点などを紹介します。

外気浴の進め方

外気の刺激でさまざまな発達を促す外気浴ですが、どのように進めるのが良いでしょうか? 進めやすい方法をステップに分けて解説します。

●外気浴を進めるポイント

Step1:室内で外気に触れる
生後3週間ごろから、最初は1~2分程度の短い時間を目安に始めると良いでしょう。窓を開けて部屋に風を入れ、少しずつ外の空気や風に慣れさせます。赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、徐々に時間を延ばしていくことがポイントです。
Step2:ベランダや庭に出て外気浴をする
生後1カ月になるころ、赤ちゃんが外の空気に慣れたら、ベランダや庭に出るようにしましょう。風のない過ごしやすい時間帯を選び、最初は5分程度から外気浴を始めると良いでしょう。
Step3:お散歩に出かけて外気浴をする
一般的に、1カ月健診が赤ちゃんにとって初めての外出の目安になります。1カ月健診を受けて赤ちゃんの体調に問題がなければ、外に出てお散歩できます。1日数分程度から始めて、少しずつ距離や時間を延ばすと良いでしょう。

赤ちゃんが外気浴をするメリット

外気浴には体と心の発達を促すさまざまなメリットがあります。体、心、生活リズムの三つの面からそれぞれ紹介します。

●体が強くなる

赤ちゃんが気温の変化や外の環境に慣れることで、赤ちゃんの体温調節機能が高まり、免疫力の向上や皮膚を丈夫にする効果が期待できます。また皮膚の中にある物質をビタミンDに変えるのを促し、ビタミンD欠乏症を予防しやすくなります。

●心の発達が促される

肌に触れる風や音、においなど外の環境は赤ちゃんにとって新鮮な体験です。五感を刺激されて興味や好奇心を抱き、心の発達につながります。意識的に「良いお天気だね」、「お外気持ちいいね」などと声を掛けることで、親子のコミュニケーションの機会にもなります。

●生活リズムが整う

外気浴によって日中に光や刺激を感じることで、夜に眠りやすくなり生活リズムも整いやすくなります。また、ママ・パパにとっても育児で忙しい時期、少し外の空気に触れるだけで、リフレッシュになります。過ごしやすい時間帯を選んでお散歩に出かけるようにしましょう。

赤ちゃんが外気浴をするときに気を付けたいこと

外気浴をするときはお出かけの準備をしっかりしつつ、無理のない範囲で進めていくことが大切です。ここではその際の注意点をまとめてみました。

●赤ちゃんに直射日光が当たらないように注意する

赤ちゃんの肌は敏感です。皮膚が薄くてダメージを受けやすい生後3カ月くらいまでは、長時間、紫外線に当たらないように工夫しましょう。例えば、ベビーカーの日よけや赤ちゃん用の帽子、おくるみ、バスタオルなどさまざまな方法で紫外線対策ができます。暑過ぎたり寒過ぎたりしないように温度の調整も心掛けましょう。

●赤ちゃんに直接風が当たらないように注意する

赤ちゃんは体温調節が未熟で皮膚も薄いため、直接強い風が当たらないようにすることが大切です。外出するときは、直射日光への対策と同様に風が当たらない状態にしましょう。季節によっては風の強い日もあるので、外出を控えてベランダや庭までにする、お休みにするなど柔軟に判断するようにしましょう。

●赤ちゃんの体調や機嫌を優先する

赤ちゃんの体調や機嫌を最優先で考えましょう。様子がいつもと違うように感じたら、無理をせずに控えるようにしましょう。

●赤ちゃんの水分補給を小まめにする

赤ちゃんの水分補給を忘れずに小まめにするようにしましょう。外出先によっては休憩して授乳しようと思ってもできないこともあります。授乳のタイミングに合わせて、お出かけ前と後にしっかり授乳できるスケジュールを立てましょう。

●人が多い場所や時間帯を避ける

人混みや車通りの多い場所は、赤ちゃんにとって騒音や目に入る刺激が多く、疲れてしまうことがあります。お出かけ先の場所や時間帯は工夫しましょう。

●急な出来事にも対応ができるように準備をしておく

赤ちゃんとのお出かけは予定通りにいかないことが多いため、臨機応変に対応できるように準備しておきましょう。大人も動きやすい服装にし、お出かけ用のバッグに赤ちゃんにとって必要なおむつやお着替え、哺乳瓶などをひと通り入れておくと安心です。

緑豊かな環境へ引っ越しをするならUR賃貸住宅がおすすめ

外気浴がしやすい緑のある住環境は、子育て中のママ・パパにうれしいもの。緑豊かな環境への引っ越しを考えているなら、UR賃貸住宅を検討してみるのも良いかもしれません。

●緑が豊かにある環境づくりを大切にしている

昭和30年の発足(UR都市機構の前身の日本住宅公団)以来、緑豊かな住環境を提供しているUR賃貸住宅。緑が身近にある暮らしは、住む人に安らぎを与えてストレスを軽減させるだけでなく、ヒートアイランド現象の緩和など都市環境の改善にも役に立つといわれています。

●環境に配慮した住まいづくりに取り組んでいる

UR賃貸住宅は環境に配慮するべき視点である「環境配慮方針」を定めています。環境配慮方針に基づいて、さまざまな取り組みを行っていて、例えば、植栽による緑地化、公園の整備、建物の屋上や壁面の緑化などを行っています。

●グリーンマネージャーによって植物が管理されている

UR賃貸住宅の敷地内の樹木や植栽は、グリーンマネージャーによって適切に管理しています。グリーンマネージャーとは植物の管理のために働く人のことで、グリーンマネージャーがいることで、敷地内の緑が美しい景観に保たれるだけでなく、薄暗がりや目線を遮るものがなくなり、防犯にも役立っています。敷地内の風通しも良くなるため、外気浴もしやすい環境が整っているといえるでしょう。

外気浴は赤ちゃんの発達を促しつつ、ママ・パパの気分転換にもなる

産後1カ月というと目まぐるしく毎日が過ぎる中で、赤ちゃん中心の生活がだんだん当たり前になってくるころ。生活が一変し、最も大変な時期の一つですね。このときにぜひ外気浴にトライしてみてください。赤ちゃんにとって良い影響があるだけでなく、ママ・パパにも良い気分転換になります。

外気浴は赤ちゃんを外の空気や光に触れさせることで、体と心の発達を促せる効果を期待できるもの。進め方のポイントはまず室内から始めて、短時間で少しずつ慣れさせること。外気浴をすることで、外の環境の刺激によって、体が強くなり、心の発達が促され、生活リズムが整いやすくなります。注意点は、直射日光や強い風に気を付けて、赤ちゃんの体調を優先して進めること。何かあったときに備えて、ママ・パパがしっかり準備をしておくのも大切です。

緑の多い環境は、外気浴しやすいだけでなく、ママ・パパにとってもリラックスしやすいもの。子育てのために引っ越しを検討中なら、緑豊かで子育て環境の整ったUR賃貸住宅を候補に入れるのも一つです。

外気浴は簡単にできて、みんなにとって良い刺激になります。今しかできない赤ちゃんとのお散歩の時間を楽しみましょう。

監修/高祖 常子

記事のまとめ

外気浴は簡単でメリットが多いので、しっかり準備して親も楽しもう

  • ・外気浴とは外の空気や光に触れさせること
  • ・短時間で室内から始め、ベランダや庭、お散歩と徐々に進めていく
  • ・メリットは体が強くなり、心の発達が促され、生活リズムが整いやすくなること
  • ・注意点は直射日光や強い風に気を付けること、赤ちゃんの体調を優先して進めること
  • ・外気浴をしやすい緑豊かな環境なら、UR賃貸住宅を候補に入れると良い

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